荒木健太郎のレビュー一覧
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子どもに人気の本らしい。ちょっと気になる空の疑問が見開きで読めて分量的にちょうどよいし、文章も読みやすいし、写真や可愛いイラストもふんだんにあって、さもありなんという感じ。CHAPTER1の雲の話からついつい続きを読みたくなってしまう内容。『ラピュタ』のセリフなどから“龍の巣”の正体を考察する章は謎解きみたいで面白い。週末効果によって「積乱雲は水曜日に発達しやすい」という説は知らなかった(議論中とのこと)。学生のころタイ米を食べたことがあったけれど、ピナツボ火山噴火→チリが太陽光を遮り気温が下がる→日本で冷害→米不足という流れだったのだと知ることができた。
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Posted by ブクログ
空や空、天気、気象についてが わかりやすく 写真付きで紹介されている本。
空を見上げて(あっ ゾウに見える)(あれは魚)なんて勝手に思っているだけだと思ったら 実は名前があった。
「パレイドリア現象」
人の顔のように見えてしまうのは「シミュラクラ現象」
どれも心理現象だ。
飛行機雲も空なのは何となくわかっていたが、実はアツアツのお味噌汁の中にも わた雲と同じ現象が起こっていた。
モチロン図鑑なので、様々な気象の正式名所が書いてあり、一度読んだくらいでは私の頭には入らないのだけれど、1冊手元において(この雲は・・・)と探すのは楽しい。
可愛いイラストもついて、ルビもしっかりふってあるので -
Posted by ブクログ
<目次>
第1章 雲を愛するための基礎
第2章 様々な雲
第3章 美しい雲と空
第4章 雲の心を読む
第5章 雲への愛をもっと深める
<内容>
メチャクチャ雲を愛する気象庁の研究者の本。面白くしようと努力しているのだが、専門用語が多すぎて(しかもよく似ている)、写真(量が大変多い)を見ても説明文の特徴が分かりにくい(これは著者のせいではない。自然とはそういうものだ)。物理的な現象なので、図解で一所懸命説明をしてくれているが、雲を擬人化した結果、ますますわからなくなっている気がする。確かに雲は魅力的で、とてもきれいなものを多い。また集中豪雨(ゲリラ豪雨も)や雷、土砂災害など、我々の人