荒木健太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
生徒からの推薦で読みましたが、絵も非常にきれいなタッチで描かれていましたし、「異常気象」が発生する際にどのようにふるまえばいいのか、その現場に赴く研究者の視点というのは今までにない切り口だと思います。
やや現実離れした設定もあるように感じますが、自然災害をどうやりすごすのか、そこに腐心する主人公たちの姿は、応援したくなります。
「天気予報が存在するたった一つの意味」とはなにか、という主人公の問いは、日ごろ「洗濯物が…」とか「花粉が…」「頭痛が…」と一喜一憂するためだけのもののように感じていた私にとっても、改めて目を開かせてくれるものだったと思います。 -
ネタバレ 購入済み
どんなにチャチな結末になっても
どんなにチャチな結末になっても生きて助かって欲しかった。山の恐さを知る人が山の恐さを甘く見ていた人を助けるために亡くなるなんて寂しすぎる。
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Posted by ブクログ
お勉強ぎらいだった幼いころの自分を反省しつつ、地球はふしぎってことをあらためて勉強する。
天気の不思議さを味わうことができる入門書です。やさしい文章でカラー写真もたくさんあって助かります。雲の種類や虹のしくみ、そもそも天気がどう成り立っているのか、天気と人類との関わりの歴史、現在の気象予報技術など守備範囲が広い本です。防災意識向上の呼びかけもあり、天気や防災情報を得るうえで便利なサイトも紹介されていてとても細やかに編まれている一冊です。
ここ数年で「気圧による健康への影響」が、一般的かつ自分ごとになってきた実感があります。「頭痛ーる」という、気圧の変化で頭痛がおきる可能性を警告してくれるアプリもあるほど、世の中で「気象病」は当たり前のものになっています。私が子どもの頃は気圧と健康の関係性なんて話に聞いたこともありませんでした。そういった昨今の世相もあり、また趣味のアウトドアや、最近読んだ本の影響もあり、「そもそも気圧とは何なのか、ひいては天気とは何なのか」ということをわかりやすく知りたいと思い、わかりやすそうなポップな装丁のこの本を手に取りました。雲の種類を覚えるだけで空を見たときにドヤれるな、なんてよこしまさも若干秘めつつ。
子どものころに理科の授業でホントは習ってるはずなんですよね。気圧の話とか、聞き覚えのあった「セーコートーテー」とか。「偏西風」もこの年になって「あ、そういうことなのね」と理解しました。やっぱ子供の頃の「お勉強アレルギー」が強すぎたのか。教科書の中のことを自分ごととして捉えられないと、深い理解に結びついていかないですよね。私のような子どもは、地球そのものが不思議のカタマリだってことに気づけないんですよ、「教科書に書いてあるコト」であるかぎり。子どもの頃にもっとちゃんと教わっておきたかった!(大人あるある)
気象学は総合知。統計学、数学、化学、地理学、環境学、生物学、農学、etc.. さまざまな分野に関係しています。とてつもない宇宙的スケールの学問でありながら、ごく自然に、ごく身近に、意識することもないほど当たり前に私たちの生活と密接しています。
なんでニュースの天気予報はざっとしてるのか。それは、私たち視聴者が分かりやすい情報をもとめているからで、テレビ局などはそれに応えようとしているからだと著者は言います。テレビの天気予報で見かける台風の予報進路も、先の日にちになるほど輪っかが大きく書かれているので、てっきり台風が成長してどんどん大きくなっていると勘違いしていました。あれは先の日にちほど予測を立てるのが難しいので、幅をとって大きく書いてあるということだった。
いまさらながら気づいた事ですが、天気ニュースなどでみる天気予報の図。地図のように上から見た平面で表現されているので、ついついそのイメージでいるけれど、よくよく考えれば雲ができる範囲は上空15kmまであるわけで、大気は立体、3Dなんですよね。上空の低いところと、高いところでは風の流れがちがうことも当たり前。天気予報も立体で表現したらより深く理解できるし、世の中の天気リテラシーも上がるかも。
海を見にいくと悩みがちっぽけに感じるとよく言われるけれど、もっと手軽な方法は、空を見上げれることだと思います。自分の生活がいかに停滞していても、上空の大気の状態は常に変化しています。二度と同じ状態はありません。どんな嵐もいつか霧散する。そういう中に常に身を置いているのがひとりひとりの人間なのです。ちっぽけな自分のとなりに「自然」という比べようもなく大きなスケールの物差しを置くことで、悩みを矮小化する。そんな力は、日ごろ目にしているものから感じられるのです。
自然は万物流転、諸行無常。二度と同じ天気が存在しないのであれば、常に変わり続ける天気に好奇心を持てば、永遠に興味が尽きることがありません。そして興味こそが、自分を現世に結びつけて、生をまっとうするパワーになるのです。
この本を読んでから、まだまだ勉強中ですが天気図を見るようになりました。「あ、今日は典型的な西高東低の気圧配置だな」と思い、等圧線が密集しているところを見ては「さぞかし強い風が吹いてるだろうな」なんて、そんな程度の理解ですが思いを馳せています。といっていっちょかみの知識で天気を分かったような気になっては恥をかくでしょう。最新の技術と天気のプロである気象予報士ですら欺くのが天気なんだから。 -
Posted by ブクログ
理解が難しいところもけっこうあるけど、なんとなく幅広くなるほどー。キーワードは積乱雲かな?いつもと違う気持ちで空を見上げ、雲を見る。今朝は、雲に穴があいてて、そこから朝焼けの天使の梯子が2筋差し込んできてた。神々しくきれいだった。この現象は、44ページと90ページに説明あり。いろいろ解明してくれる楽しく学べる本です。
1日中、外にいる日があったので、雲を観察してみた。本の通り、しばらくたったら空の様子は様変わり。もくもくした雲だったのに、長い直線雲の重なりに変わってたり。晴れてたけど、虹の断片も見えた。この本を携帯して空を1日観察すると自由研究が完成しそう。