朝日新聞取材班のレビュー一覧

  • ルポ 京アニ放火殺人事件

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    まず始めに言いたいのは
    どんな理由があろうとこの事件は正当化できない。
    青葉死刑囚の過去は悲しいもので
    辛い過去なのは理解できる。
    しかし自暴自棄になった最終形態の青葉信司は『無敵な人』になってしまった。
    失うものは何もない。
    この状況を助ける事はできたのか。
    小説家の夢は閉ざされた。
    ヒトラーも画家志望だったか受験に失敗して理解して貰えなかったと言っていた。
    自分を理解して貰えない先は相手を攻撃するしか満たされないのかもしれない。

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    2025年07月23日
  • 縮む韓国 苦悩のゆくえ 超少子高齢化、移民、一極集中

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    日本以上のペースで人口減少が進む韓国。インソウルの大学を出ないと就職できず、生活もできない。子供を持つと愛国者と揶揄される世界。価値観が都市で暮らすエリートサラリーパーソンに一元化されている感じでしんどい。一方で本書には書かれていないが地方で暮らそうにも古い価値観に覆われていて若い人、特に女性は地方に住むインセンティブはないということなんだろう。ある意味詰んでいるんだが、本書に書かれている対策はどれも若者には響かないと思われてなかなかにつらい。

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    2025年07月03日
  • 縮む韓国 苦悩のゆくえ 超少子高齢化、移民、一極集中

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    韓国ドラマにハマり、色々な作品を観る中で、ノンフィクションの韓国も知りたいと思い、手に取った。日本と同様に少子高齢化や移民受け入れなどの問題に向き合っている韓国がどのような政策を取り、またそこに住んでいる韓国人がどのような気持ちで、それらの課題に向き合っているかなど、とても分かりやすくまとめられていた。日本に住んで日々の生活を送っていると、そう言った課題に対する視野が狭くなる時があるが、こうやって他国が向き合っている課題やそこにいる人の考えを本を通して出会うのは、自分の見ている世界を広くするのにとても良いと思った。韓国以外にも、他の国の本も読んでみたいと思った。

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    2025年06月10日
  • ルポ 京アニ放火殺人事件

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    2019年に起きた京都アニメーション放火殺人事件を追ったルポルタージュ。
    事件のあらましから犯人の生い立ち、裁判の経緯、被害者の人生、遺族の言葉、識者の見解までの詳細を報告する。この殺人事件は、30人以上が死亡する衝撃的な事件だったので、その日のことはよく覚えている。犯人は、自分のアイデアを京アニに盗用されたという勝手な思い込みだけで犯行に及んだ。決して許せない事件ではあるものの、彼の不幸な生い立ちと孤独な人生、それが犯罪に至った経緯を知ると、もう少し社会のサポートがあれば防げたのではないかと思った。(これは結果論でしかないが)アメリカでは格差と分断が問題視されているが、日本でも生活環境の格差による社会の分断が密かに進行しているのかもしれない。このような事件は、これからも断続的に発生するような気がする。

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    2025年06月04日
  • ルポ 子どもへの性暴力

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    読んでいて胸が押しつぶされそうになり、加害者に怒り、そして加害者を罰して排除するだけではこの現状は変わらない、いかに加害者が再犯しないようなシムテムを構築しないといけないんだと初めて知りました。

    日本は漫画やアニメで小さな子を対象にした性的表現が横行しているが、外国では規制されているところも多い。
    表現の自由を傘に取り、子どもを性的搾取している現状にNOを突きつけられない日本人は、あまりにも幼稚な国民だと改めて感じた。

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    2025年06月02日
  • ルポ 京アニ放火殺人事件

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    世間に衝撃を与えた京アニ事件のルポ。
    青葉被告の生い立ち、証言記録、被害者家族の被告人質問、意見陳述記録、有識者の見解。

    社会との繋がりと居場所。人間が人間らしく生きていくベースにはこれらが最低限は必要だということが分かる。

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    2025年05月15日
  • ルポ 大阪・関西万博の深層 迷走する維新政治

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    2025.04.09
    朝日新聞ってほんとにこういう糾弾をさせたら天下一!
    褒め言葉です。
    文字通り「かさにかかってせめたてる」というフレーズがぴったり

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    2025年04月09日
  • ルポ 子どもへの性暴力

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    とてつもなく重い。
    想像のはるか上をいく現実。
    実体験を実名で公表された被害者の気持ちを、ほんの微力ながらも、いつかなにかの役に立てるようにしっかり受け止めたい。

    性被害にあった子ども(特に男児)が加害にいたる場合がある。早期に性被害のケアを行うことで、加害と被害の連鎖を避けることができる。

    それにしても、被害者ケアが日本はとても遅れている。被害者はまずどこに相談を、そして何をしてもらえるのか、どうすれば良いのか、金銭的な負担もしかり。

    身近な人の役割として「まずは被害者の『味方になる』のが、あなたの仕事。事実かどうかを確かめるのは他の人の仕事だ」
    私にも娘がいるのでこれは絶対忘れないでおこう。

    痴漢加害常習者は電車に乗らない環境作り、幼児に対する性虐待加害者は、子どもと2人にならない対策。加害者側の苦悩や努力も知ることができたけど、、結局は、加害者を減らすことが被害者を減らすことに繋がるから、行政が対策することは大事だけど、、極論は一生外に出ないでくれとも思う。

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    2025年04月09日
  • 8がけ社会 消える労働者 朽ちるインフラ

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    記者の想いから始まったもの。
    国民市民読者は、このような緩やかに、かつ確実に進んで到達する現象を予め知ることが出来るのに行動に移らないか、或いは過激な運動に加担するに至る。それは、いずれにしろ、今の経済を変えたくない大きく見えない勢力の思う壺となる。
    身の回りからしっかりと身の丈の行動を起こすことが肝要であると思う件。

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    2025年03月30日
  • 8がけ社会 消える労働者 朽ちるインフラ

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    朝日の悪い癖が所々に出てはいるが、そこを流し読み、或いは読み飛ばしして貰えば、日々深刻化するインフラの陳腐を和らげるヒントが出ていると思う。

    今までと同じ事をやっていれば、8掛けどころか5掛け6掛けになるのはまず間違いないはず。そこをAIを重点的に注力して何とか8掛けで乗り切ろう、といった所ではないだろうか?勿論肌感覚な自分の意見に過ぎないのだが。

    埼玉の様な道路陥没も岩手や愛媛、岡山の様な森林火災も今後益々増えるだろう。如何に重大化を防ぎ、インフラをダウンサイジングしていくか、だ。

    文教堂淀屋橋店にて購入。

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    2025年03月29日
  • ルポ 子どもへの性暴力

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     こんなにも…沢山の人たちが性暴力の被害に遭われていたことに、強い憤りを感じました。そして、意外にも身近だったことに驚きました。あ…でも、私もあったわ…満員電車で痴漢をされたこと!!声をあげることはできず、途中下車して心を沈めてから帰宅したことを覚えています。それが繰り返されることもなかったので、トラウマにはならずにすみました。

     性暴力は「魂の殺人」とも言われるそうです。その場限りではなく長い間被害者を苦しめ、その後の人生に大きな影を残すばかりか、PTSDやうつなど発症し社会生活が営めなくなったり、最悪の場合命を落とすこともあります。そして、「プライベートゾーン」という言葉を初めて知りました。水着で隠れる大事な部分と口をそう呼び、人に見せない、触らせない、人のも見ない、触らないというルールを、近年教育現場では子どもたちに教えているようです。この書籍に、声を寄せてくださった方々…すごく勇気が要ったと思います。読んでいて、心が苦しくなりました。でも目を背けずに知ることも大切なことですよね!

     最後に、私たちはどうしたらいいのか…。
     『社会のすべての人が、同意のない性的な行為は「性暴力」であることを理解すること』 『「何があっても被害者は悪くない」ということを社会の共通認識とすること』
    あとがきからの抜粋です。

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    2025年03月25日
  • 増補版 子どもと貧困

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    子供の貧困問題について友人と話した時
    その友人に
    「貧困層が暮らしているURのような場所で、虐待だの餓死だの、置き去りだのあったとして...近所の人間が気づけると思う?同じような明日の生活もままならない人たちが、隣の事情を気にかける余裕があるとおもう?
    なぜ気づけなかったのか、なぜ手を差し伸べられなかったのかって言ってる側って結局は裕福なんだよ。同じステージにいない人たちが気づけるはずがない」

    と言われた

    この本にも同じようなことが書いてある
    決して少なくない子供の貧困にどう向き合えるか、手の差し伸べ方はあるか

    無力でも考えることには必ず意味がある

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    2025年02月05日
  • ルポ 京アニ放火殺人事件

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    ネタバレ

    これからの課題「孤立させない」ってね。
    難しいな、、、と。
    訪問介護、訪問看護も入っていたのでしょう?
    これ以上踏み込む方法って、あと何があるの?
    訪問してた看護師さん介護士さん、今考えると怖かっただろうな、、、とか思っちゃった。

    ネガティブなものを消すのではなく“薄める”という思考は新鮮。なるほど。

    SNSではなく実際の人間関係、居場所があることが重要。
    だよな、、、とは思いつつ、被告の経緯を読むと、やっぱりなかなか難しいのでは?と感じてしまった。
    自分がその居場所になれるか?って言ったらできないし。
    今なら、そういう人からは離れなさいという意見の方が強い。
    じゃあ、福祉や介護、医療関係の人達が、それを担うんかっていったら、低賃金で働いてて、人手不足なのに、そんなところまで手が回らないんじゃないか?と。
    難しい問題だよね。
    深いため息がでた。

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    2025年01月28日
  • 8がけ社会 消える労働者 朽ちるインフラ

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    危機的な状況下で生きているのだと改めて感じました。

    悲観ばかりではなく、どのように乗り越えていくのか、ちゃんと考え、行動していきたいと思います。

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    2025年01月01日
  • 増補版 子どもと貧困

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    2024.7.21
    貧困の理由は様々
    離婚、失業、非正規
    養育費の未払い
    子供たちが自分で稼ぐ
    このような負の部分は報道されない。
    貧困率16.3%、6人に1人
    平均2,910,000円
    売春、ブラックバイト
    選択肢のなさ
    短時間で高額を選ぶ。

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    2024年11月02日
  • 8がけ社会 消える労働者 朽ちるインフラ

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    <目次>
    第1部  現場から
    第2部  ともに支える
    第3部  能登半島地震~震災からみえたもの

    <内容>
    2024年1月~朝日新聞デジタルに連載の記事をベースにしたもの。新聞記事らしい視点と文章。半ば過ぎには様々な人へのインタビューが載る。
    自分も高齢者の仲間入りしたが、タイトル通り、日本の全盛期の80%で(人口もインフラも)世の中が動いていく中、何をすべきで何を捨てるべきなのか、政府は何をしていくのかのヒントが隠れている。大前提はすべてを幸せにはできない、ということ。難しい問題だが、自助・共助・公助…。テレビの「ポツンと一軒家」もそういう意味でかんけいしそうだ。

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    2024年10月07日
  • 8がけ社会 消える労働者 朽ちるインフラ

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    ある民間の研究所によると、2040年に社会サービスの担い手となる現役世代が今より2割減る「8がけ社会」がやってくるという。1100万人分もの労働供給不足になると予測される一方で、高齢化の進展により、サービス需要は増え続ける。
    医療・介護、物流、教育・保育、交通など生活面、産業・経済面で人手不足による大きな影響が生じる。
    この問題を取り上げた朝日新聞連載記事を書籍化したものが本書である。
    第一部、二部で様々な現場取材や専門家の意見聴取により課題や解決策を追求、第三部では能登半島地震に目を向け、過疎集落の今後や災害と人口移動、防災と復興について考える。
    解決に向けて、高齢者の生きがいビジネス、外国人やロボットの活用、デジタル化、行政サービスの広域化、サービスの取捨選択など色々な観点からの取り組みが紹介されているが、いずれも壁があり一足飛びにはいかない。
    そんな中で、興味を感じたユニークな取り組みがアプリゲーム「TEKKON」だ。一般人がスマホの位置情報を使って電柱を撮影、写真を投稿するとポイントがもらえ、お金としても使えるというもの。集まった写真は電柱などを管理する企業が買い取り、修繕の順位付けなどに活用する。電柱、水道管、道路橋などインフラの劣化が進む中、保守・点検を担う土木技術者は不足している。保守・点検は国家資格が必要だが、目視点検で修繕の優先順位の高い箇所をリストアップするのには資格は不要、そこに目をつけたのがこのアプリの活用だ。
    ゲーム感覚で楽しみながらインフラの保守面での人手不足に貢献できるという発想は非常に柔軟な感じがした。
    エッセンシャルワーカーの不足、効率を求めるコンパクトシティ論者と住み慣れた過疎集落の高齢者住民との葛藤、過疎地に大規模な災害が発生した後に生じる「復興か移住か」の選択など、大きな課題が横たわるテーマだと改めて痛感させられた。

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    2024年09月25日
  • 何が教師を壊すのか 追いつめられる先生たちのリアル

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    凄く分かりやすいです。

    我々が、いかに飼い慣らされてきたか
    おかしいと気付かずにタダ働きさせられてきたか
    痛感する本です。

    みんなに読んでもらって、意識を変えて
    日本の教育が明るくなるよう

    本当の「働き方改革」が進むことを切望します。

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    2024年08月09日
  • 発達「障害」でなくなる日

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    さまざまな発達障害の事例を紹介し、合理的配慮について示している。合理的配慮は、支援者側が配慮して行うものではなく、障害のある方から支援者側に示し、適切に行うものであると分かった。支援者側が積極的に伺うことが大事である。

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    2024年06月27日
  • 何が教師を壊すのか 追いつめられる先生たちのリアル

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    「若者の教員離れ」というフレーズをよく目にするようになった。採用試験の倍率もかつては10倍は下らなかったが、今は1倍を切るところもあるという。その倍率の変化が、教員の仕事について多くを語っていると思う。
    私も教員として20年以上勤めているが、かつては本書で窮状を述べている方々とほぼ同じ生活を送っていた。生徒のためと思ってやっていたが、限界に近かった。
    給特法の改正で教職調整額が4%から10%に上がるというニュースを見た。残業代は出さないが、数万円やるから倒れるまで働けと言われている気がする。150年もなぜ学校教育だけは進歩しないのか。教育こそが未来であると私は考える。日本の教育の遅れが、日本の貧困化につながっていると考えざるを得ない。即効性のある政策に飛びつきたくかもしれないが、先を見据えた行動の取れる権力者はいないものか。

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    2024年05月05日