佐藤智恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ・失敗と共にあれ(by兄貴)
・ハーバード:合格基準は失敗から学べる人。失敗からは多くを効率よく学べる。
・スタンフォード:合格基準は変革をもたらせる人。コンフォートゾーンを抜け出し挑戦せよ。再起できる失敗(最大限の努力をした結果の失敗。投資家や周りの人にたいして、最大限の誠実さを尽くした結果の失敗)→必要なのは「誠実な説明」取り戻すのは「信用」。失敗した人の人間性とその後の行動にかかってくる。逃げた失敗の代償は大きい。
・マッキンゼーは、リスクをとって挑戦する人を評価する。
・容易にできるような仕事では人は成長しない。
・アフリカにはアフリカの流儀がある。郷に入っては郷に従う。
・グーグル:普通の企業では「失敗」と捉えられることでも「失敗」と認識されない。
・グーグル:『最高ではなく、最低限を満たせ』←→アップル『最高』を目指す。最高を目指している間に、市場がどんどん変化して、プロダクトは古くなる。手遅れになるくらいなら、市場の早く出したほうがいい。「最低限」の状態で出すのだから、ユーザのクレームや要望は想定内。それをフィードバックして生かしどんどん改良していく。失敗を恐れて、新しいプロダクトに挑戦しないことが、最大の失敗ではないか?
・トヨタ失敗してもいいが必ずカイゼンせよ。
◎失敗を恐れる前に
・失敗は認識の問題…決めるのは自分の主観。期待値を高く持たない人はそもそも「失敗」と認識しない。全て想定内だし、期待値が低い分、それを超えた結果が出た場合、逆に「成功した!」となる。
・自分のリスク許容量を考える。悶々と考え続けるよりは、まずは小さく挑戦して、自分の失敗耐性を確かめてみる。
・個人の失敗で会社は潰れない。
・ベストを尽くした失敗は許される。
・バックアッププランを用意する。Aがうまくいかなった時は、Bをすぐ試す。BがダメならC。あらゆる事態を想定して柔軟に考える。
・そこは失敗できる環境か?(場所と時勢を考えるby兄貴)成長していない環境では失敗できない。
・挑戦しないことは最大のリスク。
・それでも失敗は避けられない(笑)
◎失敗力を鍛えろ!
・失敗したら早く修復せよ!隠さない、慌てない、侮らない
・むやみに謝罪しない
・人に話して自分を修復する
・敗因分析をする『負けに不思議の負けはなし』
◎失敗に正しく向き合い。正しく立ち直る。
恥から遠ざかる(by兄貴) -
Posted by ブクログ
私は悩みや嫌なことからはいつも逃げて無かったことにし、
解決したつもりになっていました。
しかし、この本の著者は「悩み」を問題にし、「悩みを悩みで
なくす」ことを説いています。 いつも悩みから逃げていた私
はまさに「目から鱗が落ちる」でした。
コンサルタントをしていた著者がコンサルタントで使用する
解決方法は使い、悩みを解決する術を 解説しています。
悩みを見える化し解決していきます。 見える化するのも難し
くなく、誰でもできるレベルです。
これで私も悩みから逃げることなく解決する術を得ることが出来ました。
悩みをすぐにでも解決したい人にはオススメの一冊です!! -
Posted by ブクログ
実体験を通して自信を持って断言できることの一つに「失敗は何度でも繰り返すことができる、成功するのは運も多分に影響する」があります。
失敗については分野が少し離れていても応用が利くと思いますが、他人の成功を模倣するのは私の場合できませんでした。ところが、成功するための本は数多く出ていますが、失敗に関する本はなかなかお目にかかれません。
私が目にできたのは、畑中氏による「失敗の研究」や、日経ビジネスで「敗軍の将、兵を語る」というコーナーがある程度でした。そんな私にとって最近出版されたこの本、とくにタイトル「世界のエリートの失敗力」に惹かれました。
著者の佐藤女史が述べているように、欧米では、大学院などで失敗を想定した授業を行い、社会に出る前やビジネスを起業する前に訓練をつむことができるシステムが確立されているようです。
日本のように失敗すると立ち上がれない、復活しにくいとされているのに比べると大きな違いがあります。そのような環境において、日本の企業でも失敗の共有化、失敗からいかに学ぶかについて取り組んでいる例があり、実例を挙げて紹介しています。
現在成功しているから、過去の失敗を公開できたのとは思いますが、この本を読むことによって失敗例を多く見ることができたのは私にとっては財産になりました。
その中で、最も注意しなければいけないと思った著者からのメッセージは、成長していない環境では、挑戦はできない(p206)です。どの分野が成長しているか、停滞していると思われる中でどの部分が成長しているかを見極めることが大切なんですね。
以下は気になったポイントです。
・人は、成功を語るときは自信たっぷりになるし、失敗を語るときは謙虚になる。どちらが深くその人のことを理解できるかというと、失敗を語るとき(p4)
・本書を書くきっかけは、欧米の経営大学院13校を取材した際に、各校の教授陣が「失敗力」の大切について教えていたから、失敗力とは、失敗を自分の成長に生かす力・失敗から正しく立ち直る力である(p12)
・リーダーが失敗する要因は、1)人から学ぼうとしない、2)相談する相手がいない(p42)
・ハーバードビジネススクールで失敗に焦点をあてている理由は、1)入学前に失敗したことが無い、2)謙虚さをリーダーシップの重要な要素として捕らえている、3)失敗からは多くを効率よく学べる、である(p48)
・コンフォートゾーン(自分が楽だと感じる領域)の中にいる人とは、生まれてからずっと同じ町に住み、同じ友人とのみ付き合っている人、上司から言われるまま同じ仕事をしている人である、組織に変革をもたらせるには、そこから飛び出す勇気を持つべき(p51)
・挑戦してうまくいかなかったときの後悔は、時が経れば薄れていく、一生消えることがないのは、挑戦しなかったこと(p55)
・失敗しても、自分の非を認める代わりに、「いま、こういう対応をしています」と説明する(p61)
・再起できる失敗とは、1)最大限の努力をした結果の失敗、2)投資家や周りの人に対して、最大限の誠実さを尽くした結果の失敗(p62)
・最もやってはいけない説明は、市場が悪かった、というようにコントロールできないものに責任を転嫁すること(p64)
・トップの意思決定は常にシンプルである必要がある、何ページもあるのは、頭が整理されていない証拠(p72)
・中国のBtoCビジネスで存在感があるのは、台湾・韓国・ドイツ・フランス企業、自動車販売は中国で1850万台、アセアン全部で250万台、アセアンで100%とっても中国で15%とれば同じになる(p76)
・新人に仕事を振る場合、いざとなったらすべて自分がフォローすることを前提にやる(p85)
・外資系と日系の違いは、まめに来て、仕事は関係ない話をすることで人間関係を築こうとする点にある(p112)
・怒るわけでも、否定するわけでもなく、自分だったら言わない、という発言をすることで、相手にやり方が間違っていることを気づかせる(p115)
・常にバックアッププランを立てておく、「これしかない」と考えると、そうならなかったときに失敗になるが、バックアップを想定しておくと、失敗にならない(p128)
・新人時代の失敗として最も悔いが残るのは、挑戦できたのに挑戦しなかった失敗、こればかりは解決できない。ミスや間違いは取り返しがつくのに比べて(p188)
・期待値を高く持たないというのは、打たれ強くなる上で大切な要素、現実とのギャップが大きいほど、失敗したと認識することが多くなる(p190)
・成長していない環境では、挑戦はできない(p206)
・欧米の経営大学院の学生は、学生時代に、失敗を肯定的にとらえる考え方、失敗から立ち直る術を意識的に学び、社会に出る前に失敗力を鍛えている(p215)
・失敗して立ち上がってきた人に共通して言えるのは、敗因分析をきちんとしていること。上司に怒られたときに、「何だこの上司、許せない」と感情的に反応するのではなく、「なぜ怒られたのか、怒られないように自分ができることは何か」を冷静に分析している(p222)
・日本の若者は、ドメスティック派(内向き)と、グローバル派(外向き)に、極端に二極化している(p230)
・世界で活躍しているエリートと一般の人との違いは、置かれた環境・挑戦と失敗を繰り返した数と立ち直り方=失敗力、にある(p233)
2014年4月20日作成 -
Posted by ブクログ
ネタバレ○元NHK職員で、米国留学でMBAを取得後、BCG日本法人にて勤務経験を持つ佐藤氏の著作。
○自身の経験と、複数の外資系企業への勤務経験者へのインタビューを元に、外からは分かりづらい外資系企業の特徴や勤務スタイル等について、日本企業との比較で著述。
○自分が思っていた“外資系”の印象とは異なり、人事や給与、ワークライフバランスについて、具体的な経験を踏まえて説明されており、とてもおもしろく、興味深かった。
○最終章にて「成功のカギは『心技体』」とあるが、本章の内容こそが、外資系企業で活躍できるかどうかのポイントを端的に表している。
○外資系企業への就職・転職を考えている方は、ぜひ読んでみるべき。