小幡績のレビュー一覧

  • すべての経済はバブルに通じる

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    2010/05/26
    題名のとおり!
    バブルってそうやって生まれるんや。
    ファンドマネージャーも大変や!!

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    2010年05月26日
  • すべての経済はバブルに通じる

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    証券化の持つ意味

    それがサブプライムとどう関係しているのか?

    この2つを徹底的に分かりやすく解説してくれる。

    決して難しい本ではなく、むしろ初学者用にかなり分かりやすく書かれている。

    サクッと読めるのでオススメ♪

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    2010年04月04日
  • 世界経済はこう変わる

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    豪華なお二方の著作。時折議論の中で実現可能な未来像から乖離するところが見られる以外は、これからは本質が大事というくだりあたりは納得。主要な経済の出来事を非常に簡潔に説明されているので、経済に疎い者でも読みやすい。

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    2010年02月18日
  • すべての経済はバブルに通じる

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    本書の前半部分がおもしろいです
    バブルと知りつつ、
    そのバブルがいつか弾けるとわかりながら、
    そこに金が集まってバブルが膨張していく。
    バブルの本質を示してくれます

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    2009年10月24日
  • 世界経済はこう変わる

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    アメリカのバンカー達は、ビジネスの規模を巨大化し、ヒト対ヒトのコミュニケーションのような(一見)非効率な情報交換を排すことにより、資本効率性の極限を目指した。それこそが金融危機の原因であるとのこと。この構造を捨て、新たなシステムを作り上げることが望まれている。

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    2018年10月14日
  • すべての経済はバブルに通じる

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    そもそも一番最初にリスクを取って証券化するという行為は、
    その後の参入者が商品を次々と購入していくことを考えるとリスクではなくなる。
    という部分は驚き。
    流動性リスクってのは危機が起きるとその重要さが認識されますね。

    住宅バブルも儲かるとわかって起こるべくして起こったといえる。そうだ。

    確かに世の中は最初に仕掛けたものは儲かる仕組みになっておりますね。

    ただ、今回は証券化という商品によって仕掛けた者も、稼ぎを得る過程で仕掛けられた商品を購入していたのですね。当然わかっていたと思いますが。

    LTCMが大きくなりすぎたがゆえ、
    投資対象の拡大を図り、結局はまともな投資機会が減っていった。と

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    2009年10月07日
  • すべての経済はバブルに通じる

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    キャッチーなタイトルだが、意外と学術的。
    現代資本主義が内包するバブル発生のメカニズムを、事例をもちいて解説している。
    著者は資本主義の本質とは「ねずみ講」であり、癌のように無限に増殖する「キャンサーキャピタリズム」であると名付けている。
    1〜3章のバブル発生のメカニズムは非常にわかりやすく解説されていて、かなり納得できた。4〜6章の具体的な事例の部分は本書の論旨を裏付けるために必要なのは間違いないが、描写がクドくて、個人投資家としても活躍する著者の「俺ってこんなに事情通なんだぜ」というひけらかしなんじゃないかと思ってしまうのは、俺がひねくれているだけか。

    なお、著者は自分自身個人投資家であ

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    2014年02月19日
  • すべての経済はバブルに通じる

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    確率的に必ず0にはならないリスクを、証券化する事でリスクを減らしてしまうという手法は不思議…理解できるけれども不思議だ。

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    2011年01月09日
  • アフターバブル―近代資本主義は延命できるか

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    アフターバブルについて経済的視点での論述が述べられるのかと思っていましたが、途中から筆者のコラムかなと感じる軽い文章が入りました。
    勝手に少し違う論理展開を期待してしまっていたので星3にしましたが、読み物としては面白かったです。

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    2024年03月24日
  • アフターバブル―近代資本主義は延命できるか

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    バブルがはじけ、あとにはバブルなし。日本の財政は破綻するとの警鐘を鳴らす本。理論やファクトや論文の引用が豊富な本を期待していたので、期待外れ。著者のコラムが好きな人にはファンブックとしておすすめ。少し、文章がくどい。

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    2021年10月08日
  • アフターバブル―近代資本主義は延命できるか

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    【遠い未来を】
    この手の本は時が経つと読まれなくなります。
    時が経ち真実が現れるからです。

    誰もわからない未来を予言するのであれば、4、5年で判明する未来ではなく、100年ぐらいの遠い未来がいいです。そこまで当たりかハズレかが断定されないからです。

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    2021年02月28日
  • アフターバブル―近代資本主義は延命できるか

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    すなわち、すなわち。
    であれば、であれば。
    助詞の「の」。が連続5個。非常に読みにくい。
    MMTは眉唾と断言するも、根拠を示さない。
    自分の主張したいことは、「最優先される」「最重要である」などと書くが、根拠が不明。
    現在の株価異常高騰がバブルであり、一つ前のバブル崩壊後"精算後回し的な金融緩和政策"によって、余った金が株式市場に流れているだけと言うのはとてもわかり易い。
    原油の価格や牛丼の価格の決まり方は面白かったが、牛丼の価格は企業戦略の一つで、はじめに一杯500円としていたらそもそも”牛丼の吉野家”なんて概念自体が今無いかもしれないな。とは思った。

    ゼロリスクに対す

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    2021年02月17日
  • アフターバブル―近代資本主義は延命できるか

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    バブルとアフターバブルの繰り返しが経済の本質。
    バブルとは、外部の力で膨らませたもの。
    流動化、外部、フロンティア、の3つが資本主義の発展に必要なもの。
    コロナは、一時的なものだが、財政出動した分はのちのちバブルになる。

    イラクの国家予算は1バレル80ドルで組まれている。ロシアは40ドル以下では財政破綻になる。シェールオイル業者は40ドルを割ると採算割れ、70ドルを超えると参入が増える。
    ダイヤモンドとゴールドは、旧ソ連、南アフリカで産出される。南アフリカのデビアス社が流通の9割を押さえて、価格を維持している。
    世界的には、金の埋蔵量は多く、希少性は少ない。希少なものは持てないのでバブルにな

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    2020年10月19日
  • 成長戦略のまやかし

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     やたら断定口調である割には論理的な説明がほとんどなく、まったく説得力のない文章である。例えば特区についてその定義を明確にしないので、読者と認識がずれたまま議論が進んでいく。必ずしも特区=東京優遇ではないはずだ。また円安は輸出メーカーに値下げして増産する誘因を与えるから、明らかにプラスに作用する。著者は完成品以外のメーカーの経営事情をご存じない。材料・部品こそが日本の強みなのに。これ以外にも事実誤認、根拠を明示しない断定など数多く、勢いだけの机上の空論の印象が拭えない。
     ただ著者の思想に通底する「箱より人」の発想は素晴らしい。大企業の設備投資を助成するくらいなら、教育に投資すべきというのは正

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    2018年10月30日
  • GPIF 世界最大の機関投資家

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    餅は餅屋。国債はもはやリスクオンとはいえ、これだけ巨大な投資機関の矛先は、やはり国債であるべき。なぜなら巨艦が支え続ける限り、それ自体リスクヘッジになるから。なのに何を勘違いしたのか、株式比率を上げてきた。しかも皆が稼げてる時にマイナスを出してまで。最大の失敗は、投資方針を公言してしまったこと。これはいわば投資の手の内をばらしているようなもの。組織の仕組みから変えないとえらいことになりそうだ。

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    2017年02月26日
  • リフレはヤバい

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    リフレがヤバいことは感覚的に理解できる。アベノミクスも持続的な成長路線に乗せられなかったし、日銀のインフレ目標も事実上棚上げだ。インフレ状態にする唯一現実的なシナリオが円安とのことだが、為替相場は金融市場と米国の意向で決まるので実質的に日銀が操作できないこと、これ以外に人為的にインフレを起こすにはヘリコプターマネー以外に手段がないこと、仮にそれらの結果としてインフレになったとしても国民にとって何の利益もないことは良くわかった。マクロとミクロのバランスが取れていて非常に説得力がある。
    ただいくつか理解できない点がある。
    まず国債の暴落は円安が起点になるとのことだが、リフレで継続的に円安に誘導する

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    2016年11月14日
  • 円高・デフレが日本を救う

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    以前、円高で経済破綻した国はないと読んだ。本当のところ現在の経済はどうなんだろう?プロが考えた経済政策をプロが批判。素人にはよくわからない。

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    2016年01月20日
  • リフレはヤバい

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    まあ、こういう経済系の本はとんと読まないのですけれども、最近こういった分野に興味が出始めた自分を自覚し、読んでみたわけなんですけれども…まあ、これは著者の主張・言い分ですよね、ということを了解して読んだ方がいいかと存じます…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    もっと有用な政策が他にあるのかもしれませんしね…ただまあ、安倍ちゃんが今やっている政策は即止めるべし! みたいな主張には僕も賛同の意を示すというか…どうしてもこういう主張系の本を読んでいますと著者が正しいように感じてしまいますね…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    それと安倍ちゃんってアレですかね、経済の知識とかないんかなー?

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    2015年01月20日
  • リフレはヤバい

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     全体的には面白く読んだ。特に第8章の「円安戦略はもう古い」で「真のグローバル日本企業になるためには、思考はドルでなさなければなりません。円で考えていると、単なる地元にこだわった、井の中の蛙になってしまうのです」という指摘はもっともだと思う。円安は株高につながって、株価の時価総額は上がっているが、さらに円安が進めば、企業価値や資産価値は目減りしていく。

     面白かったのは「タコ紐理論」。インフレは凧と同じで高く揚がった時(インフレが進んだ時)は紐を引いて制御できるが、風がなければ、凧は揚がらない。つまりインフレは起きない。金融緩和で起きるのは輸入インフレだけだそうだ。

     それではデフレ脱却に

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    2014年10月04日
  • GPIF 世界最大の機関投資家

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    GPIFを巡る昨今の議論は過熱している
    公的年金であり、130兆円という資産規模を誇る世界最大の運用機関であるGPIF
    この本を読まざるともそのGPIFを巡る問題点は明らかだ
    即ち、恣意的な政治介入を断固避けるべきだということ
    そもそも株価(=企業価値)は企業の本源的価値そのものであり、バリュエーションの方法による差異はともかく、外的な資金流入の影響で左右されるものではない
    行動ファイナンスを取り上げるまでもなく、現代の投資理論がモメンタム重視であり、既知情報の蓄積がイコール株価であるとまでは言わないが、アベノミクス(=政治)の通信簿を良くするために株価操縦は行われてはならない
    ましてや所轄官

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    2014年09月01日