佐藤智恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
世界のトップMBAコースで学んだ日本人の体験が、大学別にまとめられています。出版は2013年ですが、当時すでにハードスキル偏重から、リーダーシップやチームワーク、また心の在り方などへの重視にMBAがシフトしていたことが分かります。
本書で紹介されているMBAを取得した日本人の多くが、企業や新興国でのビジネスに飛び込んでいっていることに、一昔前の企業による社費留学とは違うMBA卒業生の姿を垣間見た気がしました。
MITスローンでのEmpathy Walkという演習での、新聞売りの男性との出会いのエピソードは感動しました。社会には一隅を照らす人がいつでもいる、ということのように感じました。 -
Posted by ブクログ
スタンフォードでもハーバードでも、日本企業の取り組みが授業の教材として使われているという。
日本国内では当たり前のことでも、世界でみると珍しいこと。
例えば、日本のホスピタリティなどは非常に評価が高いとされている。
しかし日本国内でこれらが自覚されているだろうか。
きちんと体系化され、ノウハウとして研究されているだろうか。
さらに言うと、海外の素晴らしい事例を研究し、日本国内の大学で講義として実践している大学があるだろうか。
日本は今高齢化社会になり、さらに人口減少、縮小社会へ突入している。
「だから元気がなくなってもしょうがない」というある種の諦め感が漂っている。
本当にそれでいいのか?
日 -
Posted by ブクログ
【ハーバード】エリートが泣く、リーダーシップ論
【スタンフォード】修羅場の人間関係を学ぶロールプレイ演習
【ウォートン】ゴールドマン・サックス出身者に起業を決意させたマーケティングの授業
【ケロッグ】言い訳をしない人生の始め方--既成概念を打ち破る授業
【コロンビア】マーケティングの公式は現場で学べ
【MIT】路上生活者からも学びを得る--思い込み打ち破る方法
【シカゴ】看板教授が教える実践的起業力
【ミシガン】欧米流が常に正解ではない--グローバル人材の条件
【ダートマス】リバース・イノベーションの権威から学ぶ--新興国から先進国へ逆流する革新
【デューク】声とジェスチャーが9割--アップル -
Posted by ブクログ
エリートの共通点。それは、失敗した後に必ず改善することである。失敗を失敗のままで終わらさず、自分の糧とする。つまり、なぜ失敗したのか『敗因分析』をおこなうのである。失敗には原因が必ずあるのだ。
また、失敗の基準は人によって違う。失敗した、とその人が感じれば失敗であり、勉強になったと感じればそれは失敗ではなく次へとつながるエネルギーとなるのだ。
失敗から得られる学びは図りしれない。だからといって闇雲に行動して失敗するのではなく、綿密に計画し全力で物事に取り組んでこそ失敗が生きてくるのだ。
やらない後悔よりやる後悔。どんどん挑戦して行こう。