小澤身和子のレビュー一覧

  • ベル・ジャー

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    ネタバレ

    書くことで選ばれたのに書けず、恋人へも不信感がつのり友人とも距離を感じ、勉強にもついていけなくなり、という負のスパイラル。お決まりの自殺未遂に精神病院へのコース。読んでいて辛くなるような内面の吐露。この閉塞感がこちらにも伝わってくる。読んでいて嫌な気持ちになるのはそればかりではなく、主人公が他人に対しての容赦ない蔑視が堪らなかった。

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    2024年12月16日
  • ベル・ジャー

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    文章が読みやすく、1行読めばスッと小説の世界に戻っていける気持ちいい本だった。でもやっぱり青春小説の枠は出ていないかな? 大人向けとは言えないかなという印象。でもそれが心地よかった。

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    2024年11月21日
  • ベル・ジャー

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    翻訳者さんもいらした読書会に参加しました。
    皆様ありがとうございました。

    ===
    ファッション誌の小説コンクールで優秀賞を得た女子大生のエスターは、雑誌社のインターンとしてNYに滞在していた。雑誌社の用意した女性専用ホテルには他に11人の女性たちがいて、研修やパーティが行われる。ここで認められればNYで執筆しながら華々しく暮らせるだろう。
    しかしエスターの心は晴れない。
    女性ホテルにいる他の女性は都会育ちで華やかなパーティにも慣れている。エスターは田舎町の出身で父親もいない。デートした男性はいるけれどそれ以上の関係を持つことはない。
    彼女たちに馴染みづらい。なかでも賑やかなドリーンとは一緒に

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    2024年09月27日
  • ベル・ジャー

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    イチジクの木の枝のように拡がるたくさんの未来の可能性が枯れていくのは、自身の努力不足か現実か。

    少しずつ真っ白な死に惹かれていくのは彼女だけではないでしょう。〝性〟は〝生〟かもしれないが、そこにノルウェイの森のような空気はない。

    題名の「ベルジャー」とは釣鐘形の実験用のガラス容器で、真空を作り出す実験に使用するものらしい。彼女の容器はいつかまた何かで満たされることを願う一方、著者がその後、自死を遂げていることが脳裏をよぎる。

    人は何度、自分の手首が脈打っているのを視ることだろう。

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    2024年09月10日
  • ベル・ジャー

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    ネタバレ

    感想
    すべて受け入れると言ってくれた人。包んでくれたはずの人。あの人たちはもういない。だけどせめて感謝だけは忘れずに。前を見て。

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    2024年07月29日
  • クイーンズ・ギャンビット(新潮文庫)

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    面白かった!
    アルコールに溺れていくところの描写がリアルで苦しくなった・・著者の経験をもとにしてたからか・・自分はまだ大丈夫かな・・でも飲み過ぎないようにしないと身を滅ぼすのだ。(戒め)

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    2024年03月12日
  • クイーンズ・ギャンビット(新潮文庫)

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    孤児の少女がチェスの実力を身につけて世界で活躍していく姿に痺れた。

    男性優位、孤児院の窮屈な生活、貧困な母子家庭、依存症、外見へのコンプレックスなどの逆境に負けず成功していく主人公の姿に魅了された。

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    2022年02月25日
  • クイーンズ・ギャンビット(新潮文庫)

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    久々にドはまりしたドラマの原作をやっと読んだ。
    文体はさっぱりしていて、飾気や情感はほぼなく、すごく丁寧に書いた脚本みたいな印象で、ドラマにしやすかったのではないかと思った。かなり原作に忠実に作られていたことがわかった。
    無口な主人公ベスの心情が文字化されてあり、そこはやはり小説の醍醐味だなと思う。
    ベスが初対面で嫌いになったり心の中で悪態つく人多くて笑う。特にドラマでは気がつかなかったけど、自分より年下のチェスプレーヤーのジレフに対してあんなに心の中で辛辣に貶しているとは、小説を読まないとわからなかった笑。
    チェスがメインの話ではあるけど、チェスを通じて孤児で孤独だったベスが人間関係を展開し

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    2022年01月28日
  • クイーンズ・ギャンビット(新潮文庫)

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    チェスの知識はほとんどありませんがチェスのシーンはしびれました。脳内の盤上で繰り広げられる最善手への旅に引き込まれました。マルドゥック・スクランブルのカジノのシーンが想起されました。

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    2021年11月05日
  • クイーンズ・ギャンビット(新潮文庫)

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    非常に面白かった。ちなみに私はチェスは全く知らない。冒頭のチェスの説明を見て、これは失敗したかと思ったが、本の面白さには全く関係なかった。本当に面白い話で、オススメ。また、この話が書かれたのが30年ぐらい前であること、作者がハスラーを書いた人であることなど、読み終わってから知った。普通の人が、このレベルのチェスを書けるのは驚異。

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    2021年09月17日
  • ナルニア国物語3 夜明けのぼうけん号の航海(新潮文庫)

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    なつかしい。
    7つの島を旅する話。一つ一つの島で話しが完結するのが読みやすい。
    一度読み始めて、引き込まれるとぐっと読み進められた。
    解説良い。

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    2026年05月31日
  • ナルニア国物語4 銀のいすと地底の国(新潮文庫)

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    ワクワクしながら読み進められた
    子供たちが失敗しながらも最後には目的を達成するのはいつものパターンだけどこの世界観が好きだ
    結末が物足りないというか予想通りで少し残念だった

    このシリーズに出てくるナルニア国の話す動物、今回はヌマヒョロリン族のドロナゲキ
    マイナス思考で話す言葉に最初はイライラ
    話が進むにつれて頼りになる一面も
    特にラストは彼のおかげでみんなが救われることになる
    1話に出てきたタムナスさんやビーバーの夫婦,ネズミのリーピチープなどサブキャラではあるけれど、なくてはならない存在で愛すべき登場人物だと思う

    もう映画化はしないのかなあ

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    2025年12月25日
  • ベル・ジャー

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    わたしは、わたしは、わたしは。なんだってできる気がしたのに、自然はいつも壮大で美しいのに。現実は嘘みたいに頭のおかしな醜い人ばかりで、自分もその一人なんて決して認めたくない

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    2025年12月19日
  • ナルニア国物語6 魔術師のおい(新潮文庫)

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    ここにきてナルニア国創成物語。ルーシーたち4兄弟がナルニアに来るずっとまえ、ディゴリーとポリーは魔術師の叔父によって異世界に飛ばされてしまう。そこで出会った滅びの女王に付き纏われ、異世界を転々と飛び回る。暗闇の世界で出会ったアスランが、ナルニア国を創り、動物たちが喋るようになる瞬間を目撃する。

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    2025年08月15日
  • ナルニア国物語5 馬と少年(新潮文庫)

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    ルーシーら4兄弟の治世であるナルニア黄金時代。周辺国のカロールメン国の奴隷シャスタが主人公。実はナルニア出身の喋る馬ブリーとの逃亡劇。旅の途中で出会った少女アラヴィスと雌馬フインとともに戦う。

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    2025年08月15日
  • ナルニア国物語4 銀のいすと地底の国(新潮文庫)

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    今回ナルニアに来たのは、3巻で初登場したいとこのユースティス。そして彼の同級生のジル。3巻からナルニアでは数十年経っているため、前回一緒に冒険したカスピアン王子は老王になっていた。今回はカスピアンの息子、リリアン王子を探すため地下世界を冒険。新たな仲間ドロナゲキ(スナフキンみたいな見た目)がいい味を出していた。

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    2025年08月15日
  • ナルニア国物語2 カスピアン王子と魔法の角笛(新潮文庫)

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    1巻から現実では1年、ナルニア国では100年以上経った後の物語。電車を待っている兄妹4人は突然ナルニア国に連れ戻される。そこは荒廃した土地。外からやってきたカスピアン一族が統治する。話せる獣たちは姿を消し、その存在は迷信になりつつある。その中において純粋な心を持つカスピアン王子は叔父から命を狙われ城から逃亡。ひっそりと生き延びてきた獣たちと王子たちは一致団結し叔父一軍と戦う。
    1巻より楽しめる構成だった。

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    2025年08月15日
  • ナルニア国物語1 ライオンと魔女(新潮文庫)

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    定期的にファンタジーを摂取したくなる。
    超有名だけどあらすじも映画も見ていない。新訳が出たので全巻が発売されるのを待ち、前情報0の状態で一気読み。

    4人兄妹が衣装箪笥から異国に入り込み、言葉を話す動物や架空の生き物たちとともに、悪者の白い魔女を倒す物語。
    ハリー・ポッターや守り人シリーズにも影響を与えたとだけあって、王道の古き良き冒険物語だった。
    ハリポタや守り人を読みなれている人にとっては少々物足りない気もした。

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    2025年08月15日
  • ナルニア国物語4 銀のいすと地底の国(新潮文庫)

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    ユースティスとジルは、リリアン王子を囚われている地底の国からナルニアに連れ帰るために、アスランに呼ばれた。
    しかし、ユースティスとジルは、アスランから聞いた「四つの道しるべ」を見失いがちな所は、二人の冒険の困難と成長を象徴しているようだ。

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    2025年07月13日
  • ナルニア国物語6 魔術師のおい(新潮文庫)

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    ナルニア国シリーズ第6巻。

    完全に忘れていたが、アンドリュー叔父さんがすごく嫌な人間で驚いた。ジェイディスと同じ種類の人間やないか。

    第1巻『ライオンと魔女へ』と続くエピソードはシリーズ作品を読み進めてきた読者としては嬉しい。そして最終巻のことを考えると悲しくなってきた。頑張って次の巻を読みます。

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    2025年07月03日