霜島けいのレビュー一覧
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話の続きが、待ち遠しい。
お駒と、彼女を守っていた河童の玄助、お互いを思いやる心に、涙が出た。お駒、これからは、幸せにならなくっちゃね。あやかしになってまで、我が子の幸せを願う父親、金太。良かったね。成仏しなよ。
まだ、話は続く?次も、早く読みたい。 -
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面白い!
父親は人間で、母親は狐、その息子は、のっぺらぼうで、同心。物凄い設定だけど、すんなり受け入れて、読んでしまった。あやかし絡みの捕物も、面白いし、登場人物(人物じゃない者も居るけれど)が、面白い。化け猫まで、出て来て、これからの展開に、目が話せない(笑)
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早く続きが、読みたい。
妻子に死に別れて寂しい男、仇討ちをされたがっている侍、一人ぼっちだと思い込んでいる女、それぞれの哀しみ、気持ちが、心にしみる。冬吾と周音の兄弟、るいと作蔵の親子、ナツ、登場人物(人物じゃない者も居るけれど)が、みんな良い。話が、どんどん続いて欲しい。
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子供が、可愛い
出てくる子供が、皆、可愛らしい。「辻地蔵」の志乃ちゃん、しのわざわいが、死の禍じゃなくて、良かった。お地蔵様に言われた事を、よく考えて、良い娘さんに、なって欲しい。
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良きかな。
おコウも、成仏出来て、八枝の魂も、解き放たれた。冬吾の過去も、明らかになり、周音との関係も、少しは、良くなった?両手を挙げて、めでたしめでたしでは無いかも知れないが、ほどほどの所で、良き終わり。
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ドキドキ……
自分が死んだ後に、妻が寂しく無いように、行灯になった男。心に、ポッと灯りが灯る様な話だった。
九十九字屋と、その主人の過去と、何やら不気味な幽霊、これからの展開が、ドキドキする。 -
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やっと、気付いたね。
どの話も、しみじみと、心が温かくなるような話だった。
主人公の性格のせいか 、あやかし絡みの話も、全然怖くないのが良い。夜に読んで、眠れなくなるような話は、苦手だから。それと、ナツの正体に、やっと気付いたね(笑)
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ふふっ……
赤ん坊の様に泣く枕、描かれている人物が増えていく絵とその絵の中に居る、その絵の作者の話。成仏出来ない幽霊達が、成仏出来るように助けてやる。それが、おどろおどろしくならず、からっと、少し滑稽に、書かれていて、ふふっと笑って読める
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面白い!
死んでしまった人間も、生きている人間の様に見えて、触れる、不思議な娘の話。娘は、両親と死に別れ、天涯孤独の身の上。母親は、迷わず成仏したけれど、父親は、壁に憑依して、塗り壁に、なってしまった。って、凄い設定(笑)成仏出来ない幽霊絡みの事柄を、解決していく話かな?面白く、読み進められそう。
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Posted by ブクログ
ネタバレぬりかべの娘の五作目。
前作から続いている、九十九字屋のあるじ冬悟のお話。
母を取り殺した女の怨念、それを冬悟のせいだと言う兄、周音。
前のあるじキヨも登場(?)して、
女の気持ちを、冬悟の過去、ナツの疑問を解きほぐしていく。
シリーズの山場ともいえるお話だが、
ナツが亡霊につきまとわれるところから、
するりとそのお話に入っていくところが良かった。
ナツ自身、ぬりかべになってしまった父親のせいで苦労もしているのに、
心根の良さといういか、優しさが出ていて。
イメージを押しつけられる気がして、あまり表紙絵は見ないのだが、
ぬりかべのおとっつあんが酔いつぶれているのは、微笑ましかった。
人の