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Posted by ブクログ 2017年09月03日
狩猟期間は秋から冬にかけてなので、どうしても寒い季節の画となってしまう。獲物の解体は見ていて興味深いが、シシの解体を見ていると衛生管理の大変さが窺われる。狩猟はルールを守ってこそ安全性が保たれると思うが、もぐり罠師、猟師間の確執(罠猟の妨害)など暗い側面も本書で描かれているのがフェアである。
罠作ったり、仲間と猟行ったり、獲物を解体したり、みんなでお肉をいただいて、なんというか、うらやましい~!作者にして主人公の岡本氏、新人猟師なのに、腕が良いよね。知識は充分、罠などの技術もいい、銃の腕前も良し、なのに驕るところがない。見てて好感持てるなぁ。
日記風に日付順にストーリーが進行していくけれど、一巻が10日前後の進行で、思ったほど時間が進んでいない事に驚く。
しかし実際狩猟をやらない身からすれば、新しい発見だらけの充実した日々にしかみえず、画のリアリティが低さからもしかしたら、自分にも狩猟が出来るのではないか?と錯覚させてしまうストーリーの...続きを読む面白さがある!
Posted by ブクログ 2014年02月11日
「リアル猟師奮闘記」第2巻。
新米猟師による体験記。淡々と描かれているが、何故かはまってしまう。こんな生活も、ありかも・・・と思わされてしまう。
銃でのイノシシ猟、罠によるイノシシ猟、イノシシの解体。キジはオスしか狩猟できないこと。ヤマドリも。猟犬についても。
アオバト、ヤマドリ、見てみたい・・・。
Posted by ブクログ 2014年03月06日
イノシシ猟が凄まじい第2巻。
銃所持免許欲しい~狩猟免許欲しい~とジタバタしていた私&家人でしたが、わな猟はおっかねえ。
銃なら撃った瞬間に仕留められますが、罠にかけるという事はかかった時点でまだ生きているという事で、モンハンじゃあるまいし麻酔玉ぶつけて眠らせて……なんていかないという事で、罠にか...続きを読むかって逃げられない生き物を殴るなり突くなりしなければならないという事で。
岡本氏の「最初の(わな猟の)獲物は自分で(銃を使わずに)止めを刺すつもりです」との覚悟には改めて感服いたしました。礼儀と覚悟を持って臨んでおられる。
私の住む北海道にはクマが出ます(それも住宅街に)。
シカもいます(深夜、国道を逆走してました)。
キツネは「コン」とは鳴きません(正しくは「ギャアアア」or「ギェエエエ」)。
バカ強くて果てしなくでっかい自然の中に在る事を忘れずに、生きている事を実感しながら生きてゆく。恥ずかしながら、この歳になってぼんやりと見出したテーマです。
まずは牛乳飲んでシカ肉食うか!
Posted by ブクログ 2013年02月01日
先日 環境省主催の 狩猟の魅力まるわかりフォーラム in 大阪府会場に参加しました。 狩猟のおもしろさと 保全・必要性や猟師さんたちのお話を聴いたり 罠猟や銃猟をみせいていただいたり。狩猟の魅力たっぷりのフォーラムでした。実際に猟に出てみたくなります。ただ楽しいだけでなく 里山や自然環境保全 獣害対...続きを読む策など切実な問題も多く 狩猟人口が激変するなどあり。 猟師が増えてほしいということで。私も猟にいくぞぉ!その前に猟師の資格をとらなくちゃね。ってことで私には 狩猟のおもしろさと取得のための虎の巻みたいなものです。
Posted by ブクログ 2012年08月26日
猟師漫画第二巻。
イノシシ猟や解体の過程、蜂猟(?)など実際の猟に関するものから、
狩猟していい鳥の種類や、銃の種類といった情報など、
2巻も内容がもりだくさん。
猟師なら当然知っている情報も門外漢には新鮮です。
世の中には野生動物を狩る事に拒否感のある人もいるでしょうけど、
こういう漫画を通じて...続きを読む少しでも社会的理解が深まるといいですね。
Posted by ブクログ 2012年08月20日
撃った!喰った!美味かった!(1巻オビより)
狩り暮らしの漫画家。トリ愛でる そして…食う。(2巻オビより)
マンガエッセイのために、ではなく、幼い頃からの環境で、当然のように猟師になることを考えていた漫画家・岡本健太郎さんの狩猟を綴った作品。
漫画家がネタのために狩るのではなく、猟師がたまたま漫...続きを読む画家だった。
そんな順番と思いたくなる。
読めば読むほどじわじわ浸みてくるので、買ってからこっちの読み返し回数がとても多い。すごい。
猟師をしなくても、岡本さんは生きていける。日本に住んでいる限り、隅々まで食肉店を含めて経済が行き渡っているから。
それとは別に、事実として多くなりすぎる狩猟OK種をある程度減らす役目だってこともあるし、人生において行うべきだと思っているから狩っている重さが、気安い作風の中にちゃんと含まれている気がする。
獲ったものを余すところ無く食べきることも、水温2度の池に落ちてしまった獲物のカモを撃った「責任」として心臓発作に気をつけながら泳いでとりにいくことも、ポリシーがしっかりしているから当たり前のようにしているだけなんだろうなあ。
コミカルな絵であるとはいえ、モツっぽいものを見ることさえ苦手な人にはつらいかもしれない。大丈夫ならぜひ。
ところで、岡本先生をはじめとする猟師コミュニティの皆さんに萌えた場合、ナマモノ扱いになるんですかね(ひどい〆)
Posted by ブクログ 2012年07月30日
ホントに、命に感謝したくなるマンガ
自分の命が他の生き物の死の上にあって、初めて成り立つ、としみじみ感じた
これでベジリタリアンに転向する人もいるだろう
別に止めたりはしないし、弱いと罵る気もしない
だけど、私は野菜や魚よりも獣の肉が好きなので、これからも感謝して食い続けよう、と思う
一度、機会があ...続きを読むれば、猪や鹿の解体を見てみたいし、やってみたい
軽くトラウマになってしまうかもしれないが、むしろ、肉食でいたいなら、それくらいのモノを持っていた方がイイのかも知れない
個人的に、『銀の匙 Silver Spoon』の荒川弘先生と対談して欲しい漫画家の第一位である、岡本健太郎先生は
Posted by ブクログ 2012年07月26日
今回も面白かったー。
イノシシ解体
スズメバチ駆除
が、特に。
スズメバチ…巣が出来ちゃったらこうすればいいのか…(絶対やりたくないけどもね!)
しかし良く食べる。
初めてのものを…ハチノコの生の味…。oh…。
ヤマドリってじいちゃん家に剥製があったな~。あのキラキラした鳥も美味しいのね。
僕...続きを読むもナイーブだから☆生ではちょっといただけないがお肉どれも美味しそうだったわーお腹すいたー
次は2013年春
Posted by ブクログ 2021年06月10日
今回はイノシシを1人で捕まえる話が印象的。
罠にはめて棒で叩いて刺してしとめるという感じ。
岡本さんは散弾銃がないのでこの方法しかないのか。
はじめてイノシシを自分の手で捕まえたときのあの悲しい表情は……「銃はいいです。殺す感触がないですから」的なことを言った某錬金術師の鷹の目中尉の言葉を思い出す…...続きを読む…。
それよりしし鍋おいしいんだろうな……。
そのほか、キジやヒヨドリをとってます。
山道で脱輪したり(場合によっては谷底へ落ちる…)、ハチノコをとろうとしてハチに刺されたり(病院行けよ)、サルに弁当を食われたりといろんなアクシデントがあります。猟師はタフですね……。
2巻も引き続き楽しめました。
興味深くて勉強になる作品です。
猟師というまるで馴染みがない存在について色々と知れるので面白かったです。
自分の生活からはかけはなれているので安易な考えながら少し憧れます。自分で取った獲物の味は格別だろうなぁ•••••山鳥、食べてみたい❗
Posted by ブクログ 2019年07月05日
猟師とマンガ家
2足のわらじをはく男・岡本健太郎
彼の綴る「リアル山賊」な日々
キイロスズメバチ退治のエピソード
好きだわ~
刺されたあとが北海道って…
ぷふふ!
しかしすごいわ~
2匹に刺されて病院に行かなかったって!
まさに山賊だわさ!
さてさて次はどんな獲物が登場するのか…
3巻へ続く
Posted by ブクログ 2016年02月09日
2巻はイノシシ。イノシシのお肉を猟師さんから分けていただき、食べた事があるのだが美味しい。しかし、罠を仕掛けてイノシシ1頭を仕留めるというのも並大抵ではないという事を知る。難しい。なんだろうか。動物を捌くシーンを見ると目をそらしたくなる。しかし、毎日食べているお肉はあんな風に捌かれているのが現実。自...続きを読む分の身勝手さに嫌気がさしてしまう。
Posted by ブクログ 2015年11月15日
淡々と日々のできごとを描いているだけなのに、なんとなくおもしろい。猟師って一匹オオカミな感じの人が多いのかなって思っていたけど、仲間同志の結束や師弟関係が結構つよいんだなぁ~と興味深く読みました。
Posted by ブクログ 2015年01月16日
普通はね、2巻目でだいぶ飽きるのですけれど、なかなかどうして、さらに面白い!…と言って、自分で猟をしてみたいわけじゃないんですが。でも、自給自足って憧れますね。
Posted by ブクログ 2014年04月03日
1巻がとても面白かったので、お楽しみに続きを読むことに。いいですねえ、これ。
何しろほとんど知らない世界だから「へぇ~、そうなのか。なるほどなあ」と感心することしきり。そういうところは実体験マンガならではだ。特別なことをしてる!という気負いなしに描かれている点も好感度高し。
作者以外の猟師さんた...続きを読むちがそれぞれに個性的で面白い。ヘタレのマサムネ君(彼はなにゆえ猟師になろうと思ったのだろうか?)、仕留めたイノシシを車の助手席にシートベルトで固定して去って行く赤木さん、ロープテクもしぶい夏目さん、小学生の時すでに猟師になるつもりで猟犬を飼いだしたアキ君(猟師になったときには既に老犬)、足跡からイノシシの年齢や重さもあてちゃう佐々木さん。いやみんないい味わいです。
今回のハイライトは、初めてワナで仕留めたイノシシにとどめを刺す場面だろう。言葉は多くないが、いろいろな思いが伝わってきた。
Posted by ブクログ 2013年05月08日
<リアル山賊ライフ第2章>
岡山で猟師として奮闘する著者の日々を綴るコミックの2巻です。
読むほどに、自分には出来ないと思うのですが、これが滅法おもしろい。
よく訓練された猟犬とはどういうものか。
罠の仕掛け方、またイノシシが掛かった後の「とどめ」と解体の実際。
高値で売れるイノシシ肉に比べて、...続きを読む淡泊で意外に人気がないシカ肉。
猟師の本業(?)とはちょっと離れると思うのですが、スズメバチの駆除。
中でなるほどと思ったのが、射撃の際の狙いの付け方。
特に、距離が長い場合には、重力により、弾の軌道は次第に下がっていきます。その落差を考え、また高いところから狙うような場合はそれも加味し、獲物より少し先に照準を合わせることになります。風も吹くし、距離も目算。最後には経験がものをいいます。
猟師は口は悪いけれども根は親切な人が多いようです。
新米猟師にベテランが手を貸し知恵を貸し、時に酒盛りでわいわいやっている様子が楽しそうで何だかうらやましい。
*猟犬の種類がミニコラムに説明されていました。獲物を見つけるとその場に止まる(point)のがポインター種、獲物を追いだして猟師が撃ちやすいようにする(set)のがセッター種、そして獲物を回収してくる(retrieve)のがレトリバー種。はぁ、なるほど。但し、種としてその素質があっても、訓練していない犬は猟犬にはなれないそうです。
猟師になれなそうな自分と猟犬になれなそうなうちの犬(^^;)。せめて河原の散歩で野生を呼び覚ます気分だけ味わうのでした。
Posted by ブクログ 2013年02月27日
子供の頃、ときどきこうして狩猟で獲った肉を食べる機会があった。もちろん、すでに解体されて「おにく」になった状態だったけど。
今巻では著者が初めてトラップでイノシシを獲った話。トドメを刺す刹那イノシシが目をわずかに開ける描写にやられる。
Posted by ブクログ 2012年12月09日
これ面白いな。
猟師の世界は無縁で無知なので、新鮮。岡山では、結構おられるんだろうか。
捉え方では残酷なお話だが、画風も軽めで、さらりとしているのが良い。
狩猟についてのウンチクが豊富で、とても興味深く読んだ。
狩猟に縁がない人もたくさんいると思うが、このマンガを読むことによって少しでも興味を持つ人が増えたらいいなと思う。
Posted by ブクログ 2018年11月27日
雉 岡山県の県鳥 自然薯じねんじょ 特に膀胱や胆嚢を破くと悲惨なことになります 猪の脳味噌 鵯ひよどり 肉骨脂のハーモニーが絶品ですよ 目が無いのはスカベンジャーである鳶やハシブトガラスが食べたからでしょう 牙に太腿の動脈をやられてそのまま山中で死んでしまった猟師もいます 取らぬ狸の皮算用 血抜き ...続きを読むフギッフゴッ 昆虫はほぼ紫外線のコントラストのみで物を見ています 蜂の子は淡白なのでバターで炒めると美味しいです 成虫も海老みたいで美味しいよ 山鳥は味も最高だよ 散弾銃 閑話休題 半矢…いや…超元気だ‼︎ 蹴爪が長いほど長年生きているといわれます 僕が思うに生肉の美味しさは人の本能に訴えかける何かがありますね ソルベ(半解凍) 素人と猟師を分かつ境界線は経験によって何かを見つける目を持っているかどうかなのだと思います
Posted by ブクログ 2013年12月06日
でっけぇイノシシ の内臓は人間くらいあります!
つまり60kgくらいですかね・・・。
怖いわ!
イノシシですな!
と、
罠ですよ!
イノシシを罠で捕まえても油断できないのです!
罠を壊して突っかかってくるのですよ!
モンハンって。。。
スズメバチの巣の除去も凄いよね!
刺されたら死ぬかもです...続きを読むもんねアナフィラシキーショックだっけ?
なんか違う?
3巻も楽しみな!
Posted by ブクログ 2013年04月03日
また、皆と一緒に猟に出かける。新しく加わった赤木さんとの行動により、狩りの質が上がる。
それから、罠を仕掛けることが多くなり、猪がかかることも。
他には鳥が多く捕っていた。空気銃の使い方、慣れに腕の差が出るのがわかる。また、捕って物を皆で食べあったりして幸せそうでした。ところどころに入るギャグが笑え...続きを読むる。
Posted by ブクログ 2012年08月12日
店頭で「なにこれ?」といった興味から買ってみました。猟の資格をもった漫画家さんの、猟師日記です。
実は私の仕事ともちょびっと関係する猟師さん。まだまだ経験の浅い作者の猟の工夫や体験を面白く描いてます。更に「へぇ〜、そうなんだ〜」と感心して読む事も多いです。鹿の解体にはちょびっと興味出てきました。