荒木健太郎のレビュー一覧
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生徒からの推薦で読みましたが、絵も非常にきれいなタッチで描かれていましたし、「異常気象」が発生する際にどのようにふるまえばいいのか、その現場に赴く研究者の視点というのは今までにない切り口だと思います。
やや現実離れした設定もあるように感じますが、自然災害をどうやりすごすのか、そこに腐心する主人公たちの姿は、応援したくなります。
「天気予報が存在するたった一つの意味」とはなにか、という主人公の問いは、日ごろ「洗濯物が…」とか「花粉が…」「頭痛が…」と一喜一憂するためだけのもののように感じていた私にとっても、改めて目を開かせてくれるものだったと思います。 -
ネタバレ 購入済み
どんなにチャチな結末になっても
どんなにチャチな結末になっても生きて助かって欲しかった。山の恐さを知る人が山の恐さを甘く見ていた人を助けるために亡くなるなんて寂しすぎる。
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Posted by ブクログ
お勉強ぎらいだった幼いころの自分を反省しつつ、地球はふしぎってことをあらためて勉強する。
天気の不思議さを味わうことができる入門書です。やさしい文章でカラー写真もたくさんあって助かります。雲の種類や虹のしくみ、そもそも天気がどう成り立っているのか、天気と人類との関わりの歴史、現在の気象予報技術など守備範囲が広い本です。防災意識向上の呼びかけもあり、天気や防災情報を得るうえで便利なサイトも紹介されていてとても細やかに編まれている一冊です。
ここ数年で「気圧による健康への影響」が、一般的かつ自分ごとになってきた実感があります。「頭痛ーる」という、気圧の変化で頭痛がおきる可能性を警告してくれるア -
Posted by ブクログ
理解が難しいところもけっこうあるけど、なんとなく幅広くなるほどー。キーワードは積乱雲かな?いつもと違う気持ちで空を見上げ、雲を見る。今朝は、雲に穴があいてて、そこから朝焼けの天使の梯子が2筋差し込んできてた。神々しくきれいだった。この現象は、44ページと90ページに説明あり。いろいろ解明してくれる楽しく学べる本です。
1日中、外にいる日があったので、雲を観察してみた。本の通り、しばらくたったら空の様子は様変わり。もくもくした雲だったのに、長い直線雲の重なりに変わってたり。晴れてたけど、虹の断片も見えた。この本を携帯して空を1日観察すると自由研究が完成しそう。 -
Posted by ブクログ
面白いと思いながら読んでるけど、
いかんせん興味のない分野なので記憶には残らなそう。
気候による現象、雲色々勘違いして覚えてたんだとも教えられた。
水に話しかけても結晶の形は変わらない事が
理路整然と書かれていた。
話しかけたり、音楽で結晶の形が変わるという話は
聞いた事があって面白いと思っていたんだけど、
この本を読んで、ちょっとしょんぼり。
でも、結晶の専門家になるでもないし、
誰かに話すわけでもないから、
いい言葉、楽しい音楽で結晶もご機嫌になると
思ってたいと思った。
その方が何か楽しい感じがする。
空気が変わる瞬間ってあるし。