岡本健太郎のレビュー一覧

  • 山賊ダイアリー(5)

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    獲って、食べて、描く。
    猟師兼漫画家による狩猟コミック第5巻です。

    前巻までで1回目の猟期(通例、11月15日から翌年2月15日まで)が終わり、今回は休猟期から始まっています。休猟期でも著者が自分で食材を調達する姿勢は変わらず。
    春は山菜の季節。種々の山菜を見つけて食べる著者の知識や工夫に感心します。ただ、野生のものは成分が強かったりするので、毒のあるものはもちろんですが、そうでなくても食べ過ぎには注意が必要なようです。
    動物性タンパクとしてはアメリカザリガニ。ザリガニ釣りでたんまり釣って食べてみています。可食部は意外に少ないようですが、それなりにおいしいようですね(ちょっと興味がわきますが

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    2014年08月26日
  • 山賊ダイアリー(4)

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    今更ながらの感想だけれど、これって獲物を「自分でさばいて食べる」ってところがミソなんだろうな。妙な説教臭さやシリアスな空気から無縁なのはそこがポイントだろうと、遅まきながら思ったのだった。

    つい先日、近所のじいちゃんから猪肉をもらった。そのじいちゃんは猟師ではなくて、知り合いの猟師さんからもらったお裾分けだ。猟期はもう終わってるから、冷凍物。うーん、どう料理しようと考えたあげく、無難なカレーに。カレーだと、言われなければ猪肉とはわからない。ただ、炒めたり煮たりしているときは明らかなケモノ臭がする。次の日までフライパンからその匂いが立ちのぼるほど。岡本君たちは焼き肉を楽しんでるけれど、あの匂い

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    2014年04月21日
  • 山賊ダイアリー(3)

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    すっかりお気に入りのシリーズ。今回はちょっとだけ知ってることも登場してて、うんうんと楽しく読んだ。

    ここで描かれているとおり、鹿肉って猟師さんにはあんまり珍重されない。近所に義父の幼なじみで猟をやってるおじさんがいて、鹿肉や猪肉をもらったことがあるけれど、鹿は癖はないけど旨味も少ない感じだった。猪肉はやはり断然野性的な味わいがあって、くれるときおじさんも誇らしげだったなあ。二人とももう死んじゃって何年もたつ。懐かしい。

    そのおじさんも銃所持免許を持っていたが、免許取得や更新の時の顛末をいつも笑い話にしてた。「ポリ公はな、ワシらをわざと怒らせようとしよんねや。あっち行かされこっち行かされ、あ

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    2014年04月16日
  • 山賊ダイアリー(2)

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    1巻がとても面白かったので、お楽しみに続きを読むことに。いいですねえ、これ。

    何しろほとんど知らない世界だから「へぇ~、そうなのか。なるほどなあ」と感心することしきり。そういうところは実体験マンガならではだ。特別なことをしてる!という気負いなしに描かれている点も好感度高し。

    作者以外の猟師さんたちがそれぞれに個性的で面白い。ヘタレのマサムネ君(彼はなにゆえ猟師になろうと思ったのだろうか?)、仕留めたイノシシを車の助手席にシートベルトで固定して去って行く赤木さん、ロープテクもしぶい夏目さん、小学生の時すでに猟師になるつもりで猟犬を飼いだしたアキ君(猟師になったときには既に老犬)、足跡からイノ

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    2014年04月03日
  • 山賊ダイアリー(3)

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    第3巻。猟以外に釣りも。作者の食への探究心がすごい。燻製とかけっこう料理が凝っている。でもカラスは…。何気にクレソンもおいしそう。やっぱりおもしろい。

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    2014年03月24日
  • 山賊ダイアリー(1)

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    「狩人」という人類が誕生してからある職業を、岡山で行っている著者が描いている漫画。狩猟というと、鉄砲を持って猪や野鳥を狩るというイメージだけれど、日本では当然のことながら銃刀法という厳しい法律があって、狩猟にも厳格なルールが存在する。そういう知られざる世界を覗き込める楽しさが、この漫画の魅力だと思う。


    狩猟の免許には、ライフルやショットガンを使うものと、罠を使うものの二種類の免許があるということや、狩猟用の銃は空気銃を使う(しかも、空気銃でも結構な威力)だということなど、はじめて知るようなことが山ほど出てくる。狩猟できる動物も制限があることや、農家の人の依頼でカラスを駆逐する仕事が多かった

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    2014年01月17日
  • 山賊ダイアリー(4)

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    ネタバレ

    最初はスズメ。
    美味しいらしいよ!
    次は自然薯(ジネンジョ)ですよ!
    採るのが大変そうですが食べるのは一瞬!
    で、
    イノシシは何回か出てきてるけど今回は頭!
    やっぱりカレー(笑)

    コジュケイ!
    幻の美味い鳥らしい!
    一般人は食べれるのかな?かな?
    狩るしか?!

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    2013年12月12日
  • 山賊ダイアリー(3)

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    ネタバレ

    自殺島ってマンガでも鹿を食べてて美味しそうに食ってましたが、
    猟師の間ではそこまで人気があるわけではないそうです鹿。

    食べてみたいけどね!

    燻製は美味しいらしいよね!
    ネズミ。。。
    ヌートリア。。。

    カラスが牛を食べちゃうって知ってましたか?
    生きてる牛をついばんでしまうらしいです!
    その、
    カラスを狩るハンター!
    と、
    すっぽん!

    まだすっぽんは食べたことが無いのですが食べてるよ。。。
    美味しいんですか。。。
    夜中に起きて食べてしまうほどに!

    ちょっと気になるよー!
    すっぽんも!

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    2013年12月08日
  • 山賊ダイアリー(4)

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    漫画家兼猟師の奮闘記も4巻目です。
    一般に、猟期は冬期(11月15日~2月15日)とされているそうです。「害獣」駆除に当たる、有害鳥獣駆除班に入ればこれ以外の季節にも猟が出来たり、また、著者の住む地域ではイノシシやシカ(=害獣)ならば2月一杯は狩猟できたりするようです。

    この巻で大きく扱われているのはイノシシ。
    猪突猛進といいますが、手負いのイノシシの迫力は相当なようです。
    概しておいしいと言われるイノシシですが、発情期のオスは別。年の暮れ以降のものは独特の臭みがあって、肉屋さんも買い上げてくれないそうです。
    オスの匂いは別格としても、そもそもイノシシは一頭ごとに風味が違うとのこと。その「飼

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    2013年12月03日
  • 山賊ダイアリー(4)

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    ネタバレ

    狩猟だけでなく、自然薯堀りや釣りの話もあって盛りだくさんな印象でした。
    イノシシの脳みそ…白子みたいというので気になるし、タンも牛よりずっと美味しいとのことなので一度は食べてみたいです。

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    2013年11月28日
  • 山賊ダイアリー(4)

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    相変わらず面白いです!(´∀`*)
    イノシシを躊躇なくやれるあたり
    当初に比べてレベルが上がったなあとしみじみ。

    僕らも狩りはできなくても
    自然薯掘りとかならできるかなあ。
    読むと外に出たくなります。

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    2013年11月26日
  • 山賊ダイアリー(4)

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    クウネルのワンランク上のライフスタイル☆ 山と暮らす、山で暮らせばポテンシャルなくともたくましくなるのだろうか。このマンガを読むと自分もできるような気になるが、いやいや、そんなこたぁないな。

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    2013年11月23日
  • 山賊ダイアリー(1)

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    「タヌキってのは食えたもんじゃないんだ とにかく臭くてな… 食うとこう…口の中で アブラが泡になるんだ…」とのクダリが。昔、中国を一人旅してたとき、桂林の中華料理屋で地元の人に勧められ、タヌキの肉を食ったのを思い出しました。「アブラが泡に」なったかどうかは忘れましたが、骨も多いし、決して美味しいものではなかったです。ちなみにその後、自分史上最悪の下痢に襲われ、エラいことになりました。他にもいろいろ食べてたので、タヌキが原因かどうかは分かりませんが…。

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    2013年10月20日
  • 山賊ダイアリー(3)

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    猟師生活ダイアリー3巻です。

    猟は罠か銃を使い、野生動物を仕留めるわけですが、それ以外にも食糧を採集する方法はあります。
    この巻では釣りの話もあります。ブルーギルという小型の魚は処理になかなか手間が掛かるようです。自分はといえば、大半は、流通しているものを買って食べる生活をしているわけで、こうした「規格外」のものを食べられる形にする能力はずいぶんと劣っているだろうなぁとちょっと考えさせられます。
    多分、このシリーズの魅力の1つは、獲った状態からいかにして食べられるところまで持っていくかという実際のところが詳細に描かれている点なのだろうと思います(詳細なだけに、苦手な方は苦手でしょうが)。サバ

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    2013年05月19日
  • 山賊ダイアリー(2)

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    <リアル山賊ライフ第2章>

    岡山で猟師として奮闘する著者の日々を綴るコミックの2巻です。

    読むほどに、自分には出来ないと思うのですが、これが滅法おもしろい。
    よく訓練された猟犬とはどういうものか。
    罠の仕掛け方、またイノシシが掛かった後の「とどめ」と解体の実際。
    高値で売れるイノシシ肉に比べて、淡泊で意外に人気がないシカ肉。
    猟師の本業(?)とはちょっと離れると思うのですが、スズメバチの駆除。

    中でなるほどと思ったのが、射撃の際の狙いの付け方。
    特に、距離が長い場合には、重力により、弾の軌道は次第に下がっていきます。その落差を考え、また高いところから狙うような場合はそれも加味し、獲物より

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    2013年05月08日
  • 山賊ダイアリー(3)

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    猟師の生活をこんなに詳しく分かりやすく描いた本ってないんじゃあないかなぁ。ちゃんと獲った物は必ず食べるって姿勢が好きです!
    自分も生命を食べるくせに、すぐにかわいそー!っていう人たちに読んでもらいたい。

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    2013年04月15日
  • 山賊ダイアリー(3)

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    獲った獲物は喰う。ぶれない姿勢が良いですね。それにしても漫画の中での日付が書いてあるので、今どんな獲物を仕留めて食べれるようになっているのかが気になります。野生の肉を食べてみたいのは食べてみたいけど、やっぱりカラスは食べたくないなぁ

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    2013年04月09日
  • 山賊ダイアリー(3)

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    猟師あいかわらずすごい生き方。ふふう。自分にはできないが嫌悪感はない。けど、解体中は見れても触れなそーだなー。肉になったら平気ってタイプだ私。

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    2013年03月24日
  • 山賊ダイアリー(2)

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    子供の頃、ときどきこうして狩猟で獲った肉を食べる機会があった。もちろん、すでに解体されて「おにく」になった状態だったけど。
    今巻では著者が初めてトラップでイノシシを獲った話。トドメを刺す刹那イノシシが目をわずかに開ける描写にやられる。

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    2013年02月27日
  • 山賊ダイアリー(2)

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    これ面白いな。
    猟師の世界は無縁で無知なので、新鮮。岡山では、結構おられるんだろうか。
    捉え方では残酷なお話だが、画風も軽めで、さらりとしているのが良い。

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    2012年12月09日