江本マシメサのレビュー一覧
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ネタバレ見習い仙女は百年間、人間界で人を幸せにしながら徳を積むと一人前になれる。桜桃香(さくらとうか)は陶器の『声』を聞く修行中の陶仙女。
縁あって七十二候ノ国にて満腹食堂を営んでいたが、隣家からの出火でお店は全焼。大家さんに借金返済を迫られていたところを、お店の常連で後宮の御用聞きでもある陽伊鞘(よういさや)に助けられる。
伊鞘は後宮の四妃が4人とも病に倒れ、医師を探していたという。健康を助ける料理の腕を見込まれ、後宮付きの薬膳医として妃たちの病を治すことになる桃香。
後宮に入るためには伊鞘と契約結婚する必要があって、仮初の妻として後宮のために働き出す桃香だが。
桃香が作る中華料理が美味しそう!
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購入済み
謎がありそうな
登場人物のキャラが強くて好きです。
脅され従順に従うような主人公ではなく、頭もきれて度胸もある。初登場こそ穏やかな良い人っぽいエリザベスの兄も一癖も二癖もあるし、婚約者もなにやらクソ真面目で考えてそう。
これからどうなるのか続きがきになります。 -
購入済み
面白い
試し読みして気になり購入しました。今までにないストーリー展開で、ハマってしまいました。とにかく絵が綺麗で、早く2人の距離がもっと近くなったらいいな。
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購入済み
面白かっのですが
普通の乙女ゲーム転生より斜めな感じで面白かっのですが、文字の変換間違いや脱字が結構あり気になりました。2020年5月に発行されたものが2021年4月に購入した時に変更されてない場合は何処に直してほしいと言えばいいんですかね。本の魅力が半減してしまいます
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購入済み
可もなく不可もなく
表紙絵買いです。この作家さんは初めてになりますが、読みやすい文章でした。ヒロインにも無理がなく好感が持てるタイプで、恋愛に鈍いところも私は好きなので楽しめました。ヒーローのタイプも、この界隈(?)ではお約束な感じで安心して読めます。
ただ文体のせいなのか、話自体は淡々と進んでいくため、感情移入などはあまりできず、さらっと終わってしまい、あまり印象に残りませんでした。倒すべき敵も出てきますが、そこに辿り着くまでのフラグの回収が雑に感じ、ヒロインやその使い魔が活躍するタイミングを待っていたらいつの間にか事件も解決してました…。もう少しヒロインやヒーローを使って盛り上げて欲しかった感じがします。
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Posted by ブクログ
ネタバレ王都散策中に公爵家嫡男のシルヴェスター(※イケメン)に妹と間違われ連れ去られたエリザベス。困窮する実家の援助をしてもらう代わりに、自分と姿がそっくりの駆け落ちしたその妹の身代わりをすることになり、婚約者に会ったり、言いがかりをつけられたり、王宮に働きに行くようになったり、婚約者に身代わりがバレたり、誘拐されたりする。エリザベスの性格はすごくきついのに、自分にも厳しいからかあまり嫌な感じはしなかった。身代わりを求めてきたシルヴェスターと、身代わりがバレた婚約者ユーインとの話がもうちょっと知りたいのになというタイミングで物語が終わったので、続きがあるなら読みたい。
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購入済み
ゲームの転生モノで主人公の転生先がモブキャラだったり、乙ゲーの悪役令嬢・ヒロイン・モブの3人が親友になる展開だったり、妖精たちがモフモフでそれを愛でたり、その他諸々、最近のネット小説やラノベの流行がぶっこまれているなぁという印象の作品です。私の好きなこの作家さんの作品と少し離れてしまっているように感じるので個人的には好みではありませんが、普通に面白い作品だと思いマス。
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ネタバレ森の奥で暮らす、魔石技士であり、魔石売りでもある少女エル。
剣の腕は良いけど、頼りない父が、一年前に「王都に出かける」と出かけたまま戻らず。
父の代わりに家事から魔石、魔法を教えてくれた歳をとった賢者も、とうとう逝ってしまう。
猫妖精と、父を探しに王都へ旅立ったエルは、お人好しで天才的、魔技巧士のダークエルフの美女と出会い、一緒に暮らし始めるが、黒斑病が王都に迫ってくるのだった。
世間知らずなエル、お人好しなダークエルフのイングリットがだんだんと仲間を増やして、美味しいものを食べて、ささやかだけど温かい日々を過ごす様子がほんわか。
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Posted by ブクログ
ネタバレ金髪碧眼の絶世の美貌、凄腕の狩人でもあるオリガは針葉樹(タイガ)の森で、雪に埋もれた黒髪の男を拾う。元パン屋のミハイルは、血筋がらみの追手から逃亡中。
互いの利益のために契約結婚をした二人は厳しい自然の中で穏やかに暮らし始めるが。
ストーブと一体化したかまどでパンを焼き、狩猟で得た肉で熱々のボルシチを作る。
江本さんお得意の男前な美女と、まめまめしい男子の雪国生活。
今回の舞台はロシアかな。
雪深く、狩猟で得た毛皮などを物々交換する質素な暮らし。でもとても温かくて贅沢な時間に感じる。
徐々に理解し合う二人と、明かされる秘密。
男前なオリガが可愛い瞬間とか、ミハイルの頑張りとか、読んでるこちら -
Posted by ブクログ
コンスタンタンは華やかな職業であるはずの騎士なのに、猛烈にモテない。外見は整っているのに、生真面目すぎる性格のせいか。
王太子近衛隊の腕利きの騎士であったが、父が体調を崩したため、父の後を継ぎ、王の菜園の畑の騎士として畑の見回りをする日々。
そんな彼が朝陽の中、ウサギを追いかける美女と出会う。
彼女はうさぎを素手で捕まえ笑顔で言った。
「このウサギ、ミートパイにしてやりますわ!」
毎日、張り合いのない畑の騎士の務めだったが、農法を指南しにやってきた田舎の子爵令嬢との出会いが、コンスタンタンと王の菜園を変えていく。
土に塗れて、日焼けも虫も気にしない、たくましいアン。
アンが作る野菜料理も美味