小澤身和子のレビュー一覧

  • ベル・ジャー

    Posted by ブクログ

    言葉が詩的で綺麗で、特にスキー場の表現がお気に入り。表現があまりにもリアルで、何度か手に力が入らないくらい怖くなる時があった。
    序盤NYの部分は、友達の容姿、お洋服の質感からレストランのテーブルに置かれたネームカード、身に纏っている香水の匂いまで、とても綺麗に描写されていて読んでいて凄く好きだった。
    NYでの熱い湯船についての話も、自分が言語化できなかった感覚が綺麗に言語化されていて、読んでいてsatisfyingだった、嬉しかった。
    figtreeの部分も、she explains so well like 読むのが苦しかったくらい。訳者のあとがきでの言及も良かった。
    白人主義、精神病外国人

    0
    2024年10月05日
  • ベル・ジャー

    Posted by ブクログ

    読んだ後に、わ、この感じなんだっけ、あ、サリンジャーかと思ったら訳者あとがきにライ麦畑の話があって、ああ、ってなった。

    0
    2024年09月02日
  • クイーンズ・ギャンビット(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    9歳のベスは孤児院で用務員のおじさんにチェスを教わるとずば抜けた才能を発揮して瞬く間に全米チャンピオンに。誰もが驚く活躍の裏で、勝利へのプレッシャーから薬物やアルコール依存に苦しむ等身大の主人公が描かれる。時に現実から逃げそうになりながらもその才能だけを頼りに強気に勝負の世界へ臨んでいくベス。時に弱々しく、時に頼もしいそのキャラクターがそのままこの作品の魅力となっている。

    0
    2023年09月11日
  • クイーンズ・ギャンビット(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    アニャのドラマから流れてきたミーハーです。

    けどこのドラマがきっかけでチェスを覚えて、どっぷりハマって、暇な時間は脳死でチェスのアプリをするようになりました。

    0
    2022年11月11日
  • クイーンズ・ギャンビット(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2021年に発売された本書であるが、年をまたいで読み始めることに。あっという間に読み終えてしまった。読み始めから「面白い作品に出合えたかも…」という期待を持たせたが、その予感は的中した。私個人としてはかなりハマって読めた。主人公のベスが非常に魅力的に映る(表紙のドラマ版の役者さんの印象もあるかもしれないが)。

    単にチェスで無双しまくるかと思いきや、年齢が上がってくるにつけ、神童も人間関係やお酒におぼれて挫折を味わったりするさまを淡々とテンポよく描いていく。「淡々と」と書くとどうしても「あっさり」として物語に浸れないのかというとそうではなく、どうしてそうなるのかベスの心のうちがしっかりと描いて

    0
    2022年03月11日
  • クイーンズ・ギャンビット(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    不遇の少女が、チェスと出会い、男性優位のチェス界で対戦相手を続々と凪倒し、ソ連のチャンピオンと死闘の末に勝利する娯楽大作だ。いや、むちゃくちゃ面白かった。

    0
    2021年10月25日
  • クイーンズ・ギャンビット(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    盤上で繰り広げられる凄まじい心理戦。息が詰まるくらいのチェスの描写には最高に惹きつけられる。男性が圧倒的に多い世界で、問題を抱えながらも勝ち上がっていく姿もカッコいい。原作から37年越しの邦訳だが、とても面白かったのでよくぞ邦訳してくれたと感謝しかない。

    0
    2021年08月15日
  • ナルニア国物語1 ライオンと魔女(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    衣装ダンスの中のその先にあるのは別の世界ナルニア国。ナルニア国の住人とライオンのアスランの出会いと四人兄弟の冒険、美しくも恐ろしい白い魔女との戦い。ドキドキとワクワクする物語が楽しめました。

    0
    2026年05月15日
  • ベル・ジャー

    Posted by ブクログ

    エスターは今の時代ならもう少し自由に、性別的役割を押し付けられる事もなく生きられただろう。
    I am の後に続く自分を表す言葉が無く苦しむのは現代人でも共感できて、普遍的な悩みなのかもしれない。

    0
    2026年04月04日
  • ナルニア国物語4 銀のいすと地底の国(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    シリーズ初の、血縁者ではない女の子と男の子の話なので、楽しみでした。でも二人とも性格があんまりよくなくて、さらに同行者のドロナゲキもちょっと面倒くさい性格で、大変な旅でしたが、すごく面白かったです。三人に拍手!素直でまっすぐで正義感の強い主人公よりもこういう感じの子たちのほうが好きかも。

    0
    2026年01月18日
  • ベル・ジャー

    Posted by ブクログ

    作品紹介の「川上未映子さん、大絶賛‼︎」
    …ただそれだけのきっかけで読み始めたので、この世界に入り込むまでは読み進めるのが辛かったが、次第に、「もっと、もっと!もっと‼︎」となりたい自分に近づくためにひたむきに生きる彼女の姿が、愛おしくなっていった。

    これは作者の自伝的小説である。結局のところ彼女は、この作品の刊行後1ヶ月もたたないうちに、オーブンに頭を入れてガス中毒で亡くなってしまったという衝撃的な事実とともに、生涯忘れられない一冊になると思う。

    0
    2026年01月10日
  • クイーンズ・ギャンビット(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    孤児院でチェスを身につけ、チェスで台頭していくところが印象的。彼女は清廉ではない。能力と勉強熱心な姿勢のみで突き進む姿がたくましい。さまざまなこともただ体験する、というだけのクールさ、アルコールや薬物に頼る姿にもリアルさがある。ラストの戦いの前、孤独に押しつぶされそうになったところで救いの手が差し伸べられる、しかし自分だけの力で勝ち切るのは見事だった。表紙にもなっているアニャテイラージョイの強い眼差しはベスそのものだと思った。

    0
    2025年10月05日
  • ナルニア国物語2 カスピアン王子と魔法の角笛(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    子どもの頃以来の再読。ああ、ルーシーが、エドマンドが、ピーターがスーザンが、あの頃のまま生きて動いている!
    大人になりあらためて読むと、ナルニアのさまざまな民や、美しくも不思議な情景の描写が、鮮やかで巧みでため息をつきたくなる。この前に「ライオンと魔女」も読んだけれど、こちらの方が上記の意味で好きだと思った。
    そして、ところどころに現れる作者の戦争への視線。ルーシーにしかアスランの姿が見えず進むべき道を間違えるところ、またルーシーの言葉が印象に残った。

    0
    2025年09月29日
  • ナルニア国物語7 さいごの戦い(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    アスランが? そんなこと言うの?

    アスランが言うなら 間違いない

    私の前にいるのは? 本当のアスラン?

    あいつが言うなら 間違いない

    何を信じるのか 何を疑うのか
    まずは自分を信じてみよう
    目の前の人にすべての事を任せないほうが良さそうだ

    それにしてもアスランの世界はまだまだ奥がありそうでワクワクする

    0
    2025年08月28日
  • ナルニア国物語7 さいごの戦い(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    シリーズ最終巻!

    大好きな『馬と少年』を含めナルニア国シリーズは岩波版を繰り返し読んでいたが、最終巻だけは全然好きになれずたぶん1回しか読んでいない。何度も出てくるロバとサルの名前(瀬田訳ではトマドイとヨコシマ)に気が滅入ってしまったのと、ハッピーエンドのように描かれている物語の結末に当時の私は納得できなかったためである。この新潮版小澤訳で久しぶりに物語に触れて幼少期とはまた違った気持ちを抱いた。

    想像していたより息苦しくない。上記でも触れたが、ロバとサルの名前の効果が個人的に大きいと思った。他翻訳版はどうなってるのだろうか。読み進めるしんどさが減ったので物語の内容に集中できてさらに楽しめ

    0
    2025年08月18日
  • ナルニア国物語7 さいごの戦い(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    偽のアスラン出現によって惑わされる動物たち。なんだか現実世界にも似たような出来事があるような…。ナルニア国さいごの王ティリアンは強い祈りのすえ、ユースティスやジルをナルニアに呼び込む。滅びの危機に晒されたナルニア国はどうなるのか。アスランがナルニア国を戸締りするシーン、最後、今までのメンバーが総結集するシーンは懐かしみを感じる。
    が、予想通りというか、ちょっと悲しみもある。
    色々な作品に影響を与えたよきファンタジーでした。
    願わくは、ナルニア国物語をハリポタより先に、守り人シリーズより先に読んでいたかった。

    0
    2025年08月15日
  • ナルニア国物語3 夜明けのぼうけん号の航海(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    2巻から現実では1年後、ナルニア国では3年後の物語。何年経ったかは比例していないのね(2巻では1年で100年以上経っている)。
    いとこの家に預けられた下の2人といとこは絵画に吸い込まれナルニア国へ。海に放り出された三人を救ったのは航海中のカスピアン王子だった。再会した一行は不思議な島々を巡りながら世界の果てに向かう。上の二人がいない寂しさなんて感じさせないくらい、登場人物たちが活躍していた。
    リーピチープ…。

    0
    2025年08月15日
  • ベル・ジャー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    優秀な奨学生エスター・グリーンウッドは雑誌社のインターンに選ばれ、マンハッタンにやってきた。しかし社会の厳しさや不条理に触れ、純潔に見えたボーイフレンドは実はそうではなくてモヤつき、ライティングコースにも選ばれなくて将来の設計図がぐらつき、自殺を図って精神病院に入れられる。後半は精神病患者の目から見た周囲の人々や病院の様子が、『赤い花』とかそういう作品と重なった。優秀な女子学生の挫折と、死にたくても死にきれない気だるさと、将来への不安と絶望感を感じた。
    訳者あとがきに、この作品の舞台である1953年アメリカは、ソ連のスパイとされた民間人が電気椅子で処刑されることがセンセーショナルに報じられた時

    0
    2025年07月28日
  • ベル・ジャー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1960年代に書かれ、すでに一度邦訳されているアメリカの小説。昨年(2024年)、この新訳が出版され話題になっていた。
    1950〜60年頃のアメリカ文学には、時代を超えて読まれてきた有名な作品も多いが、個人的には少し苦手意識がある。それは、社会に適応しきれない若者の肥大した自己意識を、どこまでも一人称の自分語りで書き連ねていくようなタイプ。この小説もまさにそんな作品だった。文中(原文)に出てくる「I am, I am, I am...」という象徴的な一節は、この訳書を第一弾とする海外文学シリーズのシリーズ名にもなっている。

    社会の入り口に立って精神のバランスを崩してしまった女子大学生が主人公

    0
    2025年07月24日
  • ナルニア国物語6 魔術師のおい(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ナルニアの始まりの時の物語
    6巻にして創成神話!
    連作で1~ずっと出てから0が出たシリーズと似てる?
    謎解きしてるみたい
    「それはね、こんな理由が有ったのさ」てな感じ
    わくわくしながら読んだの、楽しかった ♡♡

    0
    2025年07月11日