最東対地のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ幼い姪が描く不気味な絵。それは、左手が欠損している人間だった。奇妙な発言をする姪に困惑していると、オカルト系の出版社で働いているかつての親友と再会する。彼女と2人、調査に乗り出すが様々な恐怖が彼女たちに襲いかかる。 *** 「# 拡散忌望」「夜葬」の同作者の作品。相変わらずグロテスクでバイオレンスな内容。読んでいて、「痛ててて!」となる。(実際にこの小説内で行われていることをされると痛いじゃすまないが)。 場所が知れない山奥にある廃村や、そこで行われていた風習など「夜葬」を思わせる内容がてんこ盛り。人形劇を行う謎の老人集団や、その老人集団が行っている奇行なども不気味だったが、私が読んだ二作に比
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Posted by ブクログ
最東対地『KAMINARI』光文社文庫。
今一つのホラーみたいな感じの作品。設定や背景がアバウトなせいか、一生懸命描いているのだろう恐怖の描写も伝わって来なない。Twitterで誰かが推していたので、読んでみたが、ものの1時間あれば読めるような内容の薄い作品。
主人公の兄一が勤めるスーパーに新しく入って来たアルバイトの野並双太は愛想が無く、人付き合いも悪い不気味な男だった。兄一と同僚の麻由美が双太の正体を探ろうと後を追けると、汚い身なりの胡麻塩頭の奇妙な年輩男を見掛ける。その男こそ、恐怖のカミナリで、兄一と双太をどこまでも追い掛け、邪魔する者は暴力の餌食となる。
死者や重傷者が出ている割 -
Posted by ブクログ
オカルトパワーで顔の穴という穴から脳みそとか眼球とかを煮たてたドロドロを吹き出す恐怖小説。呪い殺すほどの人の恨みを買ったらもう、小手先じゃどうにもなりませんね。謎解きはそこそこスリリングだったけど尻すぼみかな。
同じ作者の『えじきしょんを呼んではいけない』は怪人硫酸かけかけマンの荒唐無稽度が凄くて、全滅エンドの投げっぱなしさも飲み込めるマッチングだったけど、これはイジメ復讐学園ホラーってテーマが割と地に足ついてるからそこまでドライブされなかったかなあ
あと、地味に日本語の使い方が怪しかったり視点が分かりづらいところがあって、読んでいて引っかかりを感じる。 -
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ネタバレ何年ぶりかのホラーです。
裏表紙の内容紹介を見て興味を湧き、久々に読んで見ようと思いました^^:
こちらは重版されてて、夜葬って言うよりも『どんぶりさん』って言う方が通じやすいみたいです。
ある山間の寒村に伝わる風習で、死者からくりぬいた顔を地蔵にはめ込んで弔い、そのくりぬいた顔の穴に白米を盛り親族で食べ分けるという風習。 そこから『どんぶりさん』って呼ばれた。
その村のことを書いた『最強スポットナビ』を絶対に見てはいけない。
見たら最後そのものからは逃げられない。 ((;゚Д゚)ガクガクブルブル
現代的にスマホを使ったメッセージなんだけど、これは別にスマホでなくてもってところが本 -
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2018年、19冊目は、初読み作家、最東対地。第23回日本ホラー小説大賞・読者賞受賞作。
『最恐スポットナビ』という本を開いた者が、見えない恐怖【どんぶりさん】に追われるスタイル。コレが現代ツール、スマホのアプリにより迫ってくる。ターゲットは顔をくり抜かれるという猟奇的な殺され方をする。その原点は、栃木県山中の限界集落の風習に起因するモノである。
ホラー好きの興味を掻き立てる要素を、現代的にアップデートしたモノ、と勝手に期待していた。着想も悪くない。
《以下、軽くネタバレ要素アリ》
一方、突っ込みドコも多々あり。細かいトコは取っ払って、大きく二点挙げると、
①描写力が弱い。
心理的なモ -
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ネタバレ正直に言って、怖くはなかったなぁ。新人作家さんだからなのかもしれないけれど、話の流れをいくつにも分けないほうがよかったのに……。
もともとの夜葬の説明書きが冒頭にあるけれど、実際に起こる事件との細かな差異が気になってしまって、『どんぶりさん』のキャラがギャグマンガのようになってしまった。夜葬って本当はどんなことなのか? なんで、こんな中途半端に事件が始まってしまったのか、説明がないのは苦しいわ。(コンビニで本を押し付けられただけではねぇ。しかも読まなくても本を持っているだけで襲われるのがどうしてなのか、意味がよくわからなかった)もっと村のことや風習そのものに視点を置いて、丁寧に書けば面白かっ -
購入済み
想像力や文章の合う合わない
が一致しないとゾッとするには難しい。
怖いよりもどういう意味?ってなってしまうと考えるのに時間使って、この文章を読み解くのにこんな時間を…?その時間を使ったことにはゾッとしそうだけど…
良いところはタイトル通り指先、短いから隙間時間に読めるところ。
個人的に解説載ってた方が楽しめたのかな〜とは思った。