【感想・ネタバレ】おとろし屏風~九十九字ふしぎ屋 商い中~のレビュー

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面白かった!

冬吾因縁の怨霊話に決着がつきました。
るい目線のお話は読み易く軽快でいて、なんとも切ないものでした。
るいがおコウに寄り添わせる気持ちが爽快で、すごく温かいのです。

主要人物ばっちり出番があって、お得感満載です。
るい親子の楽しいやり取りが少ない分、冬吾と家族のお寒い家族関係も知れて充実した一冊でもありました。


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2020年06月21日

Posted by ブクログ

話も練り込んであって、とても面白かった。あやかし同心シリーズもですが、霜島さんの時代物って本当に面白い。それ以外の本の表紙はライトノベルっぽいので、読んでいないのですが。

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2020年01月13日

ネタバレ 購入済み

良きかな。

おコウも、成仏出来て、八枝の魂も、解き放たれた。冬吾の過去も、明らかになり、周音との関係も、少しは、良くなった?両手を挙げて、めでたしめでたしでは無いかも知れないが、ほどほどの所で、良き終わり。

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2021年04月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ぬりかべの娘の五作目。

前作から続いている、九十九字屋のあるじ冬悟のお話。
母を取り殺した女の怨念、それを冬悟のせいだと言う兄、周音。
前のあるじキヨも登場(?)して、
女の気持ちを、冬悟の過去、ナツの疑問を解きほぐしていく。

シリーズの山場ともいえるお話だが、
ナツが亡霊につきまとわれるところから、
するりとそのお話に入っていくところが良かった。
ナツ自身、ぬりかべになってしまった父親のせいで苦労もしているのに、
心根の良さといういか、優しさが出ていて。

イメージを押しつけられる気がして、あまり表紙絵は見ないのだが、
ぬりかべのおとっつあんが酔いつぶれているのは、微笑ましかった。
人の姿で。

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2020年08月22日

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