ダイアナ・パーマーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ漫画版(星合操)で興味を持ち、購入。
心身に深い傷を負ったヒロインが、優しい男友達の縁で、そのいとこ(ヒーローで実業家)の会社に就職し、忌まわしい記憶や実母との確執から立ち直っていく話。テキサスっぽい牧場・乗馬シーンでの出会いから、幻想的なダンスと欲望の芽生え、さらにヒロインの過去の「事件」が、繰り返し呼び起こされながら徐々に明らかになっていく展開には、ほぼ一気読み。さすが大作家のダイアナ・パーマー。
ジェイコブズビルは、人情があり、古い条例とコールドウェル家によって守られる、アメリカの桃源郷のようです。
なお、作中、ヒーローが参加した「砂漠の嵐作戦」は湾岸戦争のこと。 -
購入済み
読み応え
読み応えありました。私が好きなシンデレラストーリーだし、大人のやりとりが素敵でした。これだからハーレクインを読むのをやめられないと、感じさせてくれる作品でした。
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購入済み
©︎1997年
スーザン・カイル名義でハーレクイン社以外から出ていた作品。日本の取り扱い出版社ランダムハウスが2012年に倒産してからどうなるのかと思っていましたが、やっとHQ社が出してくれた。
物語は400ページ越でなかなか盛りだくさん。
ヒロインが素晴らしく、ヒーローは糞であった事は知っていたが、本当にどーしょもないヒーローでした。
最後もう少しヒーローの名誉挽回(ヒロインに対して)が有ったら良かったかな?必死サが足らないと残念に思うけど、HQよりホットな描写が多いのは出版社の意向でしょうか?
でも、新鮮に一気に読めました。 -
購入済み
面白かった
©1984年テキサス
牧場主とインテリアデザイナー。
異色のカップルです。
牧場主のヒーローがバス代も無いほど貧乏で、ヒロインもお金が無かった。
可哀想なのは冒頭にしか出てこない弟。
不慮の事故で亡くなったのに、まったく出て来こず、薄情な2人でした。
この物語ではダイアナの寸止めを久しぶりに堪能できました。この時代は流行っていたのかしら?
お金が入ってたらいきなりリムジン乗って運転手雇うヒーローには???でしたけど、面白かったです。 -
購入済み
©1982年
面白かった。
ダイアナの作品では良くある設定。養女と年上の義理の兄。
過保護なヒーローと、大人と認められたいヒロイン。ヒーロー弟、養母を巻き込み、ヒロインはヒーローに歯向かう。
途中、ヒーローがヒロインを傷付ける言葉は酷いですが、過保護ヒーローが大学ではなく花嫁学校(フィニッシングスクール)にヒロインを入れたあたりから、2人は意識しあっていたようです。が、ヒーローは自分の気持ちに気づいても、幼いヒロインは気付かない。もしかしてヒーローはヒロイン15歳の時から思っていたかも。
ホットなシーンの連続なのに、結ばれない二人。二人の緊張感が良かった。
弟が良い人。弟の話は無いのかな -
購入済み
ヒーロー話聞け!
従姉妹の元夫の心臓外科医ヒーローと、その従姉妹を故意では無いが、看病している時死なせてしまい、従姉妹の家族、ヒーローにも言い訳できず、ヒーローから蔑まれながらも、健気に看護師として働くヒロインはただ、ただ、可哀想。
ヒロインは自分の病気が進行しても、医師ヒーローに冷たくされる様は、ヒーローに、ヤブ医者と言ってやりたくなります。誤解が溶けてからの二人の進展は、他のHQ小説の様に性急ではないが、今までのヒロインが報われるようなココロ温まる展開です。読み終わって、気持ちがホッコリします。 -
Posted by ブクログ
前作未読。「テキサスの恋」シリーズ関連作「愛に裏切られても」ヒーローの兄の話。
読み切った後の脱力感がヤバい。本書285ページ。いつものハーレクインより倍はある。
ダイアナパーマーさんのヒロイン特に本書のヒロインはどうしてこんなにも強いんだろう。自己犠牲が半端ない。あらすじだけでは本書がこんなに素晴らしい話だとは教えてくれなかった。訳者さんのあとがきの助けのおかげで、前作未読でも本書だけでも充分楽しめたし、ヒロインにすごく惹かれた。
途中ヒーローに本気で腹立つけど、読めば読むほどヤバくて…泣いてしまった。
ダイアナパーマーさんすご過ぎです!!
一番好きな一冊です!! -
- カート
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試し読み
Posted by ブクログ
泣ける作品。
.........(あらすじ).........................................................
ヒーローの嫉妬心と誤解、親友だと思っていた女性からの裏切りによって、ヒーローに捨てられたヒロイン。
白血病だとしった時、ヒロインが戻ったのは父の住む故郷だった。
故郷に戻って来たヒロインに辛辣な言葉を吐きつつも、再び惹き付けられるヒーロー。
しかし、二人の間にはヒロインの教え子となったヒーローのひとり娘の存在が有った。
毋(ヒロインの元親友)に死なれ、父(ヒーロー)に愛されず、その怒りをヒロインに向ける少女に、再び故郷に居られなく仕