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リターンを追求する投資家がリスクに殺到する以上、必ずバブルが起きる――新しいバブル「リスクテイクバブル」の正体とその影響を、学者であり個人投資家でもある著者が解明。
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Posted by ブクログ
booklovers和田秀樹より紹介 おもしろい。バブルとはなにかということを非常に分かりやすく解説してくれている。バブルに関するこれまでの数々の疑問に答えてくれた。
勉強会の課題図書だったので読んでみた。■まえがきが刺激的資本主義とはねずみ講のこと。なんていいきっているのが素敵。■サブプライムローン問題の詳解サブプライムローン問題が一体どういう形で起こり、なぜ破綻したのかがよくわかる。具体的で実感のわく説明。今まで目にしたサブプライムローン問題の解説の中で一番分...続きを読むかりやすく、納得度が高かった。■バブルの本質について筆者はバブルには20世紀型と21世紀型があるという。どちらかというと、冒頭の「ねずみ講」というのは20世紀型で、21世紀型はチキンレースであるように思われる。
(勉強会本棚のコピペ) 「経済はねずみ講である」 この一言に端を発する当書は、 現代の資本主義経済の仕組みを明解に説明し、 その仕組みは、常にバブルを生み出すものだと唱えている。 一見日々成長しているように見える世界経済も 地球全体で見れば結局ゼロサムゲームに過ぎないということ、 人...続きを読む間の欲望=常にフロンティアを求めること を止めることの必要性、 を認識させてくれる、非常に興味深い1冊である。
わかりやすかったの一言に尽きる。 サブプライム問題を例に、所謂「バブル」の発生の構造を丁寧に説明してくれている。 ある事象が発生した原因をトコトン解説してくれているので、知識がぼや~っとしてる人や、はじめて経済を学ぼうとする(自分のような)人が読むと効果覿面なんじゃないかなーと思います。 おすすめ...続きを読むです。
金融バブルに関する解説書。バブルであったがゆえにバブルが投資家を引き付けること、バブルに乗った投資家はそれがバブルであることを十分に知っていたこと、バブルの発生が必然で何がバブルであるかは偶然であること、など金融バブルおよび著者が名づけたリスクテイクバブルについて非常に腑に落ちる解説(仮説)になって...続きを読むいます。サブプライムローンの仕組みとその崩壊過程についても分かりやすい説明になっています。 第4章から第6章の2007年2月末から2008年3月の約1年間に渡るサブプライムバブル崩壊を時系列で追った記述は、場合によってはかなり退屈な内容になりがちな中、投資家の想定される心理を描いてスリリングなものに仕上がっています。 経済学分野の話としては、あくまで仮説という部分も多いのかと思いますが、自分も含めて個人投資も全くしていないどちらかというと疎い人にとっても、よい本かと思います。
金融に疎い自分にとっては初めて知ることが多くてとてもためになった。 まず経済と金融が逆転し、膨張を続ける金融資本。実体経済には限界があるために資本の希少価値も下がるが金融工学や証券化を通して金融の世界の中での価値を上げる。実体経済を離れた金融資本の自己増殖はねずみ講と同じシステムで維持され、ねずみ講...続きを読むと同じように破綻する。それがバブル崩壊。 そして証券化の意義について。証券化でリスクをオーダーメイドにすることで価値を作り出す。また証券化によって今まで投資対象にならなかったものが「商品化」され、これにより流動性リスクが大きく改善される。そして資産がもたらす利益などから視点がリスク・リターンを軸にするものへと変化する。 このリスクの変質が著者の造語「リスクテイクバブル」を生み出す。リスクを取ることに人が殺到してバブルとなっている状況である。バブルは貨幣の自己循環理論と同じでなぜバブルがバブルなのか説明できない。また資本と頭脳が分離された現代では投資家はどうしてもバブルを最大に活かして稼ぐ必要にかられて参入せざるを得ず、適当なところで引くこともできない現状がある。 それからこのサブプライム問題などを時間を追って解説。 そして「バブルの常識」を考えていく。まず「バブルがバブルと気づかない」。実はみんなバブルを認識して市場に参入している。ここから「バブルに投資するのは失敗で、崩壊後に後悔する」や「バブルはプロが近寄らない素人の産物」といった常識がウソであることを述べる。 最後にキャンサーキャピタリズムについて。自己増殖する資本に投資機会は食い尽くされ実体経済が金融資本に支配されるとゆう主客逆転を起こし、どちらも崩壊する。著者は癌化した資本が死滅するまでわれわれは幾度かの苦しみを味わうだろうと予測。 と今まで知らなかったことが盛りだくさんで非常に勉強になった。
著者は、小幡氏である。東大卒ー大蔵省ーハーバード卒 〜 で現在は慶應准教授。 基本的には、経済学者だと思うがその分野は「行動経済学」だ。今流行の分野であり、 今後最も注目を集める分野であると思う。 本書の内容は、資本主義は「ねずみ構」である。これから始まる。そして、サブプライムの 本質は、流動性リ...続きを読むスクの構築であり、バブルは作られた。ただし、そのメカニズムの理論は ない。そして、経済が回復するには、今以上の激痛を受けて、初めて正常化する。その 覚悟をしておくのは間違いではない。って感じ。 鋭い。そしてやっと本質が分かったって感じが最も強く残った印象である。 そして、本書のポイントは上記にも書いたが、 1.流動性リスクの軽減 2.ヘッジファンドのシステムの問題 3.ネズミ講 これは、3に関しては気づいてはいたが、うまい言い方があったな。って感じで、 なかなか良いと思う。その他の1と2は、新しい知識を得られたと思う。 流動性リスク、これは確かにそうであると思う。株に関しても同様で、上場株と 非上場の株では、どちらが基本的に価値が高くなるか。市場が整い、いつでも大体 売れる環境と、市場がなく手探りで売買相手を探さなくてはならない環境。 どちらが望ましいか。それが流動性リスクである。 一方ヘッジファンドのシステムとは、評価基準が絶対値ではなく、相対的であるという 評価システムの事。稼いでも稼いでも、周りがもっと稼いでいればそれは評価が低くなって しまうという点。これは・・・・って思う。 しかし、何事も本質を知るのは極めて大切。今までのサブプライム問題の解説が陳腐に 思えるほど、明快に論理的に解説されているので、とてもお薦めできる。
?お金はなぜ増えるのだろう←高校生用 ?経済はどうやって成長し続けるのだろう←大学用 ?資本主義とはなんだろう←大学院用 解答:【ねずみ講】 ひゃ〜資本主義ってそうなんだ!!!!
サブプライムショックをはじめとする、バブル崩壊のメカニズムについて説明されています。 有名な投資家であればあるほど、リスクの高い場所に投資してハイリターンを得ようとするんですね。 分かりやすくて良かったと思います。専門家の意見は参考になりました。
リーマンショックの直後に書かれた、当時のバブルの発生のメカニズムを描いた本 1.バブルが起きている最中投資している人はそれがバブルだと承知している。 2.プロの投資家(ファンドマネージャー)は、バブルが発生しているときにはバブルに投資しないと競争に勝てない。 3.したがってプロであるほどバブルに投資...続きを読むをする。 4.バブルには実態がないことが多いが、(実態があっても実態とかけ離れた価格形成になるが)そうであるほど、プロとしての投資妙味がある。
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