霜島けいのレビュー一覧

  • おもいで影法師~九十九字ふしぎ屋 商い中~
    シリーズ第3弾。ついにナツさんの正体が明らかに。
    このシリーズは幽霊や物の怪が出てくる人情物という感じだけど、今作は特にホロリとするような良い話だった。最後の「もののけ三昧」が今までの話で一番好きかも。
  • 鬼の壺~九十九字ふしぎ屋 商い中~

    ああ、面白い。

    なんだかんだ言いながらも、皆、優しい。皆が、幸せになりますように。なると、思うけれど….….
    冬吾とるいは、どうなるのか?なんとなく想像出来るけれど….….
    けれど、次巻が、待ち遠しい。
  • ひょうたん~あやかし同心捕物控~

    涙が出た……

    幼いお嬢様お花を守るために、幽霊になっても、世話をする子守りのお民、天の邪鬼の小太、健気な二人に、感動して涙が出た。お花と小太の後日談もあって、心の中が、ほかほかしてきた。伊助と、お由良も、末長くお幸せに。
  • おとろし屏風~九十九字ふしぎ屋 商い中~

    面白かった!

    冬吾因縁の怨霊話に決着がつきました。
    るい目線のお話は読み易く軽快でいて、なんとも切ないものでした。
    るいがおコウに寄り添わせる気持ちが爽快で、すごく温かいのです。

    主要人物ばっちり出番があって、お得感満載です。
    るい親子の楽しいやり取りが少ない分、冬吾と家族のお寒い家族関係も知れて充実...続きを読む
  • とんちんかん~あやかし同心捕物控~
    今回もとっても面白かった。ストーリーもしっかりしている上に行く笑える面白さもあり、登場人物のキャラ立ちも申し分ない。早く次の巻が出てほしい!
    のっぺらの千さんのとなりにいつもいる伊助の台詞は、現代の差別意識を振りかざす人に聞いてほしい。
    千さんを取り巻くレギュラーたちも大好きなので、ちゃんとその人た...続きを読む
  • おとろし屏風~九十九字ふしぎ屋 商い中~
    話も練り込んであって、とても面白かった。あやかし同心シリーズもですが、霜島さんの時代物って本当に面白い。それ以外の本の表紙はライトノベルっぽいので、読んでいないのですが。
  • とんちんかん~あやかし同心捕物控~
    シリーズ3作目。やっぱり面白い!千太郎が男前過ぎる!(顔はないけど)【とんちんかん】お金を盗んだと突き出された娘の身の回りには不思議な事が次々と起こっていて…唯一の解決策とはいえ、最後はお金で片付けたのが少しモヤモヤ。【憑き物】殺された男が今際の際に千太郎の手首を握りしめ一言、言い残した。その手首が...続きを読む
  • ひょうたん~あやかし同心捕物控~
    シリーズ2冊目。中編2作で読み応えUP!のっぺらぼうの千太郎の衝撃の食事風景が明かされる。前作同様、笑いとホロリの割合がとても良い。そして、今回もロマンスあり(笑)。次こそ頑張れ、正悟!【ひょうたん】千太郎の命も同然の大事なひょうたんが盗まれた!犯人は…子供?その目的は…。【丑の刻参り】丑の刻参りを...続きを読む
  • のっぺら~あやかし同心捕物控~
    予想以上の大当たりの本!南町奉行所の同心・千太郎はのっぺらぼう。そう、「妖」ののっぺらぼうである。千太郎が下っ引きの伊助、同僚の正悟とともに出会う、妖絡みの事件3つ。楽しい時はとことん楽しく、切ない時はとことんシンミリさせてくれる。千太郎のフンワリした人柄もいい。伊助との初対面のエピソードにホロリ。...続きを読む
  • とんちんかん~あやかし同心捕物控~
    のっぺら同心の第三弾。

    狸にのっぺらに化けさせ、顔が似てるから親戚だと言い張り、
    河童が何度も溺れかけたり、
    人面瘡が上司に悪態突いたり、
    とやりたい放題。

    相変わらず、面白かった。
    やっぱりのっぺらぼうがらみのところが面白い。

    江戸ではのっぺらぼうは見世物にもならないとか、
    のっぺらぼうは祟...続きを読む
  • のっぺら~あやかし同心捕物控~
    二作目のひょうたんの方が手に入りやすかったので、先に読みました。続いて今作を読みましたが、とっても面白かったです。プッと笑える千さんのメモとしぐさ…。それを取り巻く伊助と正悟のあったかさと面白さ。今回は小春ちゃんの話もかわいすぎ。さらにその話の千さんが、もうたまらない!
    早く続きがでないかなぁ。
  • あやかし行灯(あんどん)~九十九字ふしぎ屋 商い中~
    表紙に初めて作蔵登場。手とかが飛び出しているだけと思ったので、思ったより人間っぽくってびっくり。冬吾の過去や九十九字屋の成り立ちもわかってきて、シリーズがより面白くなってきた。
  • おもいで影法師~九十九字ふしぎ屋 商い中~
    怖いよりも、なんだか良い話が多くて、るいの人柄なのか、取り巻く人たちがいいのか、安心して読めるシリーズ。やっぱり、いざという時のお父さんがいるし。
  • 憑きものさがし~九十九字ふしぎ屋 商い中~
    シリーズ2作目。前回では用心棒役なのかと思っていた、ぬりかべのお父さんは、あんまり活躍していないなぁと思ったら、別の意味で活躍していた。役割がきっちり決まってしまわないほうが面白いかもしれない。お話が二つ入っているのだけれど、お祭りの絵にまつわる話が好き。
  • あやかし行灯(あんどん)~九十九字ふしぎ屋 商い中~
    面白かったし、さらに面白くなってきた!
    時代物でありながら、クスッと笑みがこぼれる要素も入りつつ、人情があって、私の好きなタイプです。このシリーズ見つけて良かったぁ。
  • おもいで影法師~九十九字ふしぎ屋 商い中~
    三冊のなかで一番良かったと思います。
    とてもあったかく、癒される思いでした。短編が3つになり、長さとしてちょうどよいと思います。
  • ぬり壁のむすめ~九十九字ふしぎ屋 商い中~
    ぬり壁のむすめと言っても妖怪ではない。父親が気づいたら壁になっていたのだ。とりあえず壁の妖怪だからぬり壁と言っている。こんな状況なので仕事先が見つからず、ようやく見つけたのが不思議を商う店。筋は通っているようだけれど、いちいちおかしな経緯で始まったシリーズ。店主との掛け合いも面白いし、どう展開するの...続きを読む
  • 生目(いきめ)の神さま~九十九字ふしぎ屋 商い中~
    ぬりかべの娘の九作目。

    前作でるいの縁談、冬吾の行方知らずと難事を乗り越えたにも関わらず、
    相変わらず進展のないふたり。
    化け猫のナツの方がやきもきしている。
    そのナツも冬吾の兄に鈴をもらって嬉しそう。

    「福石」と呼ばれていた龍の産まれる石のお話と、
    寿命の代わりに目を失った按摩のお話。

    石を...続きを読む
  • ぬり壁のむすめ~九十九字ふしぎ屋 商い中~
    幽霊や妖怪が出てくるのはよくあるけど、お父っつぁんがぬりかべというのは斬新だ。読みやすくて面白かった。主人公のるいちゃんが明るくて良い子なので好感が持てる。ぬりかべお父っつぁんとの掛け合いも楽しいし、冬吾さんがツンデレっぽいのも良い。みんな良いキャラだ。
    基本的にはユーモアのある人情もので、楽しく読...続きを読む
  • 鬼の壺~九十九字ふしぎ屋 商い中~
    ぬりかべの娘の八作目。

    るいに縁談が持ち込まれる。
    もちろん、訳アリで、結果的にはあやかしがらみ。
    まあお約束通り、冬吾は知らんぷりで、
    るいはふくれっつら。
    とにかく、かわいらしいお話で良かった。

    二つ目は冬吾が異世界に行ってしまい、
    周音とナツが助けに行く話だったが、
    るいが活躍してないので...続きを読む