鶴谷香央理のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
久しぶりに読んだけど、やっぱりこの漫画の雰囲気が好きなんだよね〜!
偶然入った書店で絵に惹かれて買ったBL漫画にハマってしまった75歳の雪さんと引っ込み思案の隠れBL好きの高校生うららの趣味を通した交流話。
年の功なのかグイグイ押せる雪さんはうららにとって相性がよかったのかな。年の差関係なく好きなことを語れる友達っていいよね。
縁側で2人が趣味のことを喋ってるシーンが好き。
基本は二人の交流がメインなんだけど、たまに挟まれるうららの周りに置いていかれてる感や雪さんの老いの描写が胸を打たれる。初めて読んだときは自分の年齢はともかくうらら寄りだったのに、今回はすごく雪さんの老いに寂しさを感じることが多かった。私も年を取って、周りも年を取ったからだろうか…
映画も良さそうなので観てみたい! -
Posted by ブクログ
58歳差の2人が過ごした楽しくて穏やかで優しい時間。
完結編なのが寂しくなる。
狭くて暑くて人が多いけど売れたのは雪さんが買ってくれた一冊と女の人が買ってくれた二冊。
その後、やっぱりうららに会えたら嬉しい雪さんは、受験勉強を家でしたらと誘うけど楽しい気持ちになっちゃうからと断るうらら。
紡くんが泣いているのを見たうららだけど何も言えずに隠れてしまう。
紡の思いがわかるんだろうね…
うららと雪さんがBL漫画で語り合う笑顔の素敵なこと…。
これがずっと続ければいいのにと思っていた。
最後にはコメダ先生のサイン会で話できて良かったねぇ雪さん。
「どう言えば今の気持ちが伝わるだろう」
これってみんなが思っていることなんだろうね。
伝えることの難しさと言えたことの嬉しさ。
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Posted by ブクログ
危険なほどの熱い夏!
癒やし系のコミックがあったはず…と積み本の山から取り出す。
みーんみーんとこちらもセミの声が聞こえる中で、日傘をさしたおばあちゃんが、閉店した喫茶店の前で汗をふく。
こちらも夏だ!
久しぶりに入った本屋で、おばあちゃんの目にとまったのは、表紙のきれいな絵。
買ってみたら、なんとBL漫画!
続きが気になり2巻目を買い…
そこからバイトの女子高生と漫画の話をするようになる。
「ずっと誰かと漫画のお話したかったの」
愛想があるわけでもない風変わりの女子高生・うららと書道教室の先生でもある雪さんとのほんわか〜とした交流が始まる。
なんとも雪さんの可愛らしさに癒される。
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Posted by ブクログ
75歳の老婦人、市野井雪はふと立ち寄った書店で手にしたBL漫画に惹かれ読者になっていく。その書店でアルバイトをしている高校生佐山うららもそのBL漫画のファンだった。二人は次第に意気投合し、同人誌即売イベントに一緒に行くことになった。祖母と孫娘くらいの年の差のある二人が、純粋に好きなことについて語り合い、交流を重ねていくうちに、少しずつ少しずつ、生活が変化していくのだった。
1巻の冒頭を読み始めたら面白くて3巻まで読み進めました。穏やかでほのぼのしているけれど、静かな中に熱を感じて、なんかこういうの、いいなぁと思ってしまいました。
夢中になれるものがあるのっていい事だと思います。ふたりの関係性がとてもいいなと思います。
私もできるだけ長生きして、好きな本読んだり、イベントに出かけたりしていきたいな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ興味あるサークルの前でうろうろするのがあるある過ぎて笑うしかない。
購入はそーまちんに託したのか。ここまで来たらすぐ帰しても変わらないと思うんだけどな。
「まわりの人とか環境が変わったからって、自分もさあご一緒にってわけにはいかないもんね」
パプリカ歌う雪さん。
「(勉強)したくなくて困ってます」「あらー」
強制しない雪さん。
「年月とは、かくも清々しきものなり」
「自分のためにやることって、なんか盛り上がらなくて」
いやー、なんかわかるなぁ。
英莉ちゃん、靴の違いとか、対比として置かれているが、悪い人ではないのよな。
どうして どうしてこんなに どこまでも優しいものを作ったの
傘倒し、倒れた方へ。「おしゃれしてるし」倒したい方向へ力を加える。
喫茶店のイスの高い席は、年が行くと座るのも下りるのも大変か。
君といると 僕はうれしい
君といると 僕には力がわいてくる
君といると 僕は僕の形がわかる
僕も君に それをあげたい
「この漫画のおかげで 私たち お友達になったんです 描いてくださってありがとうございました」
「やだもう」で涙するシーンまでに、雪さんからうららへの気持ちが溢れてるなあ。うららがサインだけでなく雪さんも一緒に写真に収めるのもいい。
一方でコメダ先生は雪さんだからこそ憶えていたのかもしれない、とも思う。
「今日は完ぺきな日でした」
うららもうららで、「足るを知る」というか、そういうタイプの人なんだよな。
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Posted by ブクログ
終わってしまった。
どんな形で終わるのか、別れはあるのだろうなとは思っていたけれど、自然な感じで二人の関係もゆっくりほどけていきます。
プツンと切れてしまったわけではないので、これから先、雪さんがなんとなく日本へ帰ってくる時もあるかもしれないし、スマホを持ったことだから連絡もとっていくかもしれない。
それでも、二人で過ごした濃密な時間は終わってしまって、鼻の奥がツンとする寂しさを感じました。
うららさんは、いろいろ少しずつふっきれて、はじめて会った時のようなちょっと暗いだけに見える子から変わってきました。
コレからどんな道を選ぶにしても、素敵な大人になっていくでしょう。 -
Posted by ブクログ
高校生のうららさんと、シニア世代ひとり暮らしの雪さんの物語。
うららさんの、漫画を描きたいという気持ちから始まった4巻目。
うららさんも雪さんも、自分たちのやってみたいことに向かって、進んでいきます。
若いうららさんは、あれこれ悩み、ウロウロして立ち止まったりしながらも、結局やってみようとして実現することまで漕ぎ着くことができました。
雪さんは、軽やかに、新しいことに向かっていきます。
二人は、それぞれ相手の存在に励まされながら、前を向くことができたのですね。
若い頃の自分も、何かをやってみたくて、文章を書いてみたことがありました。
どうなりたい、というとても強い気持ちがあったというより、何か、自分にできることを探していたのだと思います。
今でも、コレからでも、大きなことでなくて良いので、新しいことを少しずつ、感じたり実行したりできたらイイなと、改めて思いました。
二人は、やり切った後、どうなるのでしょう?
上手くいったね、で終わるのかと思いましたが、まだ続くもう一冊、どんな結末になるのでしょう?