田中研之輔のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ギリシャ神話の神「プロテウス」は、何にでも変身できたらしい。これをなぞって、変幻自在なキャリアを自律的に形成する人の事を「プロティアン」と呼称。
会社の昇進や昇格に一喜一憂するのではなく、組織に依存することなく、自らの満足感のために、戦略的にキャリアを蓄積していこうぜ、とのメッセージ。
大切なことは「自らのやりがいや目的を達成したことで得る心理的な成功」(not 特定組織での昇進・昇格等の成功)。
これを得るためには、ビジネスパーソンとしての私らしさを表す「identity」と組織の変化に順応する力を表す「adaptabiltiy」。両方のバランスが重要。
主張している事は全く新しいも -
Posted by ブクログ
ネタバレ・感想
ハシゴが外れたと思った社員が本当にそれって自分の仕事や人生が終わるほどの事なんだっけ?
自己キャリアって全て会社に握られているものなんだっけ?をまとめてくれた書籍。
上を目指すだけが社会でもないし、いろんな生き方やいろんな強みを身につける事もそれ以上に大事であることで何よりも主体性を持って自分のキャリアを決めていくことが大事である。
・Todo
今の会社で得られるスキル、ネットワークを整理する。
就職している間に全て手に入れるにはどうすれば良いかを整理。
★毎月ランキング上位の本2冊以上読む。
★過去を悔やむのではなく、未来に起こせる行動を考えて寝る。
例 明日は〇〇のスケジュ -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者の田中研之輔氏は、法政大学の教授。
本屋に積まれていたのを見つけ、購入してみました。
感想。
共感できるテーマだったので、読んでいて楽しかったです。反省としては、こういう好きな本ばかり読んでいてはダメなんだろうなあとら異なる意見にも触れないといけないなあと、そう思わせるくらい好きな考えでした。
備忘録。
・ビジネスパーソンの悩みは色んなものがあるだろうが、何か手を打たなければ何も状況は変わらない。原因は自分個人にある訳ではなくても、その悩みから抜け出せるかどうかは自分次第だ。
・プロディアン・キャリアとは、自分の軸を持ちながら、環境や社会の変化にも適応し、自分のキャリアを形成して -
Posted by ブクログ
「プロティアン」よりもより実践的でわかりやすかった。概念を理解した上で、どう実践していくのか本書で取り組むとよいかもしれない。小説のようになっているので(もしドラのような)、主人公が悩みを抱えつつ成長していく姿が、自分もできるのではないかと思わせる。話が突拍子もない展開になったりしないので、一例としてとてもわかりやすく自分に引き付けやすいと感じた。たまにコラムのように入る現実のプロティアンたちの体験記的なものも、ワーママなど自分の立場と近い方もいて大変参考になった。
子育て中なので今はプロティアンを目指すのは難しそうだと思うものの、今の環境でできることに取り組もう、会社に寄らないキャリアを目指 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ悩み不安の9割は個人に原因はないが、抜け出せるかは個人次第。悩むより考える、考えるより行動する。
「プロティアンキャリア」=主体的にキャリアを形成すること。
アデンティティとアダプラビリティ。自分らしさを確立して環境の変化に適応する力。
昇進昇格など組織にキャリアを預けない。同じ仕事がマンネリ化したら、生産性を上げる努力をする。
悩むのではなく解決策を考え、実行に移す。
キャリアは自分で築く=キャリアオーナーシップを持つ。自律型キャリア。
副業のすすめ。残るか転職か、ではない発想。持続的な行動がセーフティネットを作る。
あえて、振り返らない習慣をつくる。くよくよ悩まない。悩むより考える、考え -
ネタバレ 購入済み
今までのキャリア論とは違う印象
キャリア論は色々あれど、キャリアに関わる自分の資産を3つに整理して考え、その無形資産を経済力に変えていく視点が織り込まれているところがよかった。
ただ、キャリアの考え方をアップデートするのではなく、プロティアンキャリアの考え方にそってどんな行動が有効かまで書かれているので、日々の生活にアクションがとりいれやすい。
一方で理論と行動が合わせて書かれているように感じ、そのためプロティアンキャリアがどんな考え方なのかが、わかるような、わからないようなともやもや感が残った。魅力的な考え方なのでもっとプロティアンキャリアへの理解を深めたいと思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレキャリアについて考える中で参考にしようと思い読書。
メモ
・プロティアンキャリア 自分の軸を持ちながら環境適応し、自分らしいキャリアを形成していくこと。主体的にキャリアを築いていく考え方
・アイデンティティ自分の軸とアダプタビリティ変化適応力
・自分らしい仕事に没頭できれば心理的幸福感は高まる。
・キャリアに行き詰まる理由は大きく三つ
業務の作業マンネリ化
他職種他組織の羨望化
昇進昇格の硬直化
・転職するかしないかの見極め
今の会社で得られる資本を最大限に獲得活用し切ったか
・伝統型キャリアは依存型、プロティアンキャリアは自律型。ORでなくANDへ。組織との関係をうまくマネジメン -
Posted by ブクログ
ネタバレプロティアンキャリアの考え方について1人のビジネスマンの悩みに答える形で学べる一冊。
令和の時代に自身のキャリア(=人生そのもの)をどう作っていくか、これまでの『キャリアは会社が与えてくれるもの』という考えを180度変えてくれる。
・組織依存の状態から抜け出すには未来戦略で考える
・転職は一つの選択肢に過ぎない。今の組織でスキルや人脈をまだ伸ばせるなら転職ではなく副職や社会人インターンなども選択肢に
・年齢は足枷にならない。暦年齢の考え方自体19世紀までなかった。大切なのは主観的年齢(自分を何歳と認識するか)
・月二冊は読書を。その時人気の本は今人が何に関心があるのかを示す。何時間もかけて読ま