【感想・ネタバレ】地下室の箱のレビュー

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Posted by ブクログ

「ディズニーは絶対にジャック・ケッチャムの小説を映画化しない。」スティーブン・キング

「ケッチャムはキング氏が間違っていることを望んでいる」帯文

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2022年04月22日

Posted by ブクログ

1998年6月、サラとグレッグは病院へ向かっていた。サラは妻子あるグレッグとの子供を中絶することを選んだ。病院まで一人で歩いて向かうほんの一瞬のことだった。サラは何者かに車で連れ去られた。意識をとりもどしたサラがいたのはどこかの家の地下室。やがて姿を現した男女二人。彼らはサラに何をさせようというのか。抵抗しようとするサラに彼らは言う「組織がおまえの両親や友人の命も握っている」と――

ひとことで言って誘拐・監禁もの。サラを誘拐した夫婦は中絶反対派で、夫は聖書を熟読している。そう、変な方向に異常なタイプなのだ。
タイトルの「地下室の箱」とはサラが閉じ込められる狭くて丈夫な箱のこと。この辺りの描写も閉塞感があり、閉所恐怖症の人は悲鳴を上げるかもしれない。非常に短くてあっという間に読めてしまうが、中身は濃厚。サラは痛みはもちろんのこと、人間の尊厳まで奪われるほどの酷い目に遭う。ケッチャムの作品に慣れてないと、気分が悪くなるほど。
ただ、後半やや拍子抜け。サラの反撃は当然予測してたのに、あまりにあっさり終わるので

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2022年04月14日

Posted by ブクログ

胸糞悪い、誘拐小説だったけど、最後の方の犯人2人との奇妙な関係が違和感が無いのがすごい。
そして、その後の犯人との対決があっさりとしていてよかった。

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2016年11月21日

Posted by ブクログ

ケッチャムにしては軽くて(それでも充分惨たらしいが)読みやすい。
短めなのでまずはこれでケッチャムに取り組むのも良いのかも。

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2015年01月04日

Posted by ブクログ

最悪な読後感!といたる言われている「隣の家の少女」よりもずっと残酷性や不快感を感じる。
それはきっと何の救い様が無い所為かと、勝手に思っている。
ただただ主人公をいたぶる内容だからだと。

人によって感じ方はそれぞれだろうけれど
私は隣の家の少女よりはオススメしやすい。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

今度は、妊婦が拉致され、暴行を受けます。
「隣の家の少女」よりは、救いがありますね。
しかし、こんな本ばかり読んでいると変だと思われるかしらん?

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

こりゃ怖い。突然気狂いに拉致されて、地下室でのすさまじい拷問。この変態の背景をもっと知りたかった気がするけど、頭にかぶせられる箱が一番怖かった・・・

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

忌まわしい「隣の家の少女」に続いて、著者が“監禁・虐待”テーマに挑戦した……ってことで、読む前からかなりブルーになっていた(ってこれは、この作者に関する限り「ガッカリ」とはやや意味が異なるんだが)。
愛人の子供を身ごもった主人公のサラ。中絶することを決めた日、産婦人科医院の目の前で男女二人組に拉致される。彼女は地下室に監禁され、箱のようなものを被される。待っていたのは暴行の嵐だった……。

訳者による後書きにもあるが、この作品、「隣の家の少女」「オフ・シーズン」と同様に実際にあった事件を材に取って書かれたらしい。とは言え、似ているのはその状況のみで、人物の性格や事件の経過等は異なっており、単なるドキュメント作品ではない。
但しラストはこの著者らしくないと一瞬思えるので、もしかしたらこちらの方が受け入れられ易いのかも。
……とにかく痛い(様々な意味で)作品。

「隣の家の少女」を読んだ読者は最後の最後に「え?」と思う……かも。

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2012年03月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

懐かしのジャックケッチャムを読んでみた。
「隣の家の少女」の衝撃が根強いせいで、ちょっと食い足りないかんじだった。いや、えぐい話なんだけど。
これ、結局生まれてくる子供が一番可哀想なんだよなぁ。こんな惨劇がなければ中絶されるはずだったメーガン。
今後の母子の人生こそが読んでみたかった。

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2012年02月20日

Posted by ブクログ

中絶を決意した女の人が拉致監禁されてぼっこぼこにされる話。なんというか、先に”隣の家の少女”を読んでしまったからインパクトにかけたけど十分えぐい。
ただ隣の家の少女の圧倒的絶望感に比べたらまだマシ。中途半端とも言うけどw

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2011年05月15日

Posted by ブクログ

妊婦が理不尽に監禁される話。「隣の家の少女」と同レベルの救いのなさを期待していただけにちょっと期待はずれ。

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2010年01月22日

Posted by ブクログ

妊婦を監禁して虐待する話。
妊婦が題材なので相当鬼畜だろうと覚悟していたが、「隣りの家の少女」よりマシだった。
あんなことやこんなことやそんなことまでするのだろーな、と緊張と期待で読み進めたが
そこまではしなかった。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

うーん、最後に来てちょい期待はずれ(何を期待してんだか)。
題名もあらすじもかなりそそられたのに、なんかあんまり面白くなかった。

主人公が出産するまでの10ヶ月間をひたすら陰湿に描き続けるものだと思ってたら、なーんか、あっさり終わる。
ページ数も少ないんだけどさ。ラストも普通の小説っぽいし。
ケッチャム体験版としてはいいかも。

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2009年10月04日

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