マシュー・サイドのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人は、同じような考え方の仲間に囲まれていると安心する。ものの見方が同じなら意見も合う。すると、自分は正しい、頭がいいと感じていられる。この居心地の良さが、知の追求には障壁になる。
特に、複雑な状況下では、たとえどれだけ互いに献身的なチームであろうと、多様な視点や意見が押しつぶされている限り、あるいは重要な情報が共有されない限り、適切な意思決定はなされない。いわゆるエコーチェンバー現象を正しく理解し、それを回避しないといけない。
複数の人間が集まって様々な問題を解決したり、創造的なアイデアを捻りだしたり、戦略を決めたり、なんらかの活路を見出そうとするとき、多様性が加われば、さらに強い力を発揮で -
Posted by ブクログ
失敗から学ぶ文化があるかどうかか非常に大事かとわかりました。
航空機業界では、事故が起これば原因を徹底的に調査し、情報を世界中で共有して起こらないように改善し航空機事故が大幅に減ったこと。
また医療ではミスを隠す文化があり、同じような医療事故が減らないとのこと。
大切なのは、失敗を分析して改善していくことだということが良くわかりました。
以前、杉本貴司様が書かれたユニクロという本を読みましたが、現在のユニクロになるまで、新たなことにチャレンジし失敗し改善工夫して新たに挑戦し成功していくところは、失敗の科学に当てはまること、新しい挑戦での失敗は、学びなることがよりいっそう理解できました。
自分も -
Posted by ブクログ
ネタバレ仕事に役立ちそうかなと本屋で手に取って買った。1912年時点で米国陸軍パイロットの14人に8人は事故で命を落としていた。2014年にはジェット旅客機の事故率は百万フライトに0.23回という水準まで改善されている。航空業界ではミスがオープンに共有され皆で対策検討とその実施が行われている。他方で医療業界では権威主義が残りプライドが失敗を認めない。
失敗を許容しない組織は失敗から学ばず隠蔽される。04年ハーバードビジネススクールが規律の厳しい組織とそうでないチームを比較調査した結果、厳しい組織では報告ミスは少ないが実際に発生していたミスは多かった。
ユニリーバは製造工程のノズル詰まりの改善を一流の外 -
Posted by ブクログ
特定の業界についての失敗事例を小説形式で具体的に紹介した後、失敗へのアプローチについて一般化して記載されるため、読みやすく理解しやすかった。
失敗=判断ミスが命に関わる業界として、医療業界と航空業界があるが、失敗に対する考え方が大きく異なる。医療業界はクローズドループ(失敗や欠陥に関わる情報が放置や曲解され、進歩に繋がらない状態)であるが、航空業界はオープンループ(失敗に関わる情報を後日解析し、同じ失敗を繰り返さない)である。
航空業界は失敗を真摯に受け止める文化や体制が整っている(フライトレコーダー、航空システムでのリアルタイム監視、失敗を報告しても咎められない組織文化)のに対し、医療業界 -
Posted by ブクログ
恥を捨てて失敗と向き合おうと感じました。
なんとなく失敗をするのは必要なことだよなぁ、くらいの認識で本書を読んでみました。
読んでみると、如何に人は失敗と向き合うのが苦手なのか、そしてなぜ失敗に向き合わないことで成長機会の損失に繋がるのかを理解できました。なお、科学的な検証が大切と本文でも述べられているくらいなので、ある程度関連研究によるエビデンスにも触れながら論理が展開されていました。
また、成長型マインドセット(人は努力で能力を習得できるというマインドセット)の人の方が失敗を受け入れやすいというのは、興味深かったです。個人的には運命論者なのでモノによっては才能がなくて成長できないこともある -
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ勉強になりました。
■ ポイント
- 失敗を許容し、失敗経験を前向きに捉えてデータとして分析して次に活かす文化がない環境だと、認知的不協和、外的非難などにより失敗が隠される→クローズドループにより失敗が認識されない状況となる、すなわち失敗の再発防止がなされない=失敗確率が減らない
- メソッド
- マージナルゲイン→分割した小さい成功の積み重ね
- リーンスタートアップ→アジャイル
- RCT(ランダム化比較試験)→反事実取得
- 事前検死→実施前失敗シミュレーション
■ アクション
- 失敗を認め、データとして分析、そこから学ぶ
- そういっ