荒木健太郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
気象大学校卒の雲研究者である著者が、気象をテーマに解説している本。学問的な内容ではなく、普段の生活の中でどのように気象と関わることができるのかという「楽しみ方」を読者に伝えるような内容となっている。文章がほどよく平易であるのに加えて、オールカラーの写真や図が非常に分かりやすく魅力的である。前半の章は以前に読んだ「すごすぎる天気の図鑑」シリーズと同じような内容を、大人向けに書き直されたという印象である。後半の章では、気象学の発展の歴史や著者自身の研究者に至る道のり、研究の苦労話などが書かれている。他の気象の本にはあまり見ない内容で、とても興味深かった。何度も読み直したいと思える本だった。
本書 -
購入済み
私には一生物の本
にわか天気ファンとしては、今後も何度でも参照するつもりの本です。
でも一番印象深かったのは、パワポで描いたイラストの描き方のくだりでした。素晴らしい! -
Posted by ブクログ
1320
734P
荒木健太郎
雲研究者・気象庁気象研究所主任研究官・博士(学術)。1984年生まれ、茨城県出身。慶應義塾大学経済学部を経て気象庁気象大学校卒業。地方気象台で予報・観測業務に従事した後、現職に至る。専門は雲科学・気象学。防災・減災のために、気象災害をもたらす雲の仕組みの研究に取り組んでいる。映画『天気の子』、ドラマ『ブルーモーメント』気象監修。『情熱大陸』『ドラえもん』など出演多数。著書に『すごすぎる天気の図鑑』『もっとすごすぎる天気の図鑑』『雲の超図鑑』『最高にすごすぎる天気の図鑑』『読み終えた瞬間、空が美しく見える気象のはなし』『世界でいちばん素敵な雲の教室』『雲を愛す -
Posted by ブクログ
前作に続き、天気にまつわる様々な知識を紹介した本。写真やイラストが豊富で、説明も簡潔であり分かりやすい。一見子ども向けの装丁となっているが、大人でも学べる内容が多く、気象に関する教養を身につけたい人に薦められる。
この本を通じて学んだこと。
- アイスの周りにできる白いモヤモヤも一種の雲である。表面付近の空気が冷やされ、水蒸気が飽和して発生する。湯気とは違い、冷気によって下降するのが特徴。空気の湿っている夏に発生しやすい。
- 主虹と副虹の間に暗く見える部分があり、これを「アレキサンダーの暗帯」という。
- 秋の空が高く感じられるのは、大陸からの乾燥した高気圧に覆われて水蒸気や塵が少なくなる -
Posted by ブクログ
空や雲、天気予報に関する豆知識をわかりやすく解説した一冊。児童が楽しめるように作られているが、大人でも初めて知る知識が多く、学びのある内容となっている。写真やイラストが豊富かつフルカラーで、気象現象をイメージしやすい点が高く評価できる。
本書で学んだ点は主に次の3つ。
- 本来はそこに存在しないにも関わらず、馴染みのあるものを連想してしまう心理現象を「パレイドリア現象」という。特に逆三角形状に配置した3点が顔に見えることを「シミュラクラ現象」と呼ぶ。雲の形に対してよく起こる。
- 主虹と副虹は対日点から42°、50°の位置に現れる。ハロ(暈)は太陽から22°の位置に現れることが最も多い。
- -
購入済み
命を守る
この本を読んで天気予報が命を守る仕事だと認識した。
そして、天気予報に携わっている人達にあらためて感謝を伝えたくなった一冊だった。
ありがとうございます。 -
購入済み
感謝
読んでいて涙が出ました
異常気象と言われる天気が当たり前のように起こるようになったこの近年、見えないところでこんなにも一生懸命働いてくださっている方々、それをわかりやすく教えてくれるこの漫画に感謝します
-
Posted by ブクログ
自分が大学でなにを学ぶか、これからどう生きていくのかの将来設計していく上でのきっかけとなった本。
まだ中学生か高校生あたりの頃に、空ってどんなふうに成り立っているんだろう、雲ってどんな奴らなんだろうと思い、初めて親に本をすがって買った本だからなんか愛着がある。
気象を学ぶにあたってのバイブル的な存在である「一般気象学」の数式を除いたイラスト付きの参考書、みたいな立ち位置で、とっつきにくい数式が散りばめられた気象の世界をキャラクターを用いて擬人化したり比喩表現をふんだんに用いたりしてわかりやすく解説してある良書。理系以外の人にもわかるようにアラケンさんが読者目線に立つよう努力しているのがひしひ