マシュー・サイドのレビュー一覧

  • 勝者の科学 一流になる人とチームの法則

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    ネタバレ

    ★3.5

    スポーツで一流の活躍している人に焦点を当てて描いたビジネス書。

    同じ著者の『多様性の科学』では、科学的なアプローチで“何故多様性が必要なのか”、“多様性があることによってどんなメリットがあるのか”という事が描かれていましたが、こちらの書では科学的アプローチは少なめ。というか、ある意味、一流のスポーツ選手の事は、科学では解明しきれないという事なんでしょうかね。その人となりや、生活、活動、心理などに関しての描写が多かった気がします。

    ところで、著者はランス・アームストロングが大嫌いみたいですね。ハッキリとそう書いてあるわけでは無いですが、描き方の端々から、軽蔑しているという印象を受

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    2025年06月28日
  • 勝者の科学 一流になる人とチームの法則

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    スポーツ記事の寄せ集め オーディブルにて

    失敗の科学が素晴らしい本だったので我慢して聴いてみてたけど、内容としては著者がスポーツ誌か何かに寄稿した記事の寄せ集めという印象。

    ほとんど勝者を科学することに踏み込んでいないので、タイトルだけ立派な本という印象

    残り2時間ぐらいまで聴いたが、最後まで聴けなかった、、

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    2025年12月12日
  • 勝者の科学 一流になる人とチームの法則

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    継続した努力こそが報われるが基本ベースにある本
    個人とその周りの人がどうするかに焦点を当てている
    作者は卓球・テニス・サッカーの話題が多く
    この3種目に興味の無い人はかなりきつい
    ゴルフやツールドフランスやボクシングなどは少し
    手でくる程度
    そのスポーツに時間を割くかが
    一流になるかの境目ではあるが
    最低10000時間という途轍もない時間を投下して
    始めて判断されるレベルに到達するという
    皮肉にも程がある

    名言
    打たなかったショットの失敗率は100%だ

    一流の選手が持っているのは、反応力ではなく
    卓越した予測力。この複雑なスキルは
    生まれ持った特性ではなく、長年の練習によって
    脳に書き込ま

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    2025年05月18日
  • 勝者の科学 一流になる人とチームの法則

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    よくあるビジネスノウハウ本で特出するところは無いと思った。帯にある『小説のように面白い!』とあるのは、どこの部分?と思った。

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    2025年04月22日
  • 勝者の科学 一流になる人とチームの法則

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    才能は練習の成果である。
    天賦の才に見えるでしょうね、でもそれは良い結果を出すために、何年も神経を注いできた様子をみんな見てきていないから、そのように感じるのです。一万時間理論と言う言葉をご存知ですか。複雑なスキルであればあるほど、生まれも特性ではなく、長年の練習によって脳に書き込まれ刷り込まれたものなのです。その仕事に従事する年数に比例して、海馬の効果を大きくなっていると言う研究結果です。

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    2025年04月08日
  • 多様性の科学

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    作者は「オックスフォード哲学政治経済を主席卒業、卓球全米王者4度、五輪出場2度、主要メディアでリポーターやコメンテーターを務めるタイムズのコラムニスト」だそうです。わぉ。

    9.11CIA、英国人頭税、暗号解読、コックピット、エベレスト登頂チーム、ジョブスの動線、白人至上主義、フラットGoogle、ダイエット、スーツケースの車輪などなど、多くの人に分かりやすい例をあげながら「多様性を失うことがいかに危険か」を展開していく。

    お勉強は出来るけど学者さん(まではいかない)ではない物書きが書いたっぽい特有の読みやすさがいいですね。各種実験も絶妙な切り貼り具合といいますか。

    褒めてますよ。

    人間

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    2025年02月19日
  • 多様性の科学

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    組織に多様性が必要となる理由が多数の事例と根拠を持って示している。集合知は個人知を上回る。内容としては失敗の科学の方が面白かったように思う。

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    2025年02月02日
  • 失敗の科学

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    上下関係が時にチームワークを乱し、大惨事を引き起こす。冒頭からショッキングな事故の紹介で抉られる。緊急事態下では目の前のことに集中してしまい時間の感覚が無くなる。人は過去のショッキングな失敗に目を背けず真摯に向き合い学んで、改善の歴史を積み上げていくべき。スケアードストレートプログラムは逆効果。周りが囃し立てただけで選択バイアスと認知的不協和が生み出した忌むべき現象。マージナルゲイン。

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    2025年09月22日
  • 勝者の科学 一流になる人とチームの法則

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     コーチのダニー・ケリーが、権限を「指揮系統のより低いところへ」移譲したその度合いこそが、このチームの最も驚くべき洞察力の表れだろう。日々のトレーニングをいつおこなうか、選手たちは自分で決める。選手たちは、自分たちが守るべき明文化された規則や行動原則を自分たちで決める。キャプテンも投票で決める。無秩序な状態だと思う人もいるだろうが、実際には、指揮系統は強化されたのだ。
    「責任を与えられ、意思決定の場に参加する人は、当事者意識を持ちます。その人は物事により責任を持って参加するようになるのです。そうすれば、チーム全体の力学も変わってきます」とケイトは言う。「若手の選手も成長します。自分たちが策定に

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    2025年01月03日
  • 多様性の科学

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    なかなか難しい内容で理解出来たかどうかは微妙。似たような境遇の集まりは同じ思考回路になりがち、いろんな考えややり方があってよし。って捉え方であってるのかな?

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    2024年09月21日
  • 才能の科学 人と組織の可能性を解放し、飛躍的に成長させる方法

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    育児をする上で参考にできるのでは?と思い読んでみた。才能と練習の積み重ねで、いかに効果的かつ目的を明確にした質の高い内容で取り組めるかに尽きると理解した。あとはいかに自発的に継続できるかもポイント。
    まぁ、プロではなくそれなりに成果を出すくらいなら、何を始めるにしても遅いと言うことはないと理解した。
    何か始めたいと思った時、それがすぐに出来る環境は作ってあげたいと思った。

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    2024年04月23日
  • 才能の科学 人と組織の可能性を解放し、飛躍的に成長させる方法

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    才能ではなく努力
    10000時間法則
    著者は元卓球のアスリートとは知らなかった。好きこそ物の上手なれなのは間違いないけど、努力し続けられるエリアを持てる事こそ才能な気がする。そしてその様な環境を得られる運も大事。でも天性のものなんて無いと思えるとフェアな気がして生きる希望が持てるかもね。

    部下やアスリートを褒める時は知性を褒めるのではなく、努力を褒めるのは大事というのはちょっと気をつけるかな。ついつい直感で君は優秀とか言ってしまうので…

    読みやすいが、多少説明というか具体例が冗長な部分があって飽きる。プラシーボ効果の話とか最後の黒人アスリートの話とかはもっと簡潔でも良いのでは…

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    2023年07月03日
  • 才能の科学 人と組織の可能性を解放し、飛躍的に成長させる方法

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    勉強の出来る人、スポーツで秀でた結果を出す人などに体して、生まれ持った才能と片づけてしまう事が多いが、著者は卓球でイギリスチャンピオンとなり、オリンピックでイギリス代表になった。
    その著者が「才能なんてものはなく、すべては努力」と言っている。
    タイガーウッズやベッカムなど、スポーツで世界を魅了する選手は、小さいときから、自分の意思で練習を練習とも思わず、何度も自分の限界を超える練習を続けていた。
    傑出するために近道がある証拠は一切無い。と言うセリフは有機をもらえる反面、成功の会議を握るのは才能ではなく練習なのだ。と言う言葉は、自分のこれまでのしてきたことを振り返り反省すべき点が数え切れないほど

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    2023年05月26日
  • 才能の科学 人と組織の可能性を解放し、飛躍的に成長させる方法

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    「才能」とは「努力」である、と言うこの書。様々な意見、評価、立証等が載っているが「才能は結局努力次第」とある、が果たしてそうだろうか。天才などもって生まれた才能は努力ではなく「環境と他人が、家族が見出した結果」でもあると思う。一般的な「才能」とは「努力」も大きな要因だが、体内・脳内に潜む持って生まれた「天性」が必ずやある(才能=特技)と私は思う。スポーツのできない人に「努力」でスポーツ選手になれと言ってなれる人はいないと同じで、人間には「天性」があり、それは人それぞれの「才能」が隠れているだけだと信じたい。「天性」があるから「努力」でその才能が伸ばせるのだと、信じたい。ゴルフプロの双子(岩井姉

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    2023年04月18日
  • 才能の科学 人と組織の可能性を解放し、飛躍的に成長させる方法

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    1 どんな本?
    遺伝的に決まる才能なんてもの存在せず。傑
    出性は目的を持った練習とフィードバックのル
    ープで決まる事を説く本。人種の特徴にまで言
    及した本は初めて見た。

    2 なんで読んだの?
    (1) 子育てに役立てたいから。
    (2) 教育に役立つ知識が欲しい。
    (3) 具体的な教育の仕方を更新した状態。

    3 構 成
    3部10章構成310頁
    自伝バイアス、著者の卓球経験から始まり、
    人種の色眼鏡を捨てる事ができたならば世
    界を変える事ができると締めくくる。1/2は
    本書の主眼である才能と言う幻想に費やさ

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    2023年03月05日
  • 才能の科学 人と組織の可能性を解放し、飛躍的に成長させる方法

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    ネタバレ

    神童は非凡な遺伝子を持っているのではなく、非凡な育ち方をしているだけ。
    「何がいけないのかわからなければ、何が良いかも絶対にわからない」ので、フィードバックは必要不可欠。
    知能を褒めると「頭が良い」レッテルを失うことを恐れるようになり、努力を褒めると継続して挑戦するようになる。才能神話が至上の世の中では簡単ではないが、努力思考の褒め言葉を常に繰り返すこと。

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    2022年11月27日
  • きみはスゴイぜ! 一生使える「自信」をつくる本

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    ネタバレ

    努力をすることで誰でもスゴイ存在になることができる。最初からスゴイ人はいない。ということを色々な観点から説明して貰ったような感じ。読みやすい文章で子どもに読んでもらう本としてはとても良い内容だと感じた。

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    2022年03月21日
  • きみはスゴイぜ! 一生使える「自信」をつくる本

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    大人向けには、少しお勧めできないかもしれない。何かを学ぶために必要なことが書いてあるが、例が子供に向けてのものであるので、大人に向けての例ではないことが多い。そのため、身近に感じらず、読んでいて、ん?って感じることがよくあるかもしれない。しかし、言いたいことはわかる。すでに、失敗Welcomeマインドを持っている人は、学んだことばかりのことかもしれない。しかし、原点に回帰するって言う意味では読むことをお勧めする。さまざまな間違い、失敗が大きな成功を呼び寄せる。そんなことに、気付かせてくれる本だ。

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    2020年11月09日