あらすじ
「仕事がマンネリして面白くない」
「転職すべきか、いまの会社に残るべきか」
「いまの会社でなかなか昇進できない」…
―本書ではこうしたキャリアの悩みから抜け出すための13の方法を紹介します。
キーワードは「プロティアン・キャリア」という最先端のキャリア知見。
「プロティアン・キャリア」とは、個人と組織の関係性をよりよいものとし、環境や社会の変化に適応しながら、主体的にキャリアを形成していく考え方です。
「キャリア・ワークアウト」は、この「プロティアン・キャリア」を軸に、いまの悩んでいる状態から一歩踏み出すためのトレーニングで
“自分らしいキャリア”をつくっていくための実践型メソッドで、毎日のちょっとした空き時間に取り組んでいただくことが可能です。
「キャリア・ワークアウト」を紹介しながら「プロティアン・キャリア」についての理解を深めるために、
本書ではキャリアの悩みや不安を抱える34歳の会社員・佐藤さんを主人公としたストーリーを展開していきます。
彼が勤務するのは住宅メーカーですが、「キャリア・ワークアウト」は、業界や職種、年齢、性別、職位、国籍を問わず、
誰でも、いつでも、どこからでも始められます。
主人公は、どのようにして悩みや不安を解決し、自分らしい働き方を手に入れたのでしょうか。
彼の行動を追体験しながら、「キャリア・ワークアウト」を実践していきましょう。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
共感する部分はいっぱいあります。
一方、基本的にはマインド面の話だと思うので、読んでサクッと何かが変わるかと言うとそうではなく、時間がかかると思いました。
日々忙しい人にとっては実践に繋がりにくい内容かなぁとも。
ネガティブなところも書きましたが、「おわりに」がすごく共感するので★五つにしています。
Posted by ブクログ
プロティアンに続いて読みました。自分の今の状況を変えるために必要な考え方が書かれており、すーっと入りました。自分のやりたい事を副業にしてキャリア資本を増やして行きたいと思いました。
Posted by ブクログ
転職すべきかどうかの考え方の一つの指針が分かった気がした。
今後の自分のキャリアを戦略的に描くこと、
そのために日々実践することがとてもわかりやすく書かれていた。
Posted by ブクログ
・感想
ハシゴが外れたと思った社員が本当にそれって自分の仕事や人生が終わるほどの事なんだっけ?
自己キャリアって全て会社に握られているものなんだっけ?をまとめてくれた書籍。
上を目指すだけが社会でもないし、いろんな生き方やいろんな強みを身につける事もそれ以上に大事であることで何よりも主体性を持って自分のキャリアを決めていくことが大事である。
・Todo
今の会社で得られるスキル、ネットワークを整理する。
就職している間に全て手に入れるにはどうすれば良いかを整理。
★毎月ランキング上位の本2冊以上読む。
★過去を悔やむのではなく、未来に起こせる行動を考えて寝る。
例 明日は〇〇のスケジュールを調整して、遅れを取り戻そう。等
★会議の議題について、自分なりの見解をもつ
★流れを把握しつつ、適切なタイミングで的確な提案を心がける
★自分が会議のファシリテーターであれば、どう展開するかを考える。
チャレンジ副業を決める質問
・日頃から消費者としてら楽しんでいる趣味は?
・消費者から生産者に回るとしたら何を提供する?
・消費活動を生産活動に変えるとしたらどのような投資が必要?
・提供側に回った時に自分以外の誰かに喜んでもらえるプラスの価値は?
・これまでに費やしてきた時間とかけてきたお金が大きいものは?
・蓄積してきた知識やスキルの中で、副業PFで売買できるものは?
今日一日、自分が何をしたいのか、何を成し遂げのつとらするのかを確認する時間を設ける。
※他人からの期待や評価ではなく、自分の内側から湧き出るミッションを今日も実行するのだと意識する。
★自分のありたい姿や成し遂げたいこと、どんな人生にしたいかを定期的に言語化する。
Posted by ブクログ
自分事に置き換えて考えた時、主人公は転職ではなく社内での新たなキャリア形成、副業をする道を選んでいたけど、果たして自分は社内でのキャリア形成か転職かどちらが合っているのかどちらなのか…
社内資本を活用したか、その資本は自分の成長にとってどれ程重要かを改めて考えたい。
Posted by ブクログ
著者のセミナーに参加して、言葉の言い回しが好きだと感じ購入。
具体例の悩み相談にのっている程で、キャリアについての悩みについて説いてくれる本。
かゆいところまで手が届き、本を読んだ時には具体的にやれば良いことが実践しやすい親切本。
Posted by ブクログ
著者の田中研之輔氏は、法政大学の教授。
本屋に積まれていたのを見つけ、購入してみました。
感想。
共感できるテーマだったので、読んでいて楽しかったです。反省としては、こういう好きな本ばかり読んでいてはダメなんだろうなあとら異なる意見にも触れないといけないなあと、そう思わせるくらい好きな考えでした。
備忘録。
・ビジネスパーソンの悩みは色んなものがあるだろうが、何か手を打たなければ何も状況は変わらない。原因は自分個人にある訳ではなくても、その悩みから抜け出せるかどうかは自分次第だ。
・プロディアン・キャリアとは、自分の軸を持ちながら、環境や社会の変化にも適応し、自分のキャリアを形成していくこと。個人と組織の関係性をより良いものにしながら、主体的にキャリアを築いていくこと。プロディアンとは、ギリシャ神話のプロテウス。火にもなり、水にもなり、獣にもなり、環境に応じて変幻自在に姿を変える神。
・プロディアン・キャリアにかかせないのが、アイデンティティとアダプタビリティ(変化適応力)。
・ありがちな悩み、他部署他職種他組織への羨望。そういう時は、羨む気持ちを原動力に越境体験してみよう。
・キャリアに行き詰まった時は、原因を追求して自分を責めるのではなく、どうやって現状の課題を解決するかを未来志向で考えよう。これからどうするのかを戦略的に考える。悩むよりも考える。考えるより行動する。行動すれば新しい選択肢が見えてくる。
・プロディアン・キャリアでは、キャリア選択きおける正解という考えはない。自分の納得感が大事。キャリアのオーナーは自分。そこを譲ってはダメ。
・転職するかしないかを見極める方法。今の会社で得られる資本(スキルやネットワーク)を最大限活用し切ったかを考える。YESなら転職、転職によってどんな資本を獲得したいかを明確にする。NOなら今の会社でどんな資本をどのように獲得したいかを考える。
・転職35歳限界説は、根拠のないバイアス。35歳以上でも転職できる自分を作ることを考える。
・今後の社会の方向性を考え、企業に頼らず生きていく方法を自分で考える。
・普段から自分が手に入れたい未来を思い描き、キャリア資本を日常的に蓄積することを意識して行動しなければ、たとえチャンスがあったとしても、それを活かすことはできない。
・副業のヒント。趣味のことを、消費者から生産者に回る。ゴルフが好きならば、それを提供する側に回る(例えばインストラクター)。
備忘録の後半は、そこだけ読むと、どことなく怪しげなセミナーのようだ笑
Posted by ブクログ
「プロティアン」よりもより実践的でわかりやすかった。概念を理解した上で、どう実践していくのか本書で取り組むとよいかもしれない。小説のようになっているので(もしドラのような)、主人公が悩みを抱えつつ成長していく姿が、自分もできるのではないかと思わせる。話が突拍子もない展開になったりしないので、一例としてとてもわかりやすく自分に引き付けやすいと感じた。たまにコラムのように入る現実のプロティアンたちの体験記的なものも、ワーママなど自分の立場と近い方もいて大変参考になった。
子育て中なので今はプロティアンを目指すのは難しそうだと思うものの、今の環境でできることに取り組もう、会社に寄らないキャリアを目指そうと思う!
Posted by ブクログ
悩み不安の9割は個人に原因はないが、抜け出せるかは個人次第。悩むより考える、考えるより行動する。
「プロティアンキャリア」=主体的にキャリアを形成すること。
アデンティティとアダプラビリティ。自分らしさを確立して環境の変化に適応する力。
昇進昇格など組織にキャリアを預けない。同じ仕事がマンネリ化したら、生産性を上げる努力をする。
悩むのではなく解決策を考え、実行に移す。
キャリアは自分で築く=キャリアオーナーシップを持つ。自律型キャリア。
副業のすすめ。残るか転職か、ではない発想。持続的な行動がセーフティネットを作る。
あえて、振り返らない習慣をつくる。くよくよ悩まない。悩むより考える、考えるより行動する。ネガティブな思考は癖でしかない。習慣によって直せる。
同じことを繰り返しているとキャリアは赤字化する。
現状を把握する、目標を設定する、適度な負荷を与える、徐々に強度を上げる、日常的に習慣化する。
転職する、副業する、専門家になる、社内で起業する、独立する、人とのつながりをつくる、
内省の習慣、前日夜に次の日をイメージする習慣。
やりたくないことリストをつくる。
副業のためには趣味に注目。趣味をお金に変える工夫。提供側に回る。副業プラットホームで自分のスキルを売る。「弱い紐帯の強み」
Posted by ブクログ
キャリアについて考える中で参考にしようと思い読書。
メモ
・プロティアンキャリア 自分の軸を持ちながら環境適応し、自分らしいキャリアを形成していくこと。主体的にキャリアを築いていく考え方
・アイデンティティ自分の軸とアダプタビリティ変化適応力
・自分らしい仕事に没頭できれば心理的幸福感は高まる。
・キャリアに行き詰まる理由は大きく三つ
業務の作業マンネリ化
他職種他組織の羨望化
昇進昇格の硬直化
・転職するかしないかの見極め
今の会社で得られる資本を最大限に獲得活用し切ったか
・伝統型キャリアは依存型、プロティアンキャリアは自律型。ORでなくANDへ。組織との関係をうまくマネジメントしながら、自律的にキャリアを作る働き方。
・自分の時間を何に投資し、どのような行動をとるかを戦略的に考え、日々継続して自分をマネジメントしていくことが重要。
・持続的な行動が重要。
・考えるべきことは未来のこと、人と比べない、余計に過去を振り返りくよくよしない
・同じことを繰り返しているとキャリア資本は赤字化する
・キャリアを黒字化させる方法
副業
転職 成長産業へ
キャリア蓄積 異動、生産性向上
キャリア計画 戦略策定
キャリア投資 学びへの投資
・キャリア開発の基本5ステップ
現状把握、目標設定、適度な負荷設定、強度向上、日常的に習慣化
・プロティアンキャリア6タイプ
転職者タイプ トランスファー型 ビジネス資本蓄積し、あるタイミングで転職。スキル蓄積しつつ転職で社会関係資本も増やすキャリア
副業タイプ ハイブリッド型。副業で複数のビジネス資本蓄積し、多彩なスキルでユニークな市場価値創出
専門家タイプ 専門性を極める
社内起業家タイプ 組織の中のスキルやネットワークを最大限活用し、ビジネス資本を更新
独立タイプ 独立し得意領域を形成キャリア
架け橋タイプ 社内外のネットワーク形成。
☆チャレンジする副業を決める質問
消費者として楽しんでいる趣味は
消費者から生産者に回るとしたら何を提供する
消費活動を生産活動に変えるとしたらどのような投資が必要
提供側に回ったときに自分以外の誰かに喜んでもらえるプラスの価値は
これまでに費やしてきた時間とかけてきたお金が大きいものは
副業プラットフォームで売買できるものは
・社外ネットワークを築くときのポイント
名刺交換を目的にしない 相手に興味を持ちコミュニケーションを
一人で参加する。ゼロコミュニケーションで気づきが生まれる
これまで話したことがない、自分と異なるタイプを探す。
Posted by ブクログ
転職すれば良い、みたいな結論ありきでなく、徐々に移行するにもどのような可能性があるかが書かれており、良い本だと思った。あえて自分の今の仕事に関係ないことを学んでみるのも、良い機会かもしれないなと思った。
Posted by ブクログ
プロティアンキャリアの考え方について1人のビジネスマンの悩みに答える形で学べる一冊。
令和の時代に自身のキャリア(=人生そのもの)をどう作っていくか、これまでの『キャリアは会社が与えてくれるもの』という考えを180度変えてくれる。
・組織依存の状態から抜け出すには未来戦略で考える
・転職は一つの選択肢に過ぎない。今の組織でスキルや人脈をまだ伸ばせるなら転職ではなく副職や社会人インターンなども選択肢に
・年齢は足枷にならない。暦年齢の考え方自体19世紀までなかった。大切なのは主観的年齢(自分を何歳と認識するか)
・月二冊は読書を。その時人気の本は今人が何に関心があるのかを示す。何時間もかけて読まないこと。ポイントは乱読。一冊に書ける上限時間を決めて読む。そして必ずアウトプットをすること。
・人と比較するのはやめる。そこで一喜一憂しても意味がない。比較対象は自分の過去
・1日の終わりは振り返るのではなく明日の行動宣言をする。未来に目を向ける。振り返りはネガディブな思考を生みやすい。ネガティブな思考は癖であり癖は習慣で治せる。
Posted by ブクログ
この本のワークは、ありそうでなかった視点なので、やりながらモヤモヤが溶けていく感じだった。
多くのキャリアデザインの本は正社員前提が多いけれど、非正規の観点からでも通用しそうな考え方だった。
Posted by ブクログ
個人的には
会社に頼らず、一方で会社を除外するのでもなく、ほどよい距離感で自律したキャリアを築こう
そしてキャリアは「人生そのもの」
という記載が沁み入った
つまりキャリアを築くということは人生を築くということか…私の人生流れてるわ
年齢はただの数字と本にも書いてあったので
今日から築くか人生