エラリイ・クイーンのレビュー一覧

  • 九尾の猫〔新訳版〕

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    ネタバレ

    出だしから既に5人も亡くなっていてその後もどんどん殺されていき、題の通り9人殺されるのだろうかと面白かったのだが、真相が微妙だった。
    この人が怪しいと見せかけてからの、実はこの人と最も親しい存在のこの人!というやり方は良かったが、これだけ長編な割には、もっと犯人の考え方や生い立ちなどをがっつりと説明して欲しかった。

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    2025年04月13日
  • 十日間の不思議〔新訳版〕

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    エラリー・クイーンの他作品に比べると登場人物が少なく派手さも無いが、背後に潜む巨悪の存在感は負けず劣らずといった感じで、不思議な雰囲気が強い中でしっかり論理によって解決される事件だった。

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    2024年10月17日
  • 災厄の街〔新訳版〕

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    『ハヤカワ海外ミステリハンドブック』で紹介されていたので読んでみたかった。

    『Xの悲劇』『Yの悲劇』とは違って、人間ドラマが濃くてクリスティーのような感じ。

    結婚式直前に失踪したジムが突如ライツヴィルの町に戻ってきた。3年間彼の帰りを待っていたノーラと無事に式を挙げ、ようやく幸せな日々が始まったように見えたが…。

    ミスリードがわかりやすいので、早い段階で犯人など色々気付いてしまう。自分だけでなく気付いてしまう人は多いと思う。
    最後まで予想を裏切ることなく終わってしまった。
    謎解きメインではなく人間ドラマを読むシリーズなのかな。

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    2024年10月08日
  • 九尾の猫

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    ネタバレ

    何十年も前に何度も読んだ作品。
    連続殺人事件で、まったく手がかりがないってのは、現代の科学捜査ではありえないんだけど、これは昭和にすると20年代…そりゃそうだろってお話。
    犯人はわかってみればまあまあ可哀想といえば可哀想なんだけど、だからといって殺された方にはなんの罪もないわけで。
    なにより、最後まで名前がないってのがこの作者さんが意図したところなのかなと。
    若い2人が結婚したことだけが救いかな。
    やっぱり大好き☆エラリークイーン☆

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    2024年09月23日
  • 靴に棲む老婆〔新訳版〕

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    ”<ポッツ靴>はアメリカの靴ーどこでも3ドル99セント” 製靴業で一財産を築いたポッツ家の現当主コーネリア。彼女には2人の夫との間に6年の子供がいた。先夫との間の3人の子はいずれも変人揃い。現夫との間の子、3人はまともであるが、コーネリアからは抑圧されていた。
     そんなある日、名誉を傷つけられたとして長男は異父弟に対し、拳銃での決闘を申し込む。彼らと関わることになったエラリーは、実包を空砲とすり替えて重大な結果を回避しようとするのだが、思わぬ事態が生じてしまった。そして更なる悲劇が……というお話。

     強圧的な姿勢で家族に臨む女主人と、不満を持ちながらも彼女に逆らうことのできない子どもたち。自

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    2024年09月22日
  • フォックス家の殺人

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    12年前に妻を毒殺した事件を再調査するお話。正直、どんな風に12年も前の事件の証拠が出てくるのかワクワクでした。見つかったと思ったら関係無かったり、また別の話やったり…結構ヤキモキする。

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    2024年08月18日
  • 九尾の猫〔新訳版〕

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    時々、こういう古典を読みたくなる。
    エラリーとクイーン警視父子のやりとりが好きで読んでいるようなもの。
    事件のトリックとか謎の解明の方法とか今読むとなんだかなという感じになってしまう。
    個人的には、もっと安楽椅子探偵っぽいのが好きだ。なので、本作のように、事件がニューヨーク全体を恐怖に陥れる描写や、事件解決のために一般女性に危険な囮捜査をさせたり、最後は高名な学者に会いにウィーンまでいって精神医学的議論の上事件の真相を明らかにしていく流れは、読んでいて疲れる。
    真相を知っても、勝手なエラリーのこじつけのようにも感じ、なるほど!とはならない。

    でも、いいのだ。
    あの二人の会話、醸し出す空気感を

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    2024年08月05日
  • 十日間の不思議〔新訳版〕

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    初めてのエラリイ・クイーン。こんな感じなのね?一年越しの謎解きだった、、、
    次作の九尾の猫も読んでみよう。

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    2024年08月01日
  • 災厄の街〔新訳版〕

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    1942年発表のエラリー・クイーンシリーズ第15作。架空の町ライツヴィルを舞台にした新シリーズが幕を開ける。国名シリーズを代表とするバッキバキのロジカルなミステリとは一味違う、人間ドラマに重きを置いた骨太作品。クリスティ作品に慣れている読者なら、裏に流れる物語の脈流を読みきってしまうかもしれない。しかし、結末を読みきってもなお、終始底知れない悪意と恐怖を煽りゾクゾクとさせる演出の妙技は抜群。未曾有の災厄に見舞われたクイーンだか、はたして再びライツヴィルに戻って来れるのか。

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    2024年07月09日
  • ローマ帽子の秘密

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    劇場で悪徳弁護士が毒殺され、その際に被害者のローマ帽子が持ち去られた事件を追うクイーン親子のお話。国名シリーズ第1作目。積読状態になっていた本だけど、中盤から面白みが出て、犯人逮捕の場面はすごくハラハラしました。最後まで読んで良かった

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    2024年04月11日
  • Xの悲劇

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    正直途中で中だるみしたけど、普通に楽しめた。
    ドルリー・レーンのようなユニークな紳士の探偵は好きだし、もっとテンポよく物語が進んでいけば面白かったかもしれない。

    描写が細かく説明されているところと小説的な風景描写…?のバランスが変だったかな…読まなくても良いところとしっかり読むべきところの見分けはすぐにつくけど、読まなくて良いところの文章が多すぎて、読むべきところで目が滑ってしまう…

    ただトリックはミステリに求めている意外性と面白さもあったので、そこはよかった。

    エラリー・クイーンの作品は初めて読んだけど、他にも良作がたくさんあると思うので、引き続き読んでいきたいな。

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    2024年01月24日
  • ダブル・ダブル〔新訳版〕

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    萌えキャラみたいなヒロインが出てくる
    マザーグース全然詳しくないからちょっと興味もちづらかったけど悩んでるエラリイを見るのはおもしろい

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    2023年11月30日
  • 災厄の街〔新訳版〕

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    アメリカの作家「エラリー・クイーン」の長篇ミステリ作品『災厄の町〔新訳版〕(原題:Calamity Town)』を読みました。

    「エラリー・クイーン」作品は、『オランダ靴の謎』以来なので、約3年振りですね。

    -----story-------------
    【巨匠の代表作を新訳で贈る】
    結婚式直前に失踪した「ジム」が、突如としてライツヴィルの町に戻ってくる。
    三年間じっと彼の帰りを待っていた婚約者の「ノーラ」と式を挙げ、幸福な日々が始まったかに見えた。
    ところがある日、「ノーラ」は夫の持ち物から奇妙な手紙を見つけた。
    そこには妻の死を知らせる文面が……旧家に起こった奇怪な毒殺事件の真相に、名

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    2023年05月22日
  • フォックス家の殺人〔新訳版〕

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    ネタバレ

    屋根裏探索のあたりから犯人が分かったんだけど、
    これってある意味Yの悲劇。いや、まあ、しかも本人はそのつもりないから(そのつもりというのは純粋なる悪ではなく、本当にそんなつもりはないという意味の)全然ちがうんだけどね。

    言うならば、救いのあるYの悲劇。

    レーンはあの顛末を敢えて見過ごし、エラリイはあの悲劇を優しい嘘をつくことで見過ごした。

    デイヴィーの記憶の底には自分のやらかしが潜在的に存在してて、父親の罪の問題ではなく、自身の罪の問題の発現だったとしたらめちゃくちゃ怖いし、冒頭のあれは暗示的ではある。

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    2023年05月15日
  • 靴に棲む老婆〔新訳版〕

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    2023.03.12
    古典をいま読むと、ああ、あの作家はこういうところにヒントを得ているんだとか考えさせられる。

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    2023年03月13日
  • 九尾の猫〔新訳版〕

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    ネタバレ

    2作続けて苦い終わり方だ…と思ったら救済もあった

    今作は人間ドラマ的な面とミステリのバランスがあんまり好きじゃないかも
    おもしろいから読めるんだけど

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    2023年02月12日
  • 十日間の不思議〔新訳版〕

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    ネタバレ

    こういう展開ってありなんだ…って思ってたら後期クイーン問題と呼ばれているらしい

    不倫を隠そうとしてどんどん追い込まれていく男女の描写、上手いだけに読む気が進まない

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    2023年02月11日
  • 災厄の街〔新訳版〕

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    クリスティ読みすぎて先が読めてしまっていたのが残念だったものの、そうでなければもっと楽しめたであろうにな、と思うのであった。

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    2022年11月21日
  • ダブル・ダブル〔新訳版〕

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    越前敏弥氏の新訳版ということで選書。

    エラリイ・クイーンは若い時に読んだはずだが、全く記憶にないところが悲しいかな。古典の楽しさを新鮮な気持ちで読む。

    連続殺人という王道、最後の最後に種明かし。
    王道のミステリー、解説には他作品との伏線もいろいろあるようで、また新訳版を紐解いてみよう。

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    2022年11月01日
  • 九尾の猫〔新訳版〕

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    ニューヨークで次々に起こる連続殺人事件、すでに5件起きていて、手がかりも目撃者もいない。
    死体に巻き付くタッサーシルクの紐のみが共通していた。犯人は老いた精神科医とされたが、担当者は今一つ納得いかず、ついには妻が犯人と行き着く。
    後半は展開がまどろっこしい。読み進んでいくのにワクワク感がなかった。

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    2022年10月30日