シャルロッテ・リンクのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
奥さんが調子悪くてさ
でもってこんなとき頼りになる上のお姉ちゃんが残業でさ
もう十年以上ぶりにお父さんが晩ご飯作ったんですよ
まぁ、ご飯炊いてお味噌汁作って魚焼いただけなんだけどね
いやなんかやっぱたいへんだわ
仕事終わって帰ってご飯作って後片付けしてってもう本なんか読んでる時間ないもの
ねー
そりゃーイラッとするわなー
疲れて帰ってきてご飯作ってる間のんきにアホみたいに本ばっか読みやがって月に何十冊も(お前な)
感謝感謝感謝(上っ面感)
はい、サスペンス!
これちょっとすごいよ
ひと言で言うと、上手い!
サスペンスの上巻(前半)に求められるものを完ぺきな形で提供してきやがりまし -
Posted by ブクログ
ドイツの作家シャルロッテ・リンクの長篇ミステリ作品『失踪者〈上〉〈下〉(原題:Die Betrogene、英題:Cheated)』を読みました。
シャルロッテ・リンクの作品は、3年以上前に読んだ『失踪者』以来ですね。
-----story-------------
〈上〉
元警部の父親が惨殺され打ちのめされたロンドン警視庁女性刑事の悲しみ。
最後の最後まで読者は裏切りの数々に翻弄されることになる。
スコットランド・ヤードの女性刑事ケイト・リンヴィルが休暇を取り、生家のあるヨークシャーに戻ってきたのは、父親でヨークシャー警察元警部・リチャードが何者かに自宅で惨殺されたためだった。
伝説的な名 -
Posted by ブクログ
ドイツの作家シャルロッテ・リンクの長篇ミステリ作品『失踪者〈上〉〈下〉(原題:Die Betrogene、英題:Cheated)』を読みました。
シャルロッテ・リンクの作品は、3年以上前に読んだ『失踪者』以来ですね。
-----story-------------
〈上〉
元警部の父親が惨殺され打ちのめされたロンドン警視庁女性刑事の悲しみ。
最後の最後まで読者は裏切りの数々に翻弄されることになる。
スコットランド・ヤードの女性刑事ケイト・リンヴィルが休暇を取り、生家のあるヨークシャーに戻ってきたのは、父親でヨークシャー警察元警部・リチャードが何者かに自宅で惨殺されたためだった。
伝説的な名 -
Posted by ブクログ
ネタバレ結局真相はマークの証言のみってことで。自己弁護ばっかりでいまいち信用出来ないけど信じるも信じないもロザンナ次第だし、ロザンナが新たな一歩を踏み出すきっかけにはなったのは良かったかな。
パメラはもっと掘り下げて書けば準ヒロインになれる逸材なのにもったいない。セドリック、幸せにしてやれよ!
上巻のクソ野郎筆頭のジェフは改心したのにデニスとロバート親子はクソ野郎のままでした。
マリーナはあんなにロバートの面倒見たのに可哀想すぎない?もうちょっと報われても。いくら過去の過ちの償いとはいえ。
あとフィールダー警部ももうちょっと描き方変えれば名脇役なのに。アンジェラにはしっかり寄り添ってて良い描き方してた -
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この作品はミステリ小説ではありますが、途中に手掛かりが忍ばせてあり、読者はそれをもとに犯人を推理しながら読むという形式のものではありませんでした。
後半次々と明らかになった事実は、登場人物が感じると同じくらい唐突に表れ、推理する間もなく犯人を明らかにします。
そしてその真相は…確かに予想外。
でも私は、誘拐された少女たちよりも、誘拐した犯人のことよりも、誘拐されなかった少女の闇が気になりました。
彼女の家庭はいささか借金が重めではあり、そのため両親の中が必ずしも良いとは言えませんが、それでも子どもを思う気持ちは本物です。
なのに、あそこまで徹底して親を拒否するに至った経緯がわからないので、も -
Posted by ブクログ
ドイツの作家「シャルロッテ・リンク」の長篇ミステリ作品『失踪者〈上〉〈下〉(原題:Die letzte Spur)』を読みました。
「フォルカー・クッチャー」、「ライナー・レフラー」の作品に続き、ドイツミステリです。
-----story-------------
〈上〉
イングランドの田舎町に住む「エレイン」は幼馴染みの「ロザンナ」の結婚式に招待され、ジブラルタルに向かうが、霧で空港に足止めされ、親切な弁護士の家に一泊したのを最後に失踪してしまう。
何があったのか?
五年後、ジャーナリストとしての仕事で「ロザンナ」は、「エレイン」を含む失踪者たちについて調べ始めた。
すると、「エレイン」を -
Posted by ブクログ
ドイツの作家「シャルロッテ・リンク」の長篇ミステリ作品『失踪者〈上〉〈下〉(原題:Die letzte Spur)』を読みました。
「フォルカー・クッチャー」、「ライナー・レフラー」の作品に続き、ドイツミステリです。
-----story-------------
〈上〉
イングランドの田舎町に住む「エレイン」は幼馴染みの「ロザンナ」の結婚式に招待され、ジブラルタルに向かうが、霧で空港に足止めされ、親切な弁護士の家に一泊したのを最後に失踪してしまう。
何があったのか?
五年後、ジャーナリストとしての仕事で「ロザンナ」は、「エレイン」を含む失踪者たちについて調べ始めた。
すると、「エレイン」を -
Posted by ブクログ
シャルロッテ・リンクは、好きな作家です。スコットランド・ヤードのケイト・リンヴィルを主人公とする第二弾が、今作です。正直、上巻を読んだ段階では、前作「裏切り」に及ばないと思いましたが、最後まで読み終えて見ると、前作以上の出来だと思います。
この本の素晴らしさは、勿論、ミステリーとしての出来の良さ(誘拐犯が明らかになった瞬間、やられたと思いました。誘拐犯との対決シーンも手に汗握ります。)も
有りますが、事件が解決した後に、ケイトが知ることになるもう1つの真実を経てのエンディングの場面です。
ケイトとケイレブ・ヘイル警部、デボラ・ゴールズビー、コリン・ブレアという、何れも孤独を抱える登場人物が、小