【感想・ネタバレ】世界最高MBAの授業のレビュー

あらすじ

●世界の経営大学院は何を教えているのか

【ハーバード】エリートが泣く、リーダーシップ論
【スタンフォード】修羅場の人間関係を学ぶロールプレイ演習
【ウォートン】ゴールドマン・サックス出身者に起業を決意させたマーケティングの授業
【ケロッグ】言い訳をしない人生の始め方--既成概念を打ち破る授業
【コロンビア】マーケティングの公式は現場で学べ
【MIT】路上生活者からも学びを得る--思い込み打ち破る方法
【シカゴ】看板教授が教える実践的起業力
【ミシガン】欧米流が常に正解ではない--グローバル人材の条件
【ダートマス】リバース・イノベーションの権威から学ぶ--新興国から先進国へ逆流する革新
【デューク】声とジェスチャーが9割--アップルCEOも受けたプレゼンの授業
【UCバークレー】オープン・イノベーション--特許・技術を囲い込まずに「顧客の声」を聞く
【LBS】ヨーロッパ人の徹底した“歴史と伝統の売り方”
【INSEAD】失敗から立ち直る秘訣「早く失敗して早く修復せよ」
【ハーバード】自分を赤裸々に語って自分を知る「真のリーダーシップ開発」
【スタンフォード】リーダーは組織の鏡であり象徴である

欧米の有名ビジネススクールで学んだ日本人留学生たちから聞いた「最も印象に残った授業」を紹介。
経営学の知識を詰め込むだけではなく、キャリア・世界観を変えるほどのインパクトのあったものばかりだ。
さらに、こうした授業を受けた留学生たちが、最終的にどのような選択をしたのかも紹介している。
読めば、ビジネススクールがいかに「自分を変えるものか」が実感できる。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

この本を通じて分かること、それはMBAは一体何を学ぶ場なのか、何を経験する場なのかということ。

当時のトップスクールの在校生(実名)が数あるクラスの中から特に印象深かったクラス、それを通じてどのような変化があったのかについて、その理由とともに語っている。

MBAに興味があるけどイメージできない、学校ごとの特色を手軽に感じ取ることができる内容になっている。

読んで気づいたのは、MBAでの体験は10人いれば10通りあり、一様でないこと。人それぞれの感性、バックグラウンド、どんなクラスメイトがいたかによって得るものが変わってくる。
したがってMBAで何を学べるのかという問いに明確に答えることは難しい。本書のように経験談を凝縮することでしか伝えることはできないのだと思う。

本書でもっとも刺さったのは、ハーバードの授業での「リーダーシップ」に関する内容。

ボリュームも多くないため2、3時間で読めるし、非常におススメです。

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2019年03月27日

Posted by ブクログ

世界最高水準のMBAの授業ではどんなことが教えられているのか、そのエッセンスが詰まっていて、唸る程勉強になる。
実際に受けているようにとはいかなくても、毎日のアクションを変えるヒントは満載。

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2014年01月12日

Posted by ブクログ

世界のトップレベルのMBAを修了した方たちの「自分が特に印象に残った授業」を紹介するという形式をとりながら、そのエッセンスを多分に伝えている。

インタビューに登場するMBA修了者たちはみな一同に受講中、そして受講後に充実した人生を送っており、同世代の人間としては非常に刺激を受ける。

本書があくまでトップレベルMBAの充実した側面に焦点化しているとはいえ、未知なる世界に飛び込んでみたいという欲求をくすぐられるし、自分自身の来し方を考えさせられる機会となった。

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2014年01月10日

Posted by ブクログ

人から信頼されるリーダーとして、真正authentic であることを心がける。
何事も正直に伝えることが一番。相手にとって受け入れがたい決断をしたは、逆にストレートに言うこと。それと同時に相手に礼を尽くすことを忘れてはならない。スタンフォード大 グロースベック教授。

自分らしいリーダーシップのスタイルを見つける。
ペンシルバニア大ウォートンスクール

言い訳しないトレーニング。
No/but できません、そうはいうもののこういう事情が。から、Yes/and やりましょう、それにはこういうことが必要です。と考え方を変える。

リーダーシップとは人をコントロールすることではない。人によりよい影響を与えること。
自分のことを理解し、本当の自信を持つことが成功するリーダーへの第一歩。など。
リーダーの4つの力
1.セルフリフレクション
自分自身の優先順位を理解し自省する力2.バランス
物事を多角的に見る力
3.自分本来の自信
自分自身をありのまま受け入れ、日々改善する力
4.真の謙虚さ
他人を尊重する力

1.1日20分、セルフリフレクションの時間を持ち、自分の価値観の優先順位付けをする。優先順位は10項目考える。
2.昨日に比べて今日何が改善出来るか毎日考える。
3.1週間に1回、自分の時間の使い方を振り返る。仕事、家族、自省、健康と睡眠、趣味と読書、社会活動の6つに分けて考える。
ノースウエスタン大学 ハリークレマー教授

失敗から立ち直る秘訣は、早く失敗して、早く修復すること。
INSEAD

自分が率いるチームのメンバーの顔、名前、読み方わ経歴を覚えることはいわゆる帝王学の基本。
ハーバードビジネススクール

リーダーは常に誠実であれ、清廉であれ。
リーダーには強いオーナーシップ。つまり自分はリーダーであるという当事者意識が不可欠であり、オーナーシップを持つことは、チームメンバーに対して、心から思いやりを持つこと。
スタンフォード大ロバート・ジョス教授

紹介されている各大学の日本人卒業生からのインタビューを元にまとめられたもの。刺激的な環境であることは容易に予想がつく。自分で同じような環境を作ることは難しいが、できなくはない。時折見返すこと。

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2018年11月23日

Posted by ブクログ

自分の信念を確立し、それをさらけ出すことによって人を動かすことこそがリーダーシップである
起業家精神とは、今、自分の手元にあってコントロールできるリソースの限界を超えて起業の機会を絶え間なく追い続けること
プレゼンテーションでは、
1.具体的なストーリーを伝える
2.顧客の声や調査結果を具体的に伝え
3.チームメンバーの役割を明確にし、適切なアドバイザーを見つける
失敗から立ち直る秘訣は、早く失敗して、早く修復すること

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2016年09月05日

Posted by ブクログ

世界の名だたるビジネススクールの授業の一部を、この値段で知ることができるのはかなりお得。読むだけでモチベーション上がります。

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2014年03月25日

Posted by ブクログ

難しい局面では、最初はアイスブレークをして場を和ませてから、本題に入っていくのがいいと思っていました。ところが、教授は『難しい決断を伝えるときには、結論から先にいいなさい、そして、相手の表情や言い回しから相手の反応を汲み取りながら、ペースを調整しなさい。そして、鏡の前で何回も予行演習をしなさい』というのです。

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2014年02月03日

Posted by ブクログ

世界のトップMBAコースで学んだ日本人の体験が、大学別にまとめられています。出版は2013年ですが、当時すでにハードスキル偏重から、リーダーシップやチームワーク、また心の在り方などへの重視にMBAがシフトしていたことが分かります。

本書で紹介されているMBAを取得した日本人の多くが、企業や新興国でのビジネスに飛び込んでいっていることに、一昔前の企業による社費留学とは違うMBA卒業生の姿を垣間見た気がしました。

MITスローンでのEmpathy Walkという演習での、新聞売りの男性との出会いのエピソードは感動しました。社会には一隅を照らす人がいつでもいる、ということのように感じました。

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2021年06月27日

Posted by ブクログ

【ハーバード】エリートが泣く、リーダーシップ論
【スタンフォード】修羅場の人間関係を学ぶロールプレイ演習
【ウォートン】ゴールドマン・サックス出身者に起業を決意させたマーケティングの授業
【ケロッグ】言い訳をしない人生の始め方--既成概念を打ち破る授業
【コロンビア】マーケティングの公式は現場で学べ
【MIT】路上生活者からも学びを得る--思い込み打ち破る方法
【シカゴ】看板教授が教える実践的起業力
【ミシガン】欧米流が常に正解ではない--グローバル人材の条件
【ダートマス】リバース・イノベーションの権威から学ぶ--新興国から先進国へ逆流する革新
【デューク】声とジェスチャーが9割--アップルCEOも受けたプレゼンの授業
【UCバークレー】オープン・イノベーション--特許・技術を囲い込まずに「顧客の声」を聞く
【LBS】ヨーロッパ人の徹底した“歴史と伝統の売り方”
【INSEAD】失敗から立ち直る秘訣「早く失敗して早く修復せよ」
【ハーバード】自分を赤裸々に語って自分を知る「真のリーダーシップ開発」
【スタンフォード】リーダーは組織の鏡であり象徴である

欧米の有名ビジネススクールで学んだ日本人留学生たちから聞いた「最も印象に残った授業」を紹介。
経営学の知識を詰め込むだけではなく、キャリア・世界観を変えるほどのインパクトのあったものばかりだ。
さらに、こうした授業を受けた留学生たちが、最終的にどのような選択をしたのかも紹介している。
読めば、ビジネススクールがいかに「自分を変えるものか」が実感できる。

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2018年10月26日

Posted by ブクログ

結局のところ、MBAを学んで一番印象に残るのは人それぞれ。
でも、あまりモノやカネ系の話ではないことが多いのかもしれない。

思考系やヒト系、それは人生観を変える出会いなのではないか?

グロービスでは「能力開発」に加え、「人的ネットワーク」「志の醸成」があるが、これはストンと胸に落ちる完璧なフレームワークだと改めて痛感した。

キーワード:MBAをとることが目的ではなく、プロセスこそが大切。MBAを手段に、可能性を信じられる人になる

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2015年05月12日

Posted by ブクログ

ハーバードやスタンフォードなど世界的に有名なMBAの大学17校ぐらいを実際の日本人体験談で紹介

リーダーシップが如何なるものか?
という体験談がメイン

体験談を語る人達の経歴が高く、さらに30歳前後であることに驚いた。

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2015年02月18日

Posted by ブクログ

本に出てこないMBAホルダーは、MBA取得後にどんか人生を送っているのだろうか?
みんな、こんなにやる気に満ちているのか⁇

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2014年12月04日

Posted by ブクログ

テーマが面白いので読んでしまうが、記憶の掘り起こしだからか、個人のエピソード量にボリュームが足りないと感じる。担当教授は無理でも、受講時の同僚にもインタビューするなど、もうひと手間かけられなかっただろうか。

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2014年11月02日

Posted by ブクログ

掲載されているMBAホルダーが自分と同年代なので、刺激を受ける。世界にはすごい人がたくさんいる。負けてられない。MBAは学問を修めることよりも、人間力を磨く場所ではないかと思う。

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2014年03月03日

Posted by ブクログ

アメリカの名だたる名門ビジネススクールに行った人達の体験談集。東大や慶應出ててもコンプレックス感じる人は感じるんですね。 面白そうやな〜アメリカ

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2014年01月23日

Posted by ブクログ

世界最高と言われるMBAの授業の解説。リーダーシップ養成のために進化し続けているのですなあ。私も40すぎてこの勉強の道に入りましたが、経営の糧になります。

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2013年12月18日

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