田中研之輔のレビュー一覧

  • プロティアン 70歳まで第一線で働き続ける最強のキャリア資本術

    Posted by ブクログ

    30〜40代の会社員向け。

    読みやすさは普通(学者の論説の引用も節々に見られるため、「ビジネス書を年間で5冊も読まない」というような方には向かない)だが、文体は優しい。

    キャリア論としては最新の情報が記載されているので広く浅く網羅するには最適。
    分析用のワークシートが付いており、読み進めながら自己理解を深めることも可能。

    内容も既知のものが多かったためななめ読みしてしまったので、所要時間は2時間半程度。
    ワークシートもやりながらきっちり読むなら4時間半くらいかな…?

    前半で提示された「鵜飼いの鵜」という比喩にどきっとした。
    終身雇用・年功序列がスタンダードな日本社会では、特にキャリア形

    0
    2020年09月18日
  • プロティアン 70歳まで第一線で働き続ける最強のキャリア資本術

    Posted by ブクログ

    変化に適応していくには、自分のキャリアを棚卸し、弱いところを戦略的に強化する必要があるんだなぁと思った。
    とくに、自分の資本を棚卸すること。
    私の場合は、社会関係資本を積み上げることは得意だけど、キャリア資本を積み上げることに抵抗がある。自信が持てない。
    これまで苦手なことからは逃げてきたけど、30代に突入したことだし、そろそろ向き合わねばと改めて思わせてくれました。

    人材業界にいるし、聞いたことある考え方・内容なのですんなり入ってきました。ただ、実践的なアドバイスがあるのがありがたいです。行動に移しやすい。

    この先働いていく上で、何度も読み返すだろうと思った。買ってよかった!

    0
    2022年07月06日
  • プロティアン 70歳まで第一線で働き続ける最強のキャリア資本術

    Posted by ブクログ

    ビジネスキャリアを貸借対照表などのビジネス諸表に置き換えるなど「働く」の今を見事に表現している。今の自分を振り返れるし、なにより元気をもらえた。田中研之輔教授 @KennosukeTanaka ありがとうございます。

    0
    2020年02月24日
  • プロティアン 70歳まで第一線で働き続ける最強のキャリア資本術

    Posted by ブクログ

    プロテウスが変幻自在に姿を変えたことに由来する プホティアンキャリアという考え方の本。
    キャリアを自分で考え、自分で作って行こう!!ということ。
    組織内キャリアから個人のキャリアへ、社会との関係性、アイデンティティとアダプタビリティ。
    キャリア資本 ビジネス資本・社会関係資本・経済資本の三つ。ライフシフトの無形資産 生産性資産・活力資産・変身資産。
    ビジネス資本 リテラシ・プロダクティビティ・アダプタビリティ。
    社会関係資本 異業種交流 外とのつながり。
    経済資本 お金に変える。

    0
    2020年01月04日
  • プロティアン 70歳まで第一線で働き続ける最強のキャリア資本術

    Posted by ブクログ

    70歳まで働き100年を生きる時代、キャリアを組織に預けるのではなく自分でデザインしていく。変幻自在なプロテウスのように社会や環境の変化に応じて柔軟に変わる。動産・不動産といった有形資産だけでなく、生産性資産(スキルや知識)・活力資産(健康や人間関係)・変身資産(自己理解や人的ネットワーク)を蓄積し、自分に投資をして、ビジネス資本と社会関係資本を増やす。

    考え方的には、今だとわりと普通なように感じますが、社会の仕組みの方はどこまで追いついているのだろうと思います。

    0
    2019年12月18日
  • 覚醒せよ、わが身体。 トライアスリートのエスノグラフィー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なぜxxするのか?自分の言葉でそれを説明できるか?できないか?でまずその人の競技に対する本気度がわかる。

    その説明がしっかりとしたものであればあるほど、こちらの気持ちを動かすことができるようなものであれば、なお本気度は高い。その内容が論理的なものなのか?何かへの思いに満ち溢れたものなのか?それはその人らしさがでる部分なのかもしれない。

    この本で取り上げられている競技はトライアスロン。アイアンマンのレースは、スイム3.8km・バイク180km・ラン42.195km、合計約226kmという凄まじくタフな競技。その競技に取り憑かれていく自分の様子、社会的な周辺の状況についてもしっかりと分析され、

    0
    2018年10月19日