伊藤絵美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自分にやさしくするために、どうしたら良いのか、具体的な自分との対話や自分のケア方法を知ることができました。
以下、心に残った・今後意識していきたい点です。
・インナーチャイルドと、大人の自分が存在する、と考える
・インナーチャイルドの声を聞いて、判断せず、受容・共感する
・インナーチャイルドに、無条件の安心感を与える。(動物や小さい子供に向かって大丈夫だよ、と優しく声をかけるようなイメージ)
・安全な環境を確保する。安全ではない職場環境から離れることも、自分にやさしくすることである
・サポート資源がインナーチャイルドと大人の自分の周りに存在することを認識する。サポート資源は人、もの、機関、故人など様々
・インナーチャイルドのいやだ、ノーの声を聞く。自分ファースト
・共通の人間性:自分ではなく多くの人が同じ悩みを抱えている、または抱えたことがある -
Posted by ブクログ
カウンセラー自身は、どんなセルフケアをやっているのか興味があって読んでみた。驚愕。「こんなにも、自分自身のことを晒け出しちゃっていいの?」ってくらい自己開示していた。タバコ、テトリス、ギャンブル依存の他に、家族との関係を赤裸々に書いてあった。それはスキーマを具体的に説明するため、また、母を亡くした後鬱になったことからどのように自分を立て直していったのかを振り返るために描かれたのだろう。
私は、音楽やラジオを聴いてるときに、いつの間にかいろんな考え事をしてしまい、音楽やラジオの内容がわからなくなることがよくある。それが「自動思考」というとのだとわかった。この自動思考(その瞬間に、自動的に湧き上がってくるイメージや考え)というものが本当に厄介で、出てくるたびに気分がジェットコースターのように乱高下する。この「自動思考」している自分をありのままに見つめ、「今、ここ」に集中することがマインドフルネス。その心の筋トレが瞑想なのであろう。自動思考をモニターして距離をとって、ただ受け止めることが気持ちを楽にする。また、自動思考を「うんこのイメージ」そして捉え、勝手なものが勝手に出てきちゃうから、こだわり続けず「あー、今日は大量に出ちゃったなぁ」などと思いながら、軽く観察して確認し、トイレのレバーを押して流す。これ、めちゃいい(笑)
認知行動療法の横綱技法である「問題解決法」①何が問題かを理解する、②解決策をイメージする、③解決策を実行する、④結果を検証する。これも日々の小さなことから実行できそう! -
Posted by ブクログ
お試しのオーディブルで聞いてみた。1.2倍速がちょうどよい。
立場が不確かな心理士がCBTを行うオフィスを持つ…そんなすごい伊藤絵美先生のエッセイ的なゆるい教科書的な本だった。
著書でしか存じ上げていないが私は伊藤絵美先生を尊敬しているが、こんなすごい先生が、テトリスやら競馬やらタバコやらに依存してしまった過去があったり、ご家族に巻き込まれていたり…、赤裸々に書かれていて驚いた。
なーんだ!先生も人間だ!みたいな親近感を抱けた。笑
オーディブル、なかなか良い。小説はやはり紙で読みたい。けど、苦手な自己啓発系やら専門書やらの導入として聞くのは良さそうだと思う。イヤホンで聴くとお皿を洗いながらでも聴ける。2ヶ月の無料キャンペーン中なので、とりあえず2ヶ月試してみる。 -
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“際限ないこの生きづらさを抱えて、これからも生きていくのは難しいかもしれない”
心のSOSに導かれ、藁をも掴む思いで1年前に本書を手に取りました。
今まで何冊か似たような書籍を読んできましたが、一番わかりやすく、且つ効果を実感しました。私は心の中で葉っぱを川に流すワークが手軽に気持ちが楽になってお気に入りです。
お陰様で1年後の今日も生き延びてます。
メンタルケアの書籍はピンキリで、中には読者を置いてけぼりで著者が自論をつらつら書きなぐっているだけのような書籍もあり、読むと逆に気分が悪くなるものもあります。
しかし、著者の伊藤絵美さんは、心が悲鳴をあげている人に寄り添って理解し、本気で救いたいと思っているのがすごく伝わってきました。
だからこそ、平易な言葉で簡潔に効果的なワークがまとめられており、回復のためのアクションが、元気がない人も起こしやすいと思います。
伊藤さん、信頼できる。
伊藤さん自身も、本書執筆の時はとても大変な思いをされていたといいます。伊藤さんも自分も、世界が少しでも喜びに満ちたものになればいいと切に願います。伊藤さんありがとう。 -
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構成が素晴らしい本。
実体験に基づいていて、内容も初心者でもわかりやすい。漫画、イラストも随所に配置されていて読みやすいのに、内容は深い。参考文献も読みたくなる。
自分はパニック障害ではないけれど、友人に電車に乗るのが怖いという人がいて、気になって読んでみた。読んでみたら自分に重なるところもあり面白かった。焦った場合の呼吸法とか曝露療法とかゼロイチ思考とか。
曝露療法とはあえて回避せずに体験してみること。
自分もその方法で苦手なことを克服してきた経験があるので、体験って1番大事なことだと思う…案外できたりするから。
著者の別の本も読んでみるつもりです。
「セルフケアの道具箱」伊藤絵美 -
Posted by ブクログ
伊藤絵美さんの著作は心に沁みる。
認知心理学で有名な作者。これまでにも数冊読んでいるが、本書は患者を診るカウンセラー視点ではなく、ご自身を被験者として言語化した本だ。ある意味で伝記でもある。
自信の体験なので遠慮がない。語る言葉も平易でキレが良い。友達と話しているような分かりやすさがある。
認知心理学の本は何冊も読んだが、感覚的にもっとも掴みやすい本だった。
自動思考を観察する、という行為は、自分のことを「他人事」として捉えることなのかもしれない。ある意味で「無責任」になることであり、「お客さん」として世界にかかわることなのだ。
自分を【観察】すること。
それがマインドフルネスなのかもしれない。
<アンダーライン>
★★★自動思考の特徴は「生々しい」ということ
★★★★★「生々しい」=「活きが良い」
★★★★★自動思考に罪はない
★★★「そう感じちゃった」
★★★自動思考を観察することはエンターテインメント
★★★★★精神症状とは自己防衛の副産物。生きてストレスを浴びるたびに精神症状は産出されるのだから、精神症状とはウンコのようなもの
★★★★★自動思考はウンコなのだから「今日も大量に出ちゃったな」が正しい
★★★★★評価しない、ジャッジしない、「ふーん」と受け止める
★★★★★快も不快も判断しない
★★★★痛みはただの痛みでしかない
★★★呼吸と戯れる
★★★★認知再構成法
「自動思考」と「助ける思考」の対話。
「なんで私が人の悪意を引き受けねばならないの?」 -
Posted by ブクログ
カウンセラーになるまで、そしてカウンセラーになってから、家庭環境…カウンセラーと言う立場から誰かの助けになればと思いやりを持って書いてくださっていることが感じ取れます。
マインドフルネスも認知行動療法も知っていますが、もっと簡単で何も感じないような魔法があるのではないかと考えてしまいます。
人生は決して簡単ではなく、忘れることも向き合うことも自分を認めることも、全て自分でコントロールする必要があるとこの本を読んで実感しました。
著者の生い立ちの中には、大変なことがあったり、それでも前向きにカウンセラーを続ける著者にエールを送りたいなと思いました。