マシュー・サイドのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
CIA
採用されるのは最高の人材だが、ほとんどが同じ特徴を、持つ人物だった
アリストテレス
全体は部分の総和に勝る
認知的多様性
成功戦略としての多様性
ギリシア文化
居心地の良さが知の追求にもたらす危険性を唱えている
人間の心はヒエラルキーに多大な影響を受ける
それが生死に関わる状況でも
尊敬型ヒエラルキー(人間の固有)
支配型ヒエラルキー
いずれもテクニック
意見と地位は区別して考える
代償調整
不安定な時代はヒエラルキーを取り戻そうとする=独裁者が支持される
第三者視点を取り込む手法として、前提を逆転させて考えてみる
女性の権利を狭めたことは、男性の創造性を劇的に下げ -
Posted by ブクログ
失敗の科学を読んで。
やっぱりこの著者の本は論旨明快で読みやすい!
雑誌のコラムニストだと知って納得。エッセイ調で読めてしまうが、中身は濃い。著者自身が元オリンピック選手というのも非常に説得力がある。
本書では「氏か育ちか」問題について、ほぼ100%「育ち」と言い切っている。議論が分かれる内容が多いが、立場を明確にして論じられているのでシンプルでわかりやすい。
論旨:天才はいない。何かに優れた人は、1人も漏れず一万時間以上の目的性訓練を積み、そこから得られる膨大な経験からパターン認識を向上させ、動作を潜在記憶にまで落とし込む。
メモ
・関連性がモチベーションを生む:同じ誕生日の人が出題する数 -
Posted by ブクログ
ネタバレ1章
医療事故と
航空機事故を比べている。
医療のほうは失敗に対するフィードバッグが少ない傾向にり、失敗の教訓から再発防止につながらない側面がある。
航空機事故は事故原因を究明し、対策が取られ、全パイロットがその情報にアクセスできるようになっている。またそれらを研修などで習得するシステムが出来上がっている
のちのフィードバッグがない状況では、成長が鈍化する。検査技師は目の前の判断が時間を経てどんな結果につながったのかを確認する手段が少ない。医師は事故があっても「まれにあること」として原因究明につながらないことがある。また、「検死」の実施が少ない。検視はっ状況把握や、死の原因を探ることができる