田中研之輔のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
30〜40代の会社員向け。
読みやすさは普通(学者の論説の引用も節々に見られるため、「ビジネス書を年間で5冊も読まない」というような方には向かない)だが、文体は優しい。
キャリア論としては最新の情報が記載されているので広く浅く網羅するには最適。
分析用のワークシートが付いており、読み進めながら自己理解を深めることも可能。
内容も既知のものが多かったためななめ読みしてしまったので、所要時間は2時間半程度。
ワークシートもやりながらきっちり読むなら4時間半くらいかな…?
前半で提示された「鵜飼いの鵜」という比喩にどきっとした。
終身雇用・年功序列がスタンダードな日本社会では、特にキャリア形 -
Posted by ブクログ
変化に適応していくには、自分のキャリアを棚卸し、弱いところを戦略的に強化する必要があるんだなぁと思った。
とくに、自分の資本を棚卸すること。
私の場合は、社会関係資本を積み上げることは得意だけど、キャリア資本を積み上げることに抵抗がある。自信が持てない。
これまで苦手なことからは逃げてきたけど、30代に突入したことだし、そろそろ向き合わねばと改めて思わせてくれました。
人材業界にいるし、聞いたことある考え方・内容なのですんなり入ってきました。ただ、実践的なアドバイスがあるのがありがたいです。行動に移しやすい。
この先働いていく上で、何度も読み返すだろうと思った。買ってよかった! -
Posted by ブクログ
ネタバレなぜxxするのか?自分の言葉でそれを説明できるか?できないか?でまずその人の競技に対する本気度がわかる。
その説明がしっかりとしたものであればあるほど、こちらの気持ちを動かすことができるようなものであれば、なお本気度は高い。その内容が論理的なものなのか?何かへの思いに満ち溢れたものなのか?それはその人らしさがでる部分なのかもしれない。
この本で取り上げられている競技はトライアスロン。アイアンマンのレースは、スイム3.8km・バイク180km・ラン42.195km、合計約226kmという凄まじくタフな競技。その競技に取り憑かれていく自分の様子、社会的な周辺の状況についてもしっかりと分析され、