マシュー・サイドのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ多様性がある集団は複雑な問題の解決という点において、そうでない集団と比較し優秀であるという話。
多様性のある集団において大切なこと、または多様性を阻害することを1つ1つポイントを挙げて説明している。ヒエラルキー、エコーチェンバー現象がそれにあたる。
過去にあった事件、事故を経時的に説明しながら、合間にそれに関する解説や科学的なエビデンスを示しながら進むため、決して飽きることなくヒリヒリしながら内容がすんなり理解できる。
自分としては、知性のない?人間は同一化していくという点と、エコーチェンバー現象が刺さった。
自分は、人の話を聞くとすぐその意見と同化してしまうクセがある。自分というものがない -
Posted by ブクログ
多様性の時代と言われているし実感もしているが、その実「なぜ多様性が大事なのか」がピンと来てなかったこともあり本書を手に取った。端的に言うと多様性があることで集合知が強いということであり、数々の実例は知らない話も多く読み物としても大変面白かった。
エベレストの事故…失敗も支配的ヒエラルキーに一因があったという例は痛ましいと思ったし、自分の仕事でも支配的上司に従属的になってるなということを自覚できた。尊敬的ヒエラルキーが良いというのも実感として分かり、各人の個性はそのまま自然発生的な尊敬であれば組織として1番良い状態になるのだろう。
反対意見を自分の意見の正当化に繋げるエコーチェンバーに気をつけな -
Posted by ブクログ
スポーツマンのあくなき向上心に大いに刺激を受けました。彼らの姿を見ていると、一つのことを極めることの難しさや、それを他の分野にどう応用するかを考えさせられました。スポーツにおいて勝利が一つの大きな目的であるのに対し、仕事や生活では同じベクトルの異なる価値観や目標を同じ様に取り組む必要があることを感じています。
また、個人の力を高めることの重要性はもちろんのこと、同時に組織全体の力を引き上げることの必要性も痛感しました。個人の努力とチーム全体の貢献が互いに影響し合いながら、共に成長し、勝利に向けて進むことが求められます。そして、その勝利を単に相手に勝つことと捉えるのではなく、栄光に向かって進む -
Posted by ブクログ
ネタバレp71
マインドセットの話が書いてあった。才能は努力によって伸ばせると考えるというのが衝撃的だった。
p79, p81
神経の可塑性について書かれていた。脳は自分で作り変えることが出来る。特定の神経回路を鍛えることが出来る。さらに繰り返しやればやるほど、「神経のつながり(神経結合)」を増やせて、もっと強力な神経回路をつくり上げることが出来る。
p112
上達したいことの今までよりもちょっとだけキツい練習法を考える。
p140
次の言葉は、成功している人やチームが大切にしているものとしてよく挙げられる。
信念、練習、自分自身に挑戦すること、山ほど失敗すること、オープンな心、何度も何度も繰 -
Posted by ブクログ
「失敗の科学」「多様性の科学」の著者、マシュー・サイドの著作。
子ども向け(多分小中学生あたり)に向けた
自分がなりたいものになるためにどうしたらいいか、自信をもたせるために書いたライトな本。
、、なんだけど内容は割と最近のテクニックがふんだんに盛り込まれている。
・GRIT的な諦めない重要さ
・認知的な問題(「自分にはだめだ」と思うことによって可能性を閉じてしまう)
・脳の可塑性
・マージナルゲイン
それをライトなタッチでかいてあるので吸収しやすい。
何かを達成している人をみて「別の世界の話だ」と思って諦めてるような人にはとてもおすすめ。 -
Posted by ブクログ
実例をもとに失敗について学べるので、楽しく読めました。
《学んだこと》
・集中しすぎによって時間感覚がなくなることが失敗の要因になり得る
・失敗のフィードバックはすぐに行う
・失敗から学ぶには
システム作りとスタッフ教育が必要
・認知的不協和
・試行錯誤をしなければ成功できない
・〇〇しなかったらどうなっていたか
→反事実
・人は物事を単純化して考えがち
・小さな失敗を繰り返しながら、正しく検証していく必要がある
・成長型マインドセットでやり抜く力が高いほど、合理的に判断して諦めるのも早い
・失敗したことを前提に対応策を考えることも有効 -
Posted by ブクログ
息子へ
「失敗は成功のもと」をとことん科学的に証明・説明した本。具体例(医療VS航空)など、業界によって失敗から学べているかどうかの違いが、うまく説明されていた。
Key takeaways
- 航空機事故は、とことん事故を追求するしくみになっているからかなりの安全率。
- 医療業界は、逆。隠蔽構造のため、事故が減っていない。
- 犯人検挙など、自分の判断の正当化が問題解明を阻む。
- 大事故をおこした当事者は、よかれとやっている。集中しすぎて時間が流れるが早くなりすぎる。
つまりは、失敗から学ぶ仕組みを組織的にも個人的にも構築するのが肝。
「失敗は成功のもと」。要は失敗から学べるか -
Posted by ブクログ
私たちは日々仕事をする中で、数多くの選択をしている。
しかし、その選択がすべて成功することは、まずあり得ない。
もちろん成功することもあるのだが、失敗することの方が多いのではないだろうか。
当たり前であるが、誰だって失敗しようと思って、目の前の選択を決断している訳ではない。
全員が成功を目指して決断しているし、その方針に則って現場は行動する訳であるが、なぜかその歯車が狂う時がある。
現場で修正できる時はそれでよいが、大抵戦略上の誤りは無視され、ミスは表面化せずに隠蔽されてしまう。
もちろん、そうではない健全な組織も多いはずだ。
隠蔽される組織ばかりだったら、そんな社会は成り立たないはずだし、も