小幡績のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一字一句理解することはあきらめてさらさら流し読み。まえがきのお金、経済、資本主義の本質の説明は特に面白かった。主題についてなんとなく理解できたのは、金融市場の動きは必ずしも実体のある社会と関連があるとは限らず、人々の心理によって形のないまま勝手に動きだしてしまうものらしい。それはどうやら健全な姿ではないとのことだ。さて、この本は私にとっては勉強会7月課題本。残念ながらスケジュール都合により参加できないのだが、この本をネタに議論を展開できる自信がない…。本自体は正直1割も理解できていないだろうが、それなりに興味深く読めた。このレベルの経済の本を数読むことが私には必要かも。
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
二〇〇九年五月、世界経済の失速が止まらない。
金融システムの崩壊、実質経済の収縮、基軸通貨存続の危機、理念のない巨額の財政支出-。
今、何が本当に起こっているのか?
何が失われようとしているのか?
我々が将来のために、今、やるべきこととは?
希望はどこに見出されるのか?
ウォール街を知り尽くす銀行家と、新進気鋭の「行動派」経済学者が、金融恐慌の果てに、本当にあるべき社会と経済、国家の形について語り合う。
[ 目次 ]
1 最悪のシナリオは実現するのか?(1930年代の世界恐慌よりもひどい状況 借金ができないから消費もできない ほか)
2 借金依存経済に終止符を(財政刺激策はやっ -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
なぜ、サブプライムローンは世界的な金融危機を招いたのか?
なぜ、ジャンク(くず)と呼んでもよいようなサブプライム関連の金融商品に、欧米の投資銀行やヘッジファンドなど世界一流の投資家たちが殺到したのか?
なぜ、サブプライムショックの際に、日本の株価が最も暴落したのか?
なぜ、バブルは繰り返されるのか?-多くの投資家がリスクに殺到するがゆえに生じる、新時代のバブルの正体を、気鋭の学者であり、個人投資家でもある著者が、アカデミックな成果を中心に、著者自らの投資体験も含めて分析する。
[ 目次 ]
第1章 証券化の本質
第2章 リスクテイクバブルとは何か
第3章 リスクテイクバブルのメ