高野洋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
原渓人 ゴメンね…でもこの一瞬を逃したくなかったんだ だって人はいつ死ぬかわかんないじゃん 全てのしがらみから逃れるように鬱積したエネルギーを山にぶつけていた…初登攀がニュースで流れる時代だった…山では誰もが英雄になれるチャンスがあったんだ 谷川岳 厳冬期の滝沢第三スラブ 深い谷底の万年雪の中 グレード5・13 ニーバーで支えやがった!!! オンサイト上に行きたいなら限界を決めるな ハングを登れたお前は新しいお前なんだ 今まで何があったかなんて問題じゃない…これからどう生きていくのかが問題なんだ 何かをやらずにはいられない…‼︎ 何でもいいから始めないと爆発しそうだ…‼︎ 物欲の塊 ビルの窓拭き フランスにあるセユーズっていう岩場に行くんだ 秩父 双子山 気持ちいい…空に溶けちまいそうだ… 癒しのページ ビンゴ♡ フリーソロ カミカゼアタックか? ハンドジャム決めやがった!!! クラックを辿って 持ち上げるか叩き落とすか… 男が一度ウズいちまったら最後までいくしかねえんだよ どこまでも高くどこまでも遠く 世間ってのは優等生なんか望んじゃいねえモンスターが見てえのさ 八ヶ岳の主峰あかだけ赤岳標高2899m 雪山はいいぞー下界の汚たねー事やな事全部真っ白に洗い流してくれるんだ 誹謗中傷 大学の推薦取り消し 双璧を成す 平山ユージ 地球上には無限の岩がばあるから、クライミングは飽きない‼︎ 懸垂 場所を変えれば風景も変わる ヨセミテ ディープウォーターソロ 発想の転換 そのドキドキしたところを超えたところに、昨日の自分よりも今日の自分はいいなみたいな、少し洗われた瞬間を感じてほしいんです。 その年代での目標とか切り口とか味わい方が生まれるじゃないかと思ってます。本当に面白い世界に出会ったんですよ。 平山裕示1969年・東京生まれ ピッケル(独語)=アックス(英語)
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Posted by ブクログ
凄い。主人公が事件を経て高校生から社会人になるのと同時に
作品自体も一気に化けたなあという印象です。
ド迫力且つ緻密な画力と勢いはそのままに、最初と比べて
意外な展開、社会的な柵との闘争、心象を暗喩する描写など
一気に冷厳な話になってきました。扱われるギミックも黒い物へ。
台詞やモノローグでなく、絵でここまで感情が叩き付けられているのは凄い。
大いなるトラジディと比類なき荘厳な美しさ、その真逆の事象が
矛盾する事無く成立している様態がまさに山という名の孤高の境地。
心象では「孤高」よりも「孤独」が強く描かれている印象ですが、
テーマにどんどん斬り込んで来て、痛みすら感じます。
孤高に達する事は決してハッピーエンドとは言い切れないとしても。
作者コメントにもその辺に対する静かな熱さが現れてますね。
そして、K2東壁という最大目標が掲げられている事で
色々な要素がありながらも、ブレずに話を追っていけます。
今の所、間違いなく傑作。