シャルロッテ・リンクのレビュー一覧

  • 裏切り 下

    Posted by ブクログ

    100ページも残して真相がわかってしまうのはどうかなで、そして、ちょっと、というよりかなりスッキリしない結末。

    0
    2022年09月05日
  • 裏切り 上

    Posted by ブクログ

    設定も展開も読み手にかなりストレスを与えるし、この人と話しても何もわからずな部分も多く読み飛ばしていたら、いきなり暴力的に、じゃあ下巻も読むかと。

    0
    2022年09月02日
  • 裏切り 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    CL 2022.8.21-2022.8.22
    主人公のケイトのみならず誰もが皆それぞれに苦しい事情を抱えていて、生きていくのが簡単ではない人ばかり。その人物描写も、後半の怒涛の展開も秀逸。

    ただ、どうしてもメリッサ•クーパーの息子に引っかかる。事件と大筋では関係がないとは言え。
    メリッサ•クーパーの息子が、不倫相手が奥さんと別れなかったからと言って恨むのは筋違いでは?そもそも悪いのはそっちなのに。しかもその娘に恨み言を吐き、惨殺されたことを気分が良かったと言うなんて、この息子、バカか。相手の家庭を壊して自分の母親さえ幸せになれればそれでよかったわけ?なんと身勝手なと思っていたらこの真相。諸悪

    0
    2022年08月22日
  • 失踪者 下

    Posted by ブクログ

    ドイツのベストセラー、後半。
    5年前に行方不明になったエレインはどうなったのか?

    ロザンナは5年前に結婚して、ジブラルタルで暮らしていました。
    義理の息子を育て、幸せもあったが、結婚後も仕事はするはずだったのに何のかのと家庭に縛りつけたがる夫に阻まれ、ついにイギリスでの仕事の依頼を引き受けることを決めたのです。
    自分の結婚式に招待したのにその途上で失踪した幼馴染のエレインの追跡取材だから、他人事ではない。
    もしかしたらどこかで生きているのか、どんな事情が隠されているのか、それとも‥?

    エレインは障害のある兄の世話に縛られていたため、それで家出したという説もあった。
    当初疑われた弁護士のマー

    0
    2018年07月31日
  • 失踪者 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    二件の残忍な殺人事件と、解決されていない5年前の失踪事件。
    かつて雑誌記者だったがヒロインが事件の特集記事を書くことになり、再び事件が動き出す。

    一人称を多用し、章が変わるごとに新しい登場人物が現れ、それらの人々が少しずつ事件に絡んでいくさまは面白い。一方で心理描写が細やかな割には事件の動きが遅いのが残念。

    しかし、話が良く練られていてこちらが想像している展開を見事にかわす構成に惹かれてラストまで読み続けられた。
    さて、下巻はどう転がる?

    0
    2018年07月14日
  • 失踪者 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    上巻の終わりから第二部の終わりにかけては非常に面白かったのだが、第三部になり、ちょっとだれてきて、最後はやっぱりそこに落ち着くのかみたいな感じでちょっと残念。

    0
    2017年10月25日
  • 失踪者 上

    Posted by ブクログ

    5年前に突然失踪した女性の謎を、その関係者が調べていく。いろいろな視点がめまぐるしく変わり、時々混乱もするが、ここまではなかなか面白い。下巻に期待。

    0
    2017年10月20日
  • 失踪者 下

    Posted by ブクログ

    ストーリーとしては非常にシンプル。元ジャーナリストの女性が、5年前の失踪事件を取材するというもの。幼馴染が失踪したのは自分の結婚式に出席する道中だったため、主人公はある種の責任を感じながらの取材となる。

    複雑なトリックも、凄惨な描写も、奇抜な設定もなく、日常生活がそのまま事件につながっていく展開にも関わらず、ページを繰る手が止まらない。その要因は巧みな人物造形だと思う。主人公に関わらず、「モヤモヤ」を抱えたキャラクターが次々登場するのだが、彼らの描写は表層的に終わらず、人間の持つ多面性、迷いなどが重層的に描き出されるので、どうにもこうにも目が離せない。ドイツで売れっ子作家というのも納得。普遍

    0
    2017年05月13日