三条陸のレビュー一覧
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大人になってからこんなに仮面ライダーが好きになってしまうとは・・・思いませんでした^^!
翔太郎、フィリップ、照井竜、所長・・・。それぞれがキャラクタリスティックに振る舞い、ストーリーが進んでいくのですが、そのキャラに隠した本当の弱さが見え隠れして、それが彼らの魅力をグッと増しているのです。
そんな、彼らの活躍がテレビシリーズを手掛けた三条陸さんによってノベライズ化されるというのなら、読まないわけにはいかないですよ。
あるとき、探偵・左翔太郎はとんでもなく風邪をこじらせてしまう。
そして、ひょんなことからフィリップが左翔太郎を名乗り、依頼を受けることに。
ガイアメモリの組織からの刺客、依 -
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今更ながら私の中では空前の「W」ブームだ。
実ははじめ、緑と紫の半分?しかも体が縦に分かれてキック?そりゃねーよ!!!とか思ったそのままの認識で来てしまったのだ。
ところがどっこい!!見れば見るほどオリジナルの石ノ森ライダーへのリスペクトに溢れてることが見えてきた。食わず嫌いする理由はもう、どこにもない。
そんなわけで最近立て続けにTVシリーズや映画のDVDを見て、心はすっかり風都市民。勢いに任せて小説版まで買ってしまいましたよ。メインライターの三条さんがお書きになってたのもポイント高かった。
んで、肝心のストーリーといえば…申し分なく面白い。本編のエピソードでいうとちょうどエクストリー -
絵柄は少し古いけど書き込みが凄いのにとても綺麗で見易く臨場感もあります。
それからやっぱポップがいい。
ダメなヤツが勇気を振り絞って成長していく姿に自分を重ねてそうなれればいいなと憧れると思う。
そして主人公のダイも負けずにいい。
ポップと違って恵まれた血筋と才能をそなえてるのに全然嫌味にならない存在。
敵もみんな痺れるくらいにいい。
敵なのにハドラーの成長にポップと同様に目が離せない。
他の敵も卑怯なヤツやら男らしい武人やらで個性が光ってカッコいい。
そしてラスボスの強さに触れた時の絶望感は凄まじいものがありました。
王道ファンタジーの傑 -
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本作の時系列は本編31、32話「風が呼ぶB」と33、34話「Yの悲劇」の間に起こった出来事を描いたものです。
ストーリーは風邪をこじらせた翔太郎の代わりに、ある一族をめぐる難事件に挑むことになったフィリップの視点で進行します。ファングジョーカーに変身して、アクセルとともに活躍をするフィリップですが、敵との戦いは激しさを増し、たった一人で仮面ライダーサイクロンに変身することとなります。ロストドライバーやガイアプログレッサー等、劇場版や本編の最終章につながる単語も出てくるので、読んでいて「なるほど」と感心させられる箇所もありました。
作者は本編のメインライター・三条陸氏なので、本編と寸分違わない登 -
平成仮面ライダーの中でイチオシ
探偵が主人公という点や、風都という町でのストーリー展開など、独特な雰囲気のある作品です。2人の主人公が互いの足りない所を補いながら成長していくという王道ストーリーで、平成仮面ライダーの中で個人的に1番好きな作品です。
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仮面ライダーWノベライズ、「B」と「Y」との間に起こった物語、フィリップの出会った事件とは…
こんな形でまた仮面ライダーWの物語に出会うことができて幸せ。TVシリーズでメインライターをされていた三条さんの仕事ということで、キャラクターたちのセリフ回しなども自然で脳内再生できるほど。時系列的にはサイクロンジョーカーエクストリームの登場直後といったところ、TVシリーズの補完的な要素もうまく組み込んであり、またフィリップ視点での話ということからも、ダブルが好きだった人には是非読んでほしい。もともとが探偵ものであったため、ミステリとしても読みごたえがありバトル描写の見せ場なども満足できるものだった。叶 -
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リアルタイムでは途中からジャンプ自体を読まなくなったので
ラストは未読だったんだけど、漸く読めた。
ジャンプの王道パターンだけど、今読んでもワクワクできる。
全体を通して言える事は、ポップさん無双wwww
主役のダイより遥かにポップに愛着いきすぎですよ。マジで。
キレイに話は終わっているんだけど、伏線が回収されていないところがあるので、続きが描きたかったんだなという想いがあったんだろうね。
ポップとマァムとメルルや
マァムとヒュンケルとか…
恋愛関係がどうなるかたのしみだったのになーw
ドラクエ好きな方にはオススメ!
この作品からゲームへで使われる様になった
魔法もあるんだって。 -
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ネタバレおそらく仮面ライダーW最後のエピソードとなるであろう本作。TVシリーズでのBとYの間に起こっていた欠番Zの事件。映像作品でやり残したネタ、ぼやけていたディティールを補完している。出処が不確かだったあの「贈り物」の秘密も明らかに。文章表現に拙さは否めないが、脚本的な文体とも言える。何よりメインライター著だけあって各シーンで映像がはっきりと頭に浮かんでくる。読んでいるだけでキャストの芝居とBGMが聴こえてくる。もはやフィルムであると言っても過言ではあるまい。全ての映像作品を視聴し、本作を読破することで「Wのすべてを閲覧した」と言えるだろう。 ってゆーかまた悪女かよ!!ホントセレブ悪女好きだな三条
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Posted by ブクログ
ネタバレ近所の本屋にもないしネットショップにもないしで苦労しましたが、どうにか再入荷で入手しました。
ダブルの人気すげぇなあ、さすがだなぁ…とか思ってましたが、これはガチで面白かったです。
小説、文章になってもダブルの面白さがよくにじみ出ています。本編では知ることのできなかったこと(特にロストドライバーの出処)が、フィリップの視点から数多く語られているのも嬉しいところです。
また、サンタちゃんやウォッチャマン、刃野・真倉コンビにクイーンとエリザベスもしっかり出てくるところもダブルらしいなぁ、と。
これはダブル好きなら、是非読むべきです!