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孤児院で育った少女ベス。用務員にチェスを習い天賦の才を開花させた彼女は、やがてウィートリー夫人に引き取られ、各地の大会で強豪プレイヤーを相手に次々優勝、男性優位のチェス界で頭角を現す。孤児院で与えられた安定剤と、アルコールへの依存とも闘いながら、ベスはついにソ連の大会で最強の敵ボルゴフに挑む――。世界的な大ヒットドラマの原作となった、天才少女の孤高の挑戦を描く長編。
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Posted by ブクログ
久々にドはまりしたドラマの原作をやっと読んだ。
文体はさっぱりしていて、飾気や情感はほぼなく、すごく丁寧に書いた脚本みたいな印象で、ドラマにしやすかったのではないかと思った。かなり原作に忠実に作られていたことがわかった。
無口な主人公ベスの心情が文字化されてあり、そこはやはり小説の醍醐味だなと思う。
ベスが初対面で嫌いになったり心の中で悪態つく人多くて笑う。特にドラマでは気がつかなかったけど、自分より年下のチェスプレーヤーのジレフに対してあんなに心の中で辛辣に貶しているとは、小説を読まないとわからなかった笑。
チェスがメインの話ではあるけど、チェスを通じて孤児で孤独だったベスが人間関係を展開していくところが一番の見所だと個人的に思う。
好きなのはウィートリー夫人との関係性。単なる義母と養子の間柄だけでなく、ブロマンスの対義語のロマンシスを感じた。もちろんジョリーンやシャイベルさんとの関係も好き。
チェスの部分は全然理解できないので、プレー中の心情だけ目を通してたけど、理解できたらより面白く読めるんだろうな。
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