フレドリック・ブラウンのレビュー一覧

  • 真っ白な嘘

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    タイトルに惹かれて読んだけど、表題の作品は思ったよりライトな展開だった。ただ、嘘の持つ黒いイメージを真逆の白にかけていて秀逸なタイトル。「叫べ、沈黙よ」「むきにくい小さな林檎」「危ないやつら」のほうがより強い印象が残った。

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    2021年05月09日
  • 真っ白な嘘

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    本屋で平積みされてて、なんで今さらフレドリック・ブラウン?!と思ったら新訳だった。懐かしさとあと刊行中のSF短編全集を買うかどうか迷い中ということもあって購入。SFは読んでたけどミステリはほとんど読んでなかったんで何か新鮮。いづれも意外なオチが決め手で、テイストはガジェットや宇宙人が出てこないだけでSFの短編と印象は変わらない、あぁ、フレドリック・ブラウンだなという感じ。収録作の中では巻末の「後ろを見るな」がやはり仕掛けとして秀逸。
    SF短編全集がますます欲しくなってきた。

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    2021年04月26日
  • フレドリック・ブラウンSF短編全集2 すべての善きベムが

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    巨匠フレドリック・ブラウンの短編全集、第2巻(全4巻刊行予定)。

    第1巻に引き続き、珠玉の短編SF小説が堪能できる。そして本巻には、私の最も好きなブラウン作品『さあ、きちがいになりなさい』が収録されている。作品を覆うサスペンスと、背筋をゾッとさせられつつも、思わず「なるほど」と唸ってしまう結末。そして何よりも、タイトルとなっている台詞が出てくる瞬間が最高に刺激的!(掲載誌が『ウィアード・テールズ』というのも納得。)

    その他の収録作品も秀逸なものばかりで、まさに「アイデアの宝石箱」。読み易い文体の短編ばかりなので、ちょっとした時間に気軽にSFを堪能できる一冊。

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    2021年02月11日
  • 真っ白な嘘

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    ネタバレ

    ――

     星の数だけひとが居て、
     星の数だけ物語がある。




     1頁開いて、これから待ち受けているであろうとんでもないボリュームに胸が踊った。文庫ってやっぱ8.5ポイントくらいがいちばん読みやすいよねーと思っているんだけれど、そのうち読み難くなるのかな…やだな…
     にしても18編も詰め込まれているとは。
     美味しいものばかり並んでall you can eat. 但しデザートに、これだけは必ず最後に食べていってね、という絶品スイーツが待ち構えていて。お腹空いてるのか?
     しかし美味しいなぁ、とぱくぱく食べていると、一貫して含まれている鋭い毒がいつの間にか身体中に回っていて、知らず識らず世

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    2021年02月03日
  • フレドリック・ブラウンSF短編全集1 星ねずみ

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    SF短(中)編の名手フレドリック・ブラウンの短編全集、第1巻(全4巻刊行予定)。

    フレドリック・ブラウンの珠玉のSF短編小説を年代順に網羅できる素晴らしい全集。ミステリー、サスペンス、ロマン(...etc)と、様々なジャンルの物語が詰まっており、まさに「アイデアと語りの奔流」(本書帯のキャッチコピーより)。「何か気軽に読めるSF」と聞かれたら、安心しておすすめできるのがフレドリック・ブラウン。あと、星新一。短い読書時間で、質の高い物語に気軽に触れられる。なんとも贅沢。

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    2020年12月12日
  • フレドリック・ブラウンSF短編全集1 星ねずみ

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    フレドリック・ブラウンSF短編全集の第1巻
    「最後の決戦(ハルマゲドン)」Armageddon
    「いまだ終末(おわり)にあらず」Not Yet the End
    「エタオイン・シュルドゥル」Etaoin Shrdlu
    「星ねずみ」Star Mouse
    「最後の恐竜」Runaround
    「新入り」The New One
    「天使ミミズ」The Angelic Angleworm
    「帽子の手品」The Hat Trick
    「ギーゼンスタック一家」The Geezenstacks
    「白昼の悪夢」Daymare
    「パラドックスと恐竜」Paradox Lost
    「イヤリングの神」And the Gods L

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    2020年11月05日
  • アンブローズ蒐集家

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    地道な捜査っぷりが新鮮で、当時のアメリカの感じが良いです。ちゃんと電話番号教えてくれて、2回目にきた調査にもこたえてくれて、いい時代だよなぁ、と思うのです。
    なんかアパートに大家さんがいて、常時人のではいりがあって、電話取り次いでくれるのとかも、面白そうだなぁ、と郷愁の念が。

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    2015年11月10日
  • フレドリック・ブラウンSF短編全集1 未来世界から来た男

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    ショートショートなので落ちを予測しながら読む
    結構性的なネタもあり 昨今の行儀良く清廉を求める世界は
    創作の幅を狭めているのではないかと

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    2026年06月21日
  • フレドリック・ブラウンSF短編全集1 未来世界から来た男

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    星新一に影響を与えたブラウンの短編集。
    表題の作品は黒人差別に対する社会問題を扱っていて中々良いが個人的には「存在の檻」がSF感あって好き。

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    2026年06月21日
  • フレドリック・ブラウンSF短編全集1 未来世界から来た男

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    フレドリック・ブラウン(1906–1972)は、星新一(1926–1997)が師と仰ぐアメリカのSF・ミステリ作家。
    ずっと気にはなっていたのだが、今年になって新訳文庫化されたのを機に読んでみることにした。

    この新訳の文庫は、3か月毎に全5巻まで出版する予定みたい。
    5月9日に第2巻が発売されている。

    星新一と同様にオチを楽しむ作品集(のはず)なのだが、日米の文化の違いなのかピンと来ないものが多かった。

    わざわざ改版しているのに、文字サイズが小さいままで私にとっては読みにくかった。
    文字サイズだけの問題で、読む気がそがれてしまう。
    フレドリック・ブラウンの作風が分かったので良しとする。

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    2026年05月31日
  • 死の10パーセント フレドリック・ブラウン短編傑作選

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    いろんなタイプの作品が凝縮されている短編集でした。初見の作家さんだったけれどなかなか良かった。探偵シリーズみたいな2作品と表題作が結構好み。

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    2026年05月13日
  • フレドリック・ブラウンSF短編全集1 未来世界から来た男

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    あっと結末に気づいてからも先が気になり、そのとおりに終わったとしても、やっぱりと思わずに楽しめるようなショートショートのお手本のような一冊だった。
    書名にSFとあるからか、「報復の艦隊」が一番素直に気に入った。

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    2026年04月08日
  • フレドリック・ブラウンSF短編全集4 最初のタイムマシン

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     1巻~4巻まで全巻読み終えたという達成感がまず出てきました。全110話くらいのSF短編を4冊に分けて今回読んだんですけど、この4巻目の中で「ジ・エンド」ていう短い話が面白かったです。時間が逆戻りしてから、文章も漢文のようにレ点をつけながら読んでました。
     また今回はタイムマシンや時間旅行の短編が多かったように思います。

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    2026年02月03日
  • 真っ白な嘘

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    随分前にサンリオSF文庫『フレドリック•ブラウン傑作集』を読んだ覚えがあるのだが、内容は完全に頭から消え去っていた。しかし文字を追っている間に思い出すこともままあるので、久々に読んで思い出にでも浸ろうと考え、手にとってみた。悲しいことに、なんの記憶も蘇ってこなかった。しばらく読んでから思い出すことは諦め、初めて読む作家として本書に向き合おうと決めた。

    さらりと全ての話に目を通した感触は悪くなかった。多くの作家から愛されてきただけのことはある。本書はさながら魅力的な原石がたくさん詰められた宝石箱のようで、特異な光を放つ短編のどれひとつをとっても退屈させられることはなかった。はずれの入っていない

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    2025年12月10日
  • 真っ白な嘘

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    ネタバレ

    短編集。

    「後ろを見るな」をどこかの紹介でみかけて気になって読んでみた。

    全体的に不穏な空気雰囲気。どんでん返し。想像が膨らむ系。

    「危ないやつら」は普通に笑った。皆覚悟足りてる。

    短編集だからさくっと読めるのは良かった。
    でもやっぱり少し物足りなさはあるかも。

    裏面の最後にお読みくださいの丁寧な注意書きが読み終わってから見るとなんとも言えない。
    暫く背後に気を付けよ。

    解説も諦めましょう、で突き放してきて泣く。笑

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    2025年11月12日
  • 死の10パーセント フレドリック・ブラウン短編傑作選

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    最近にわかにはまっているフレドリックブラウンの短編集。
    各短編をコースになぞらえ、オードブルから始まり食後のコーヒーで締めるフレドリックブラウンのフルコースが味わえるという美味しい1冊でした。

    以下お気に入り作品。
    「殺意のジャズソング」
    友人と中古車販売業を営む主人公。ある日友人が何者かに暴行される事件が起こり、犯人の目星がつかないまま、今度は昔の音楽仲間の一人が殺される。
    最後のオチが予想外だった。信頼できない語り手。

    「死の10パーセント」
    俳優崩れの主人公がとあるきっかけで出会った男にマネジメントされトントン拍子にスターへの階段を上っていく。男との約束は、すべての10%を取り分とし

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    2025年09月21日
  • フレドリック・ブラウンSF短編全集1 星ねずみ

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    書かれた時代が古いせいか、私の理解力が足りないのか、ほぼ「落ち」がわからなかった。

    繰り返し意味がわからない短編を読み続けるのはちょっと苦痛だった。ただ、「最後の決戦」は非常に面白かった。

    ・最後の決戦(ハルマゲドン)
    ・いまだ終末(おわり)にあらず
    ・エタオイン・シュルデュル
    ・星ねずみ
    ・最後の恐竜
    ・新入り
    ・天使ミミズ
    ・帽子の手品
    ・ギーゼンスタック一家
    ・白昼の悪夢
    ・パラドックスと恐竜
    ・イヤリングの神

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    2025年08月03日
  • 死の10パーセント フレドリック・ブラウン短編傑作選

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    ネタバレ

    正直自分にはあまり合わなかった。オチがあんまり理解できない作品がちらほらあったのと、少し読みにくかった。この短編の中ではタイトルになっている死の10パーセントが1番好きだった

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    2024年11月15日
  • 死の10パーセント フレドリック・ブラウン短編傑作選

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    分かりやすい面白さではなく、後からじわじわ来るような面白さが癖になる短編集だった。
    ミステリー、SF、奇妙な味…
    この何とも言えない読み味が良い。
    徐々に這い上がってくる恐怖が味わえる表題作はお見事。
    この不穏さがたまらない。
    『5セントのお月さま』の起承転結はかなり好き。

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    2024年01月10日
  • 死の10パーセント フレドリック・ブラウン短編傑作選

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    ・フレドリック・ブラウン「死の10パーセント」(創元推 理文庫)を読んだ。私はフレド リック・ブラウンをほとんど知らない。どちらかと言ふとSF 作家だと思つてゐた。さうではあるがミステリー作家でもあつ た。「フレッドは“二面を持つ作家”で、SF作家としてもミステリー作家としても同じくら いよく知られていた。」(ウィ リアム・F・ノーラン「序文ーフレッド・ブラウンを思い起こして」13頁)ここではミステリー作家としてのブラウンである。本書では「序文」以外はフルコース仕立てになつてをり、 最初のオードブルから始まつて最後のコーヒーまで13編所収、うち3編は初訳で、それらはいづれも第二次世界大戦前の若

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    2023年11月04日