朝日新聞取材班のレビュー一覧

  • 子どもと貧困

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    非正規雇用が増えたり、離婚等でシングルマザーになったり、と様々な要因はあるのでしょうけれど、出生率も下がっているのに、子どもの貧困率はあがっているって…。
     昼も夜も働いて子育てもしてって頑張っているママが、ギリギリ食べるか食べないかの生活しか出来ないって、何とかかならないのかなぁ、制度的に。困ったら即、生活保護、というような短絡的なことではなく、段階的な支援があったら良いのに、と思います。
     そんな中でも人との関わりで救われた子どもたちもいる、周りにサポートしてくれる人がいるだけで踏みとどまれる子どもがいる、というのに、救われる思いがしました。周囲に関心をもって、孤立している親子を気にかける

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    2017年06月14日
  • 子どもと貧困

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    子供の貧困のルポを通して、貧困対策、養育費の問題、社会的養護のあり方、子ども食堂の実際等を具体的に掘り下げていく。
    それにしても、日本の現状は目に余るほどひどい状況で、何故諸外国の好例等を積極的に研究採用していかないのか、只々首をかしげるばかりだ。

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    2016年11月24日
  • 非情世界 恐るべき情報戦争の裏側

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    「恐るべき情報戦争の裏側」と副題にあるので、期待して手に取ったのであるが、日本がインテリジェンスにおいて相当後れを取っていることはわかるものの、内容はよく言えば広範囲、悪く言えば浅くて散漫、あっと驚く情報もさしてないように見え、結局何が言いたいのかわからないのは、私の読解力不足なのか。

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    2015年05月07日
  • それでも日本人は原発を選んだ 東海村と原子力ムラの半世紀

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    戦争、ではなく原発、である。原発のゲの字も知らない正力松太郎が政界進出のために選んだ「国策」。国策、なんていう言葉は、他の何かではとんと聞かない言葉である。そのぐらい、「日本人が選んだ」ことにさせられたものなのかもしれない。地元メディアは転んでいき、当の朝日新聞もイエス、バット、という姿勢を徐々に強めていく。初臨界を報じた朝日新聞は、実はもう締め切られていて見切り発車の記事だったというし、連載のサザエさんもそれを讃えていた、と。読めばずいぶん地元の人もなめられていたように思うが、それを現代に置き換えてみるとどうか…。原子力も政治も、毒を以て毒を制する、というようなことをして、結局毒だらけである

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    2014年04月27日