ジャック・ケッチャムのレビュー一覧

  • 隣の家の少女

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    読後感は悪い。
    しかし、残虐な行為を酷いと思いながらも、どうなるのか見てみたいという好奇心が私にあったことは確かだった。そういう意味でも人間の残虐性をすぐ近くで感じられる恐ろしい作品だった。

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    2022年07月30日
  • 隣の家の少女

    購入済み

    内容に予備知識がない方は注意

    もしこの本を読もうと思う方は、ある程度内容についての知識を持ってからでないとショックを受けるのでは…、まあ この本の購入を検討している時点で知っているとは思いますが ¨ シルヴィア ライケンス事件 ¨で調べてから購入を考慮した方が良いかと思います。

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    2018年03月21日
  • わたしはサムじゃない

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    「わたしはサムじゃない」I'm not Sam ☆4
    序盤、夫婦のラブラブがうざかった マジで途中放棄しようかと思うくらいうざかった パトリックの忍耐力は称賛ものだけど、P126「ひとりでに治るんじゃないかと思って」えっ、セラピストに連れて行ってなかったんかい!? なんでなん(・・?

    「リリーってだれ?」Who's Lily ☆3
    男は好きな女の足毛は(100歩ゆずって)許せても、ワキ毛には萎える⤵

    「イカレ頭のシャーリー」Squirrwly Shirley ☆3.5
    「イカレ頭」普段こんな言葉使わないし聞かないんですけど…東京の人は使うのかな

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    2016年12月22日
  • 地下室の箱

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    胸糞悪い、誘拐小説だったけど、最後の方の犯人2人との奇妙な関係が違和感が無いのがすごい。
    そして、その後の犯人との対決があっさりとしていてよかった。

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    2016年11月21日
  • オンリー・チャイルド

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    生理的嫌悪感を容赦無く抉ってくる。

    怖いのは、これは小説だが、世の中には
    これに近い狂気が存在する事だ。そして、
    自分が持つ正義感が通用しない絶望感。
    どれを取っても、後味の悪さを残すのである。

    期間を置いて、二度目を読んだ。
    久しぶりにケッチャムの描く不快感を味わいたかったからだ。期待通りではあったが、駆け足の読書。闇が連鎖する。

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    2015年08月05日
  • 地下室の箱

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    ケッチャムにしては軽くて(それでも充分惨たらしいが)読みやすい。
    短めなのでまずはこれでケッチャムに取り組むのも良いのかも。

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    2015年01月04日
  • 隣の家の少女

    購入済み

    ありそうだと

    後味悪い作品だと聞いて。
    大袈裟かもですが、今の若者ってこんなんばっかですよね。閉鎖されてて、人数いれば安心して。
    一言でグロいとかサスペンスじゃなくて、少年達になったつもりで読んでほしい。
    彼らと違って、私は大人になってますので、少年達の行動は理解できず怒りを感じますが…でも学生の時あったなぁ…って、なんとも言えない気分に。
    読みながら主人公に対してグズだの情けないだの思いましたが、落ち着いた頃に、あ、なんかこんな気持ちになったことあるなって思って、主人公を責められなくなりました。
    なぜかいじめられていた同級生を思い出します。最近はいじめが深刻化していて、まさにこんな感じじゃないですか?

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    2013年08月03日
  • ザ・ウーマン

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     新年1発目がこれか…<苦

     帯に「カリバニズムの衝撃」ってあるけど、その通りです。
     ついでに映画「ザ・ウーマン」の原作だそうですよ。

     かつてだと、善良な市民がわけのわからない怪物に襲われてっていうのだったんだろうけど、最近のは被害者(?)もねじくれててむしろそれっちの方が怖い。

     うん、モンスターはモンスターとしての存在理由があって、モンスターとしてそこにあるんだけど、善良な市民の顔を持ちながらその奥底にっていうのが、とことん黒くて怖かったですよ。

     それも、じわっと怖い。
     え、それは、そんな反応って、おかしくない? それは、違うよ、ってそういう違和感が積み重なって…。

     な

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    2013年01月03日
  • オンリー・チャイルド

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    ネタバレ

    リディアがどれほど訴えたところで、ロバートは奪われ、虐待者の自由に出入りできる場所に置かれてしまう。
    これは法律で決まっていることなのだ、これに従わないのは法律違反だ、と言われて、リディアはとうとう実力行使に出てしまう。
    どうしてそれが実刑判決なのか。情状酌量の余地ってものはないのか。
    それでも、とリディアは自分を慰める。自分の息子を苦しめるものはもういないのだと。

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    2012年11月05日
  • 黒い夏

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    田舎町に住む老若男女の群像劇。そして猫。それから、お約束の阿鼻叫喚の地獄絵図。
    ただ、食人族シリーズとは違う渋味が臓腑にじくじくと染みる。

    暴発しやすい不良少年レイが起こした惨劇、それを隠す幼なじみのジェニファーとティム。
    惨劇の被害者家族を気にかける、家庭に問題を抱える刑事チャーリー。
    恐ろしい悲劇から逃れるため引退した元刑事のエドと、若く聡明なサリー。
    精神を病んだ母親との関係に苦しむキャサリン。

    日々の暮らしの中、それぞれの行動が少しずつレイを刺激していき、そして突然、暴力の雪崩を呼ぶ。

    もちろん、レイの行いには何一つ褒められたものはない。ナルシストで傲慢で独りよがりであまりにも無

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    2012年10月07日
  • ザ・ウーマン

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    なるほど、『オフシーズン』『襲撃者の夜』の続編か。表題作の『ザ・ウーマン』の後日譚、『カウ』も収録。食人族と人間、果たしてどちらが残酷なのか。前二作をも凌ぐ殺戮の物語。

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    2012年10月01日
  • ロード・キル

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    ケッチャムの作品の悪役は驚くほど魅力がない
    よくこんな魅力なくって悪役張ってるよね?と一言言いたいくらいだ
    しかし本作の良さは冒頭で表わされる

     何かを傷つけなければ、この世は進めない
     たった一歩も
     いつも何かが災難に遭っている

     目の前に広がるハイウエイは、いわば弾道である
     彼が乗っているのは弾丸で、フロントガラスは弾頭だった
     生き物のうごめく夏の空を、彼はかっとんでいた

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    2011年07月03日
  • 隣の家の少女

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    主人公がメグに対する憧れから来る憎しみや迷いを感じる所、好意を抱くメグよりも大人であるルースに信頼を置いていた所などは、非常に子供らしく人間臭く感じられた。また、若く美しいメグに対するルースの嫉妬心のエスカレートも、そうと決めて書かれた描写はないにも関わらず、ものすごく巧みに感じられた。

    そういった意味では評価の高い作品だと思うけれど「面白かった、良い作品だった」とは言い難い。自分も主人公と同じ傍観者の一人であったような、助けるべき一人の少女を見殺しにしたような、後ろ暗い気分。

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    2021年08月18日
  • オンリー・チャイルド

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    ケッチャムの中でも1番まともじゃないかと思います。
    父親の異常さがリアル。
    後半は裁判モノのような感じ。
    ケッチャムにハマッてた時に友達に貸したら
    引いてました(泣)

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    2011年02月25日
  • 黒い夏

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    邪悪で残酷な人狩りの話。
    でもパラグラフが短く、どんどん読み進んでしまう。
    巧い作家だと思う。
    確かに、殺人シーンは容赦のないサイコスリラーなのだけれど、
    各人物・背景の描写がしっかりしており、
    良質のハードボイルドを、読んでいる錯覚すら覚えた。
    ラストをもう少し膨らませてもらえたら、嬉しいのに…。

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    2009年10月19日
  • 地下室の箱

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    最悪な読後感!といたる言われている「隣の家の少女」よりもずっと残酷性や不快感を感じる。
    それはきっと何の救い様が無い所為かと、勝手に思っている。
    ただただ主人公をいたぶる内容だからだと。

    人によって感じ方はそれぞれだろうけれど
    私は隣の家の少女よりはオススメしやすい。

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    2009年10月04日
  • 黒い夏

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    たのしい。おもしろい。指がどんどんページをめくる〜

    おまけ的ヨロコビ・・・ラスト,「レイ」がガチムチアフリカ系にーちゃんに刑務所でヤられるシーンはおいしかったぁ☆
    ごちそうさま〜

    ふぇてぃっしゅ的たのしみ・・・「ギンプ」.....猫のなまえ。おきにいり。

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    2009年10月04日
  • 地下室の箱

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    今度は、妊婦が拉致され、暴行を受けます。
    「隣の家の少女」よりは、救いがありますね。
    しかし、こんな本ばかり読んでいると変だと思われるかしらん?

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    2009年10月04日
  • オンリー・チャイルド

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    結婚した相手を見限った途端に、息子の妙な兆候に気づく母。最低なオッサンです。吐き気と涙で、子供を持ってる人には辛すぎる話。

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    2009年10月04日
  • 地下室の箱

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    こりゃ怖い。突然気狂いに拉致されて、地下室でのすさまじい拷問。この変態の背景をもっと知りたかった気がするけど、頭にかぶせられる箱が一番怖かった・・・

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    2009年10月04日