【感想・ネタバレ】メタモルフォーゼの縁側(1)のレビュー

鶴谷香央理

ふと立ち寄った書店で老婦人が手にしたのは１冊のBLコミックス。75歳にしてBLを知った老婦人と書店員の女子高生が織りなすのは穏やかで優しい、しかし心がさざめく日々でした。

[ブクログ · ★★★★★]

この2人が友だちっていうのがいい。女子高生のほうはなかなか自分を出せないし優しいんだけど不器用で、なんか自分を見ているよう。おばあちゃんは自分の残り時間をある程度わかっている からか、もともとの性格か、周囲の目とか気にせずウダウダせず興味ある分野に突き進んでいく。お互い触発されあってちょっとずつ仲良くなるのが見てて微笑ましい。

[ルイジ · ★★★★★]

美化されすぎない

淡淡と人生がすぎる

事件もない日常に少しづつ変化を伴う
年齢の離れた友人

好きな物の共有
逢うだけで実は安心で楽しかった

人とのつながり
恋愛にはならない幼馴染み
ちょっとそっけない父親
不幸ではないけど人見知り
幼馴染みの綺麗な彼女

市野井さんとの時間で
かけがえのない一期一会をしたなと
着実に流れてる時間で
あとどれくらい過ごせるだろうか

余韻残る終わり方で
そこがまたいいな

＃切ない ＃感動する ＃深い

[ブクログ · ★★★★★]

習字教室の先生であり3年前から未亡人で75歳のおばあちゃんがBLマンガとは知らずに表紙に惹かれてからハマっていき、本屋でアルバイトをする高校生のうららと仲良くなっていくストーリー

BLがどう絡むのか不安だったけど、読み終えた感想は読みやすくて好感触だった
最後の方のおばあちゃんの「『また今度』があると思っていた」というセリフに一期一会、タイミングの大切さを思い出した
お友達という関係に年齢や世代は問わないということを証明させられている気持ちになった(恋愛においても言える気がする)

５巻で完結ということだからきっと年齢的な意味で結末はああなるのだろうなという感じはするがプロセスがどうなっていくのか展開がたのしみ

[ブクログ · ★★★★★]

何気なく手に取ったBL本にハマり込むおばあちゃんがとてもかわいらしかった。
私はBLは興味がないし、なんなら多少偏見すら持っているかもしれない。
でも、絵の綺麗さに惚れ惚れしたり、ストーリー展開を純粋に楽しむ姿はとても微笑ましく、誰かの好きに対して偏見を持つ自分が恥ずかしくなった。

一方で、冴えない感じの女子高生であるうららちゃんは、BLが好きだけど、自分の趣味に自分で偏見を持っている子。
好きだけど大きな声では言えない気持ちはとてもよくわかる。

こんなに年齢の違う2人が、BLで繋がると言うのが不思議なお話なんだけど、好きなものを語りたいって気持ちはどの世代でも関係ない。

ふんわり、ほんわかした心地の良い空気感にとっても癒される。
時折見せる2人の寂しそうな表情も哀愁があって素敵だった。
幼なじみの男の子が結構気になっている感じのうららちゃん。
夫を亡くして寿命とか肉体の衰えとか過ぎ去った過去に黄昏れることもある市野井さん。

それぞれなんだかんだとある感じだけど、ふわっと流しながら物語がゆっくり進んでいくのがいい。

絵柄も好みです。

[ブクログ · ★★★★★]

お互い思うことはあるが、ある程度以上は踏み込まない2人の関係が羨ましい。年の差関係なくこんな友人がいると楽しいだろうな。

[sososo · ★★★★★]

オススメ

広告でよく見かけていて他の評価も良かったので買ってみました。BLのものじゃなく楽しむ側の話です。それに若いんじゃなくお年寄り登板笑笑
設定も新鮮ですし内容も良かったので是非オススメします。

[ぱん · ★★★★★]

◎

ずっと気になっててやっと購入！
ふたりともかわいかった…

[ブクログ · ★★★★★]

スキップとローファーに似てる漫画、と検索して出会った漫画。
スキロー以上の漫画に簡単には出会えないだろうなと思ってたけど、メタモルフォーゼの縁側も最高だった。
スキローはキュンキュンしてワクワクする感じだけど、メタモルフォーゼはエモいの一言に尽きる。
自分にもこんな風にマイナーな趣味が分かり合える友達がいたらなぁ…と妄想してしまった。

[ブクログ · ★★★★★]

ふらっと立ち寄ったカフェに置いてあったので手に取った１冊。

1冊のBL本がおばあちゃんと17歳の女子高生を引き合わせて物語が進んでいく作品。

人と人の出会いに年齢は関係ない、好きなものを語るのに年齢は関係ない、今すぐ誰かと好きなことで語らいたい、そんな風に思わせてくれた作品でした。

全5巻であり、テンポよく話が進むのであっという間に読み終わりました。

ぜひ読んでほしい作品です。

[まいまい · ★★★★★]

不覚にも

好きなものを好きと言うことは、思うよりもパワーが必要だ。
BLがどうと言うことではなく、シニア同年代が不在のハマりもの全般に言えることだ。
平凡な日常の中のちょっとした推し、の話なのだが、読後に涙が止まらなかった。
自分の推しの状況に重ねてしまったのかもしれない。

＃感動する ＃エモい ＃共感する

[こま · ★★★★★]

かわいい

高校生の好きなものを好きっていえないし、まわりともなじめないモヤモヤと、BLという新しいものに出会ってワクワクしてるおばあちゃんの様子が、対極だけどどちらもかわいい。ただ、今の75歳ってもう少し若々しい気がする…85歳くらいにみえる。

＃ハッピー ＃ほのぼの ＃癒やされる

[ブクログ · ★★★★★]

前から気になってはいたけれど、予想以上に良かった。
このまま穏やかな、幸せな時間だけ二人に訪れてほしいけれど、きっとそうはいかないのだろうな…。
今後に期待と不安。

[コップの猫 · ★★★★★]

新しい友情のかたち

おばあちゃんと女子高生、2人を繋いだのはボーイズラブ、って設定珍しいし新鮮だった。そして内容も面白い。

年老いても、どんな自分でも、好きなものは好きと言えるようになったら良いなと思えた作品でした。

[レビュー · ★★★★★]

出会い

ふんわりとやわらかい雰囲気と、ゆったりとした時間の流れを感じる作品です
二人の出会いから何が始まっていくのか楽しみです

＃ハッピー ＃ほのぼの ＃癒やされる

[サージュ · ★★★★★]

おばあちゃんが主人公（の一人）が珍しい。そしてBLにハマったことも！「腐女子」ってはしゃいでる若い女性を思わせる言葉なのだが、こういうもっと控えめなファンでも立派な腐女子なんだ。すっかりはまってしまってあのP73のセリフで吹いた。そうこなくっちゃ！

＃ほのぼの ＃癒やされる ＃感動する

[牛乳石鹸 · ★★★★★]

よい！！！！

麒麟川島さんのおすすめで見てみました…！もう、とっても良いです。心があったかくなります。混ざってお話したい

＃ほのぼの ＃癒やされる

[みかん · ★★★★★]

一気読みしました！

何かいいのないかな、とサイトを見ていたところおすすめに出てきたのと、そういや本屋さんでも見たなぁと思って購入しました。
今までに読んだことのないジャンルで、お話の中で現実と二次元がリンクしているのもなるほど！と思いました。
もどかしいというかやるせないというか、ああいう気持ちになるのって若いときだけだったなあなど、色々思うこともあり。
買ってよかったです！

[ブクログ · ★★★★★]

BLで繋がった高校生とおばあちゃんの話。
異質だけど、おばあちゃんに勇気をもらう高校生の立場になって包まれるようなあったかい気持ちになれる。人間と人間の理想の繋がりを感じる。

[ブクログ · ★★★★★]

歳をとっても歳を理由にしないで、雪さんみたいにしなやかに生きたいなぁ。何気ない日常を描いていて、ちょっと切ない。この雰囲気が好きです。

[カフェ · ★★★★★]

自分の好きなものを受け入れてもらえると、まるで自分自身を肯定されたかのような気持ちになるのはどうしてなんだろう？好きという気持ちを誰かと共有したい、つながりたいという思いは誰もが持っていて、例え今属している場所でそんな仲間がいなくても、世界は自分が思っているより広いのだから大丈夫と思えるあたたかさに満ちています。

[ブクログ · ★★★★★]

とても、心に響いてしみわたる。こんなおばあちゃんになれたらなあ。そして、うららの考えすぎちゃうところめちゃくちゃわかる。外から見るとなんでことないやりとりを、本人たちは大切に大切にしている。そんな繊細な描写にとても惹かれる。

[にゃん · ★★★★★]

こんなおばあちゃんになりたい

年齢に関係なく、お互いの知らない世界について歩み寄り知り合いたいと思う気持ち、実際に行動に起こすための勇気を持てるというのはとても素晴らしい関係だと思います。
何歳になっても自分の好奇心やワクワクする気持ちを大切にしていきたいと思える作品です。
続巻楽しみにしています。
早くまたイベントも行きたい！です。

[た · ★★★★★]

メタモルフォーゼの縁側

ツイッターで拝見し、購入いたしました。最高に幸せな気持ちになれる内容でした。買って良かった。

[ブクログ · ★★★★★]

素敵すぎ。年齢的には私は雪さんにちかいのだけど、こんな感性でいたい。好きなものを自然に受け入れて、枠を超えて仲間を作りたい。何よりも、出会ったことのないものを見つけたい。今のこの時期、そんなことが考えられると、とてもエネルギーが湧いてくる。元名古屋市民としては、コメダのミックスジュース、シロノワールが出てきてカンドーです。コミック好きだから、次出るのはいつかな、とカウントする気持ちはものすごくよくわかります。余生をコミック発売で測るのは、私的にはちょっと幸せかも。はげみになるから。夫に先立たれたあと、このように生きられるのは少し理想です。

[koko · ★★★★★]

まだ自分が何者なのかもわからない女子高生と、夫を亡くし1人で生活をしている老婦人とを結びつけるものは一冊のBLコミックだった。この設定が素晴らしい。次巻以降も読みたくなる第1巻。

[ブクログ · ★★★★★]

前から気になってた本。
なんだろう、読んでてとても心がホッとします。
最近コミックをよく読むようになりました。
その中でもこれはなかなかいいです。
続きも読む！

[ブクログ · ★★★★★]

残りの人生で、どれだけの本が読めるか、かんがえちゃうなあ。３巻まで読みました。
とりあえず、雪おばあちゃんが買ったBL本は、まだソフトなものだったんだろう、、、
ハードな物だったら、心臓に悪いよ。恥ずか死ぬ。

[はる · ★★★★★]

ただただ純粋に「もっと読みたい」「また読みたい」「続きが楽しみ」と思える本でした。
絵も雰囲気もふんわりしてるけど、時々見えるもの寂しさや不安(家のことや進路)だけど、二人の「今」を楽しんでる姿を見ると元気と笑みが出ます。

[ブクログ · ★★★★☆]

BL本を通じて年配女性とJKが仲良くなる話。

おばあちゃんも周りに漫画を読んでどうこう言える人がいない、JKもBLについて話せそうな人がいないっていう共通のところで繋がるんだけどBLじゃなくても、これめっちゃいい！と思って誰かに言いたい！伝えたい！って気持ちってあると思うん。
それを言える人がJKだっただけ、おばあちゃんだったってだけでそこに歳の差とかは関係ないよなぁ

何よりおばあちゃんが結構アクティブなのも幸いしてJKと距離が縮まっていく。
いい本と出会えたなぁと私も思いました◡̈笑 なに突然笑

[ブクログ · ★★★★☆]

女子高生と祖母世代のBLを介した交流、フレンドシップなのかシスターフッドなのか判らんけど、とにかくよかった。
今を生きながら、過去に思いをはせ、だんだん残りが短くなっていく未来のことも考える。立場的にはもう雪さんの方に自分を重ねている。

[ブクログ · ★★★★☆]

2024/10/6(日)
一年半ぶりに再読
やっぱり素直にめちゃくちゃ面白い！
2人ともキャラが立ってて、コミカルさがたっぷりあるのが良い。雪さんのほうでいくらでもシリアスは入れられるので（「また今度」があるとは限らない）。
好きなBLのキャラを語るときに死んだ夫を持ち出してくるのとかすばらしい。

うららさんにちゃっかりイケメン幼馴染男子がいるのだけ少女漫画でオモロい。

[ブクログ · ★★★★☆]

最終巻まで読み終わった。
友人っていいなと思った。しかも58歳差。優しい雰囲気のお話。まだまだ読んでいたかった。

[ブクログ · ★★★★☆]

女子高生とおばあちゃんという、普通なら関わることのない2人が、BLを通じて知り合い、少しずつ変わっていく話。
年齢に関わらず挑戦していきたいし、私自身も変わることを恐れないで行きたい。

[ブクログ · ★★★★☆]

#漫画 #コミック #おすすめ本 #読書 #メタモルフォーゼの縁側
ぐわー！試しに1巻だけ……と思ったけど、これ、絶対面白いやつじゃん！！

[ブクログ · ★★★★☆]

書店でアルバイトをしているうららは、BLコミックに興味を持った75歳の雪と出会い、交友が始まる。そのコミックの作者が池袋のイベントに上京してくることとなり、二人はイベント会場へと向かう。10話までを収める。

[カロリン0518 · ★★★★☆]

面白い

おばあちゃんがともかくかわいいです。好奇心があってお茶目で可愛くて、こんな風に歳を取りたいと思いました。二人の友情に乾杯

[ブクログ · ★★★★☆]

こういう、自分の知らない世界に興味をもって受け入れられて楽しめるおばあちゃんになりたい〜

「また今度」があると思っていたのよね

死ぬまで何巻までしか読めないってこともあるし次が来ないこともある
大切に思い切り楽しもう

[ブクログ · ★★★★☆]

噂に違わぬほのぼの感！
おばあちゃんと女子高生の心のふれあいの始まりがBLとは！そのギャップがまず楽しい。
ところどころグッとくるところもあっていつの間にかちょっと感動してる自分がいます。
続きが楽しみ！

[黒猫 · ★★★★☆]

なんかいい。

なんだか癒されます。年齢を超えた友情・・・いいです。憧れます。
それも普通この手の話は、なんかもらってとか、優しくされて、とかから始まる年齢超えた友情話が多い中
BLがきっかけというのが斬新。
二人ともそれぞれいいキャラしています。

[ブクログ · ★★★★☆]

ひたすら仲間に入りたい…！隠れ腐女子の高校生と淑女な雰囲気のおばあちゃんとのBLライフ。このタッチも好き。幼なじみの男子も気になる…

[ブクログ · ★★★☆☆]

心温まる女子高生とおばあさんの物語。
普段はギャグものを読むことが多いけれど本書を読んで日常ものもいいなと思った。

[ブクログ · ★★★☆☆]

げんしけん、のようなオタク側に焦点をあてたマンガです
女オタクものですが、銀魂構文なハイテンションさはなく、イキった痛々しさがなくサラりと読めました

同級生のファンコミュニティに馴染めない女オタクが、バイト先の書店で知り合った老婆と交流を深めていきます
宮崎駿がギリギリ好きそうな主人公と、未亡人の老婆がBLコミックを通して交流を深めていきます

オタクコンテンツと恋愛、2つの経験値が極端に違う2人がどう影響を与え合うのかが気になります
店員として関わり、BLコミックへの造詣の深さが伺えますが、幼馴染みに対して恋ともつかない情を扱えずにいる主人公と、
亭主に先立たれて数年で、今も慕い続ける老婆の対比がキレイです


ふたりともまだ好感度1/10程度ですが、これから仲良くなっていくのが楽しみです
メタモルフォーゼがいつ来るか待っています

[ブクログ · ★★★☆☆]

不思議なタイトルだと思って読み始めた。
派手なコマ割や感情描写やイベントがあるわけではなく
淡々と日常が流れていくのがとても癒やされる。

雪さんがあっさりした性格の人で、
一人暮らしをしつつそれと知らずBLにはまり、
本屋でアルバイトをしていたうららちゃんと知り合い
仲良くなるのだが
お互い相手に寄りかかりすぎることもなく
和気あいあいと好きなものを好きと言い合える関係がとても素敵だ。

[匿名 · ★★★☆☆]

癒し系やほのぼの

人気作品なので読んでみようと思いました。
特に続きが気になるという感じでもないので、癒し系やほのぼのよりの作品なのでしょうか。

[ブクログ · ★★★☆☆]

映画化されたので読んだ。漫画は久しぶり。
ベルサイユのバラやハイカラさん、、マーマレードボーイが漫画だと育った世代には新鮮だった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

【感想】
・シチュエーションが楽しそうなんで読んでみた。
・このマンガの終わりは雪さんの死なのかなと思うといまからかなしい。できればそれまでに最終回になってもらいたいかも。

【内容】
・あっけらかんとした老女がBLコミックスにハマり、内気な女子高生とも知り合い、自宅の縁側で語り合い、世界を広げていく。

▼簡単なメモ

【うらら】佐山うらら。女子高生。書店でバイトしている。BL好きのようだ。つむっちは「うらっち」と呼ぶ。
【君のことだけ見ていたい】コメダ優のマンガ。BL系。雪さんがハマった。
【つむっち】紡。うららの幼馴染み。
【雪】市野井雪。七十五歳。書道教室を開いているようだ。BL本にめざめる。

[ブクログ · ★★★☆☆]

おばぁちゃんとBL。
ちょっとちぐはぐな組み合わせに惹かれて読んだ。年代を問わず好きなものを共有するってやっぱり良いなと感じた。5巻完結か。続きが見たいな。

[ブクログ · ★★★☆☆]

書道の先生をしながら
ひとり静かに暮らす老婦人、雪さん。
書店でアルバイトしている女子高生、うらら。
ふたりの共通の趣味…それはＢＬ。

うわぁ(*^-^*)
なんか２人ともかわいい…。
雪さんがＢＬにハマるのも
自然な感じで描かれているし。
その漫画のキャラとストーリーに
ひかれてしまったんだから仕方ないよね♪

年を取ってからも
こんなふうに好きなものが見つけられて
熱中できたらいいなぁ。
うららちゃんと幼なじみの学園恋模様も
２人が大好きな漫画を描いている
作者さんサイドの話も、みんな好き。
続きが楽しみです。