はいむらきよたかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
新訳としてシリーズを一新して送られた本巻。科学サイドに終始した話であるため情報量は多く、その割に最後で全てかっさらっていった印象。
もう少し物語を多角的に見せるのかと思いきや、どちらかと言えば改めて3人の主人公を集約させていく話。今まで接点の薄かった3人が比較的あっさりと繋がりを持っていく。
敵については、作者の別作品であるヘヴィーオブジェクトとの差別化が弱くなってきて、あえてこちらで表現する必要性があるようには思えない。敵そのものの目的及び性質で区別しろということだろうか。
また、最後の部分は少々拍子抜けの感も否めない。登場のタイミングも予想の範疇内であるし、なによりインパクトが弱い。 -
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Posted by ブクログ
ドラマが面白すぎるので好奇心で買った。後悔しないていどには良い出来だった。
えーと、海堂家に仕える国家特種メイドの若槻葵(17)は、実は主人である警察庁長官・海堂俊昭の命により警視監相当の地位を拝領している警視庁特命刑事なのだった!
粛々としたメイドである葵がメガネをはずし、メイドの一里塚が高くそびえたその時、メイド刑事が姿を現す。「悪党ども、冥途が待ってるぜ!」
……すごい設定だなぁ。メイドの一里塚て意味がわからなくてすごく面白いとおもいます。な、なんの説明もないだと……!?
萌え系ではない、誇り高く品位あるメイド(国家特種メイド……)の姿が描かれていて、なかなか面白か -
Posted by ブクログ
バイト先のラノベスキーの先輩に教えてもらって購入。
冲方丁氏の名前はずっと横目で見ていたので知ってはいたけど、読むのは初。
文章が独特で、記号が多用されていて、それによって読み方が指示されているように感じた。
それが嫌な人もいるだろうけど、私は大丈夫でした。
逆に、スピード感が出たり、作者の意思がそのまま伝わってくるようで、読んでいる途中楽しかった。
残念ながら、途中まで読んで行方不明に…
::::09/7/27読破::::
短編読み切り形式で、さくっと読めた。
ただ、主人公の3人娘の名前の読み方が、慣れなくて慣れなくて…
スピード感満載でも、読ませるところは読ませるし、面白