田中研之輔のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人生も半ばを過ぎ、自身のこれまでのキャリアを見渡してみると、現職のシステム関連にほぼ限られるものの、ITという技術分野が無限大の世界に居たせいか、様々な経験をしてきた事に気づく。それこそ業務システムの開発から、サーバなどのシステムインフラの構築、誰もが使う様なポータルやログイン認証などの共通機能としてのシステム整備。それだけではなく、社員が利用するOA環境の整備に、J-SOXなどのシステムに深く影響を及ぼす法制度対応、基幹システムのリプレイスも企画から構築まで2度も経験した。今では当たり前となったクラウドの活用も、当時はそうした文化の無い中で手探りでやってきたし、センター設備の移転で、自らの車
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初めてこの著書を知りました。
本日、「労働新聞社」のサイトで初めてこの著書を知りました。とりあえず、「無料立ち読み」の部分だけ読みました。ここ十数年間、職場での「パワーハラスメント」が大きな社会問題になっていますね。いかに「社員、つまり部下が働き易い環境」を築いていく事が大事かが書かれていますね。もう半世紀も昔の話ですが、「お家騒動」の犠牲となって阪神タイガースから南海ホークスへと移籍しました江夏豊投手が数年間に他界された野村克也監督に肩の不調を訴えたところ、野村克也監督は江夏豊を「救援投手」として使おうと決心しました。これを転機に、それまで我儘放題でした江夏豊投手はまるで別人のようにチームプレーに徹するようになり、後に移
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購入済み
キャリアを考える方法が満載
自律的なキャリアを作るためのプロティアンキャリア。それをもとに日々どんなことを考えていけばいいのか。ワークを惜しみなく紹介してくれている。
また、組織にいながら自律的にキャリアを形成するとはどういうことか。組織との関係性に注目し、どう関係を作っていくかの視点でとらえるというのが新鮮だった。現実的に組織に属しながら働く人が多い中で、本当に実践できるキャリアの考え方、今の自分がどうしたら自律的にキャリアを築いていけるか、その方法に溢れる学びの多い一冊だった。
毎週振り返りをしているが、そこに本書の振り返り要素をどう取り入れるか。できたら毎日考えたいワークをいつどのように取り入れるか。それを考えると -
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ネタバレキャリアについて考える中で読書
具体手段も述べられており、かなり良い本
メモ
・悩み続けるのは働く、稼ぐ、生きるのバランスがうまく取れないから
・キャリアナレッジ
戦略設計 長期分散積立 セルフビジョン
意識改革 セルフアントレプレナー
自己研鑽 セルフパーパス ビジョンワーク
組織貢献 自律型 働きがい
・自分の強みを可視化する。
キャリア形成を閉じないこと
・3s分析
自己、状況、社会
self setting societyで考える。
・キャリア形成に大事な4L
仕事、学習、余暇、愛情
labor learning leisure love
・瞑想とメモでセ -
Posted by ブクログ
なりたい自分になるために、日頃から瞑想とメモをしようという筆者の意見が参考になりました。メモは以前からしていますが、瞑想はしていなかったので定期的にやってみます。
自宅や外出先などの静かな場所で、まずは深呼吸。3分ほど目を閉じて、将来なりたい自分をなるべく具体的に想像しましょう。
将来どんな人たちと、どんな環境で、どんな仕事をしていたいか。
結婚はするのか、しないのか。
結婚するなら、家族とどんな暮らしをしたいか。 田舎で暮らすのか、都会で暮らすのか。
休日は息子や娘と、どんな遊びをして過ごしたいか。
どんな趣味に打ちこんでいたいか。
どんな人たちと関わり、誰の役に立ち、何を一生大切にして -
Posted by ブクログ
ネタバレキャリア人生について考える中でヒントを得るべく読書。
プロティアンキャリア戦略
どんな人でも何歳からでもキャリアは新しく作っていけると勇気をくれる本。
メモ
・3つのキャリア資本を増やす
ビジネス資本 仕事スキル、知識、資格
経済資本 収入貯蓄お金
社会関係資本 人や社会のつながり
・やりたいことは変わっていくもの。
目標に向かうプロセスこそが最も大事なこと。
変わることを前提にその時のやりたいことを可能な限り言葉や文章で明確にし、それに向かって行動を起こすこと。
・キャリアにおいて組織と自分のミッションの共通点を見出し、依存関係でなく、お互いにプラスとなるパートナーとしての -
Posted by ブクログ
今すぐ転職を考えていない人のための キャリア戦略
著:田中 研之輔
ビジネスパーソンが抱えるキャリアの悩みは、働く、稼ぐ、そしていきていく、この3つのバランスがうまくとれないことに関係している。
本書は、キャリアの悩みを一つひとつ解決していくために、具体的に取り組むことのできる思考法でを集めた、「知の基盤」である著者の造語「キャリアナレッジ」を軸として以下の4章から構成されている。
①あなたに必要なのは「キャリア戦略」だ!
②稼ぐために必要な意識改革をしよう
③キャリアは日々の行動から
④自分らしいキャリアを築くために、最大限に組織を活かす
自身を知り、向かうべき方向がどうなのか、その -
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Posted by ブクログ
転職の際、マインドセットを変えるのに、一番役立った本。この本を読んでなければ、転職も、大企業からベンチャーへの参画も、意思決定できていなかったかもしれない。
キャリア形成のかじ取りが、組織から個人へと変わる。そのために、「どんなキャリア資本の蓄積が、人生の幸福につながるのか」を考えるという観点は、転職したタイミングに限らず、日々のワークライフのなかで大事にしている。
同時に、次のテーマとして、個が舵取りするプロティアン・キャリア時代に、組織として求められるサポートとは、どのようなものであるべきか、という観点。
3つの無形資産、「生産性資産(スキル、知識)」「活力資産(健康、友人、パートナ -
Posted by ブクログ
ネタバレ近年、社会的成功者がトライアスロンなどの耐久スポーツにのめり込む様子がネットメディアなどに掲載されている。
NHKで放映され知名度の上がったトランスジャパンアルプスレース(TJAR)も社会的成功者が参加し、
耐久スポーツが人を惹きつける要因は興味深いものがある。
※TJAR:8日間で北アルプスから南アルプスまで415kmを踏破するレース
本書の前半部では、
トライアスリートである筆者がトライアスロンへの参加を通じた参与観察やトライアスリートへの聞き取りを行い、
社会的成功者が過酷な耐久スポーツであるトライアスロンに向かう背景の考察を行なっている。
前半部についても面白いが、本書の後半部が