佐藤智恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ著者がスタンフォードの教授達にインタビューをし、ビジネスで使える授業内容を簡潔にまとめた本。
(要点)
•ストーリーの効果
人間は何かを購入しようとする時、まず感情が決断し、その決断を後からロジックで正当化している。まず感情から訴えかけることが大事
•マズローの欲求階層理論
•社員やチームメンバーをヒーローにして初めて、自らのリーダーシップが優れていることを伝えられる
•人間は決断疲れを起こす
上司に決断を求めるときは、賛成、反対、議論の3つの選択肢を示す
・組織として破壊的イノベーションを起こすのは難しい。選択肢は3つ。社内に新たな組織をつくる。社内に子会社をつくる。他の会社を買収 -
Posted by ブクログ
人から信頼されるリーダーとして、真正authentic であることを心がける。
何事も正直に伝えることが一番。相手にとって受け入れがたい決断をしたは、逆にストレートに言うこと。それと同時に相手に礼を尽くすことを忘れてはならない。スタンフォード大 グロースベック教授。
自分らしいリーダーシップのスタイルを見つける。
ペンシルバニア大ウォートンスクール
言い訳しないトレーニング。
No/but できません、そうはいうもののこういう事情が。から、Yes/and やりましょう、それにはこういうことが必要です。と考え方を変える。
リーダーシップとは人をコントロールすることではない。人によりよい影響 -
Posted by ブクログ
実は読書量はキープできてるのですが、ここ2か月仕事にかまけてまとめるのを怠っておりました。年を重ねるにつれテーマを絞り込まないと単なる雑読で終わってしまうなと危機感を持ちつつも、本書のように人から紹介された本を読むのもとても新鮮です。
僕の会社は「良い社風」を真剣に追求していて、それが「なるほどビジネススクールでもこう教えられているのか」と納得できる本。結果として醸成される馴れ合い的雰囲気(これには建前的には対抗できない)をどこで締めるか、という観点から、やはり僕にはドがつくほど本音なフェファー教授の論調がとても響きます。名著「権力を握る人の法則」に立ち返るべきかなと思いました。
一方 -
Posted by ブクログ
ネタバレいろいろな一流企業のいろいろな人の失敗事例が書かれていておもしろい。マッキンゼー、ボスコン、ゴールドマンサックス、グーグル、トヨタ、ソニー、電通、三井物産、三菱商事・・・。
どんな会社でも、どんな事業でも、どんな仕事でも、どんな偉い人でも、失敗の内容は意外と自分の身近な失敗と近かったりするんだなと。上記の企業でも、失敗の内容一つひとつは、一人間が現場で感じた人並みの失敗だった。特別ものすごいことをしてるわけではなかった。
それを学びに変えて、自分に蓄積していけるかどうかが、やはり重要なのだなと思わされた一冊だった。
・ハーバード合格基準は、失敗から学べる人
・失敗体験の方が成功体験より深い内 -
Posted by ブクログ
『失敗はネガティブなものではなく、人生の一部だ』
世界や日本で活躍しているビジネスマン達の失敗談を綴り、解説を加えた著書。
色んな企業文化があるものの、成功には挑戦が必要で、その挑戦にはどうしても失敗がつきもの。
内向的に失敗を恐れるのではなく、失敗に対する過程などの考察と、解決策及び改善策を考えることが大切ですね。
要するに、ただ失敗するだけじゃなくて、その失敗から何を学んで次どうするか!
それが大切。だけど難しいね。
あと、言い訳の布石っぽいけど、失敗したとしてもそれまで最大限の努力を尽くし、最低限の誠意を持って仕事をする必要性についても改めて気付かされた。
全力でチャレ -
Posted by ブクログ
ヒトは失敗を経験することで、その原因を分析して内省し、成長していく。ただやみくもに前に突き進んで失敗するのではなく、また自分が楽だと感じる環境(コンフォートゾーン)に身を置き続けているのではなく、そこから飛び出す勇気を持っていることが、重要であるということ。
事実、ハーバードやスタンフォードなどの有名なビジネススクールでは、意図して失敗体験をさせるためのカリキュラム・構成となっている。
上記の論調で、グローバル企業で失敗経験者の具体例を入れております。
なかなか面白い内容でしたが、一つ気になったのは、著者も含めて失敗経験者全てが、極めて素晴らしい学歴・キャリアを有していることです。
まあ確かに -
Posted by ブクログ
失敗とは嫌な言葉である。
誰しも皆進んで失敗することを望む人はいないと思う。
しかしMBAでは失敗した経験こそが重要であるようだ。
いや、失敗しただけでは駄目だ。
そこからどう立ち直り、乗り越えることができたのか!
そこが重要なのである。
実際、本書では失敗力を失敗から学び、失敗を自分の成長に生かす力と定義づけている。
この著書には多くの失敗の乗り越え方が書いてあるがその中で私が気に入ったものは「人に話して自分を修復する」である。
私は最近大きな失敗をした。最初はそれに落ち込み中々一歩を踏み出すことができなかったが、周りには助けてくれる人が多く、その失敗に共感してくれる人もいることを知った。