佐藤智恵のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ著者がスタンフォードの教授達にインタビューをし、ビジネスで使える授業内容を簡潔にまとめた本。
(要点)
•ストーリーの効果
人間は何かを購入しようとする時、まず感情が決断し、その決断を後からロジックで正当化している。まず感情から訴えかけることが大事
•マズローの欲求階層理論
•社員やチームメンバーをヒーローにして初めて、自らのリーダーシップが優れていることを伝えられる
•人間は決断疲れを起こす
上司に決断を求めるときは、賛成、反対、議論の3つの選択肢を示す
・組織として破壊的イノベーションを起こすのは難しい。選択肢は3つ。社内に新たな組織をつくる。社内に子会社をつくる。他の会社を買収する
・失敗しても新しいことに挑戦したことを評価する文化をつくる
・失敗した時すぐに立ち上がる方法
できるだけ多くの人に、できるだけすぐに、何が起きたかを伝え、自分の立場を説明して回ること
・ジェットブルー航空の会長の10ヶ条
1自らが高潔な人物になることから始める
2尊敬を得られることに投資する
3周りの人を啓発する
4達成したい目標を明確にする
5共通の夢を形成する
6全社員に情報を共有する
7建設的な意見の相違を尊重する
8謙虚にふるまう
9ウィンウィンとなる交渉をする
10信頼できる人を見極め、10ヶ条を注意深く実行する
・カスタマーサービスに人間性を取り戻す
迅速に、わかりやすく、人間的に対応すること
・人間は緊張したり不安になると多弁になる
。自信のある人は簡潔に話し、相手の反応を待つ
・ハーバード流交渉術
自分も相手もwin win になる合意点を探す。
相手にもメリットがあるよう、パッケージで提案する
・コミュニケーションはAIM
Audience=どんな属性の人に伝えるのか
Intent=伝えることで相手な何をして欲しいのか
Message=どんなメッセージで相手は行動してくれるか?
・会計はコミュニケーションツール。財務情報の背景にあるのは人間の動き。会計とは極めて人間的なもの
・マインドフルネス瞑想
1姿勢を正して椅子に座る
2静かに呼吸する
3雑念がわいてきたらわいてきたなと気付き、それを手放す -
Posted by ブクログ
人から信頼されるリーダーとして、真正authentic であることを心がける。
何事も正直に伝えることが一番。相手にとって受け入れがたい決断をしたは、逆にストレートに言うこと。それと同時に相手に礼を尽くすことを忘れてはならない。スタンフォード大 グロースベック教授。
自分らしいリーダーシップのスタイルを見つける。
ペンシルバニア大ウォートンスクール
言い訳しないトレーニング。
No/but できません、そうはいうもののこういう事情が。から、Yes/and やりましょう、それにはこういうことが必要です。と考え方を変える。
リーダーシップとは人をコントロールすることではない。人によりよい影響を与えること。
自分のことを理解し、本当の自信を持つことが成功するリーダーへの第一歩。など。
リーダーの4つの力
1.セルフリフレクション
自分自身の優先順位を理解し自省する力2.バランス
物事を多角的に見る力
3.自分本来の自信
自分自身をありのまま受け入れ、日々改善する力
4.真の謙虚さ
他人を尊重する力
1.1日20分、セルフリフレクションの時間を持ち、自分の価値観の優先順位付けをする。優先順位は10項目考える。
2.昨日に比べて今日何が改善出来るか毎日考える。
3.1週間に1回、自分の時間の使い方を振り返る。仕事、家族、自省、健康と睡眠、趣味と読書、社会活動の6つに分けて考える。
ノースウエスタン大学 ハリークレマー教授
失敗から立ち直る秘訣は、早く失敗して、早く修復すること。
INSEAD
自分が率いるチームのメンバーの顔、名前、読み方わ経歴を覚えることはいわゆる帝王学の基本。
ハーバードビジネススクール
リーダーは常に誠実であれ、清廉であれ。
リーダーには強いオーナーシップ。つまり自分はリーダーであるという当事者意識が不可欠であり、オーナーシップを持つことは、チームメンバーに対して、心から思いやりを持つこと。
スタンフォード大ロバート・ジョス教授
紹介されている各大学の日本人卒業生からのインタビューを元にまとめられたもの。刺激的な環境であることは容易に予想がつく。自分で同じような環境を作ることは難しいが、できなくはない。時折見返すこと。
-
Posted by ブクログ
実は読書量はキープできてるのですが、ここ2か月仕事にかまけてまとめるのを怠っておりました。年を重ねるにつれテーマを絞り込まないと単なる雑読で終わってしまうなと危機感を持ちつつも、本書のように人から紹介された本を読むのもとても新鮮です。
僕の会社は「良い社風」を真剣に追求していて、それが「なるほどビジネススクールでもこう教えられているのか」と納得できる本。結果として醸成される馴れ合い的雰囲気(これには建前的には対抗できない)をどこで締めるか、という観点から、やはり僕にはドがつくほど本音なフェファー教授の論調がとても響きます。名著「権力を握る人の法則」に立ち返るべきかなと思いました。
一方でほとんどの会社にとってドライな成果主義だけでは立ちいかないことも事実であり、そんな場合に「一流のリーダーが実践している」という6つのポイントのうち以下2つはとても有効だと思うので、今後意識して取り組んでいきたいな、と。
・社員の「いい話」を探す
・笑う
マスクもベソスも絶対実践してないと思うけどね! -
Posted by ブクログ
ネタバレいろいろな一流企業のいろいろな人の失敗事例が書かれていておもしろい。マッキンゼー、ボスコン、ゴールドマンサックス、グーグル、トヨタ、ソニー、電通、三井物産、三菱商事・・・。
どんな会社でも、どんな事業でも、どんな仕事でも、どんな偉い人でも、失敗の内容は意外と自分の身近な失敗と近かったりするんだなと。上記の企業でも、失敗の内容一つひとつは、一人間が現場で感じた人並みの失敗だった。特別ものすごいことをしてるわけではなかった。
それを学びに変えて、自分に蓄積していけるかどうかが、やはり重要なのだなと思わされた一冊だった。
・ハーバード合格基準は、失敗から学べる人
・失敗体験の方が成功体験より深い内容になるし、言いにくいことをシェアしてるので、賞賛される
・失敗を語ってくれる人は貴重。成功体験を語る人はたくさんいるが、失敗体験を語ってくれる人は少ない
└失敗しても、それを赤裸々に話しても恥ずかしくないような行動をとるべし
・「人から学ぼうとしない」「誰も相談する人がいない」が、人が失敗する要因。孤独にならないようにし、周りから謙虚に学ぶことを意識すべし。
・スタンフォードの合格基準は、変革をもたらせる人
└スタンフォードのミッションは、人々の生活を変え、組織を変え、世界を変える人材を育成すること
└コンフォートゾーンの外に押し出す
・失敗しないに越したことはないが、成功への過程でいくつか重ねるのは当たり前のことだから、それを想定した上で挑戦しなさい
・どんなに順風満帆にみえる人も、まず間違いなく失敗し、挫折し、不遇の時代を乗り越えてきてるはず。何か新しいことをしようというときに、物事がトントン拍子でうまくいくはずがない。誠心誠意頑張っても悲劇は起こるもの。問題は、どう立ち直るか。
・容易にできることをしてても、人間は成長しない
・失敗とは認識の問題
└「これしかない」と考えると、そうならなかったときに失敗になってしまう。
└そうではなく、バックアップを想定しておけば、想定内なので失敗にはならない。
└常に改善、軌道修正するという道筋を描いておくことが実際、マーケットフィットにも繋がるはず。
└ただそれでも、想定外のことはどんどん起こる。バックアッププランが自分に蓄積されると想定外にもだんだん驚かなくなり、楽しめるようになる。そして、代替案もどんどん浮かぶようになる。
└想定外や制約の発生は、逆に創造性が生まれる。人生も仕事も台本通りには進まない。なので、お守りとしてバックアッププランを用意しておきつつ、想定外を楽しめるように自分を育てるべし。
・自分の挑戦に対する自分への期待値調整
└期待が高いと「失敗した」認識となり、悪くすれば負のスパイラルに陥ってしまうかもしれない
└期待が低いと簡単に「成功した」と感じることになる
→一年後に〇〇のような目標よりも、目の前のタスクに集中する。成功と失敗を繰り返し、軌道修正しながら改善し、着実に積み上げていく。
→とはいえ、中長期的な目標やビジョンも持ち続ける。
・失敗を奨励はしないけど、失敗を追及はしない
・失敗は許すが半端は許さない。全力で取り組むべし
・失敗から学んだ人間は謙虚。
└謙虚な姿勢は相手の心を開く
└そこに情報が入ってくる
└人が集まる
└リーダーとして、さらに成功する
・大きな成功を達成するには、階段を一つ一つ登るように小さな成功の積み重ねが大切。
└しかし、優れたリーダーに大きな挫折経験をした人が多いように、一つの大きな失敗を経験し、深く悩み、自分を考察することによって一気に人間力を高めることも大事。
└思考やアイディアの「引き出し」は、成功体験でも失敗体験でも増やしていける。
・上司は失敗をコントロールする責任者。ちょっと上の仕事を任せるでも、得意なことを伸ばすでもいいが、フォロー体制を整えて、失敗したときに助けを求めてもらえる状況を作っておく。
・「なぜ失敗したか」の原因を思考し答えを持つこと、そこから何を学んだか、次にどう生かしたか、は必須。できる人は、必ずこれを答えられる。
└「負けに不思議の負けなし」であり、失敗には比較的はっきりした敗因がある場合が多い。
└その中でも、「市場が悪かった」などの説明は、自分でどうにもできないことなので、最もNGな説明。これが理由の一つだとしても、自分がどう改善できるかの観点が大切。 -
Posted by ブクログ
『失敗はネガティブなものではなく、人生の一部だ』
世界や日本で活躍しているビジネスマン達の失敗談を綴り、解説を加えた著書。
色んな企業文化があるものの、成功には挑戦が必要で、その挑戦にはどうしても失敗がつきもの。
内向的に失敗を恐れるのではなく、失敗に対する過程などの考察と、解決策及び改善策を考えることが大切ですね。
要するに、ただ失敗するだけじゃなくて、その失敗から何を学んで次どうするか!
それが大切。だけど難しいね。
あと、言い訳の布石っぽいけど、失敗したとしてもそれまで最大限の努力を尽くし、最低限の誠意を持って仕事をする必要性についても改めて気付かされた。
全力でチャレンジした上での失敗じゃなきゃ意味がないと。
当たり前の事だけど、言うには易く行うには難しい! -
Posted by ブクログ
ヒトは失敗を経験することで、その原因を分析して内省し、成長していく。ただやみくもに前に突き進んで失敗するのではなく、また自分が楽だと感じる環境(コンフォートゾーン)に身を置き続けているのではなく、そこから飛び出す勇気を持っていることが、重要であるということ。
事実、ハーバードやスタンフォードなどの有名なビジネススクールでは、意図して失敗体験をさせるためのカリキュラム・構成となっている。
上記の論調で、グローバル企業で失敗経験者の具体例を入れております。
なかなか面白い内容でしたが、一つ気になったのは、著者も含めて失敗経験者全てが、極めて素晴らしい学歴・キャリアを有していることです。
まあ確かに著書タイトルに"世界のエリート"ですので。
仮に私の様な層の人間が失敗した時に、会社は再チャレンジの場を与えてくれるのだろうか…、と思っちゃいました。
まあ、こう思うこと自体が、既にコンフォートゾーンで安心していることの証ですね(笑 -
Posted by ブクログ
失敗とは嫌な言葉である。
誰しも皆進んで失敗することを望む人はいないと思う。
しかしMBAでは失敗した経験こそが重要であるようだ。
いや、失敗しただけでは駄目だ。
そこからどう立ち直り、乗り越えることができたのか!
そこが重要なのである。
実際、本書では失敗力を失敗から学び、失敗を自分の成長に生かす力と定義づけている。
この著書には多くの失敗の乗り越え方が書いてあるがその中で私が気に入ったものは「人に話して自分を修復する」である。
私は最近大きな失敗をした。最初はそれに落ち込み中々一歩を踏み出すことができなかったが、周りには助けてくれる人が多く、その失敗に共感してくれる人もいることを知った。
なので今私はこの失敗を糧にして前向きに取り組んでいる!