堀越英美のレビュー一覧
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お母さん要素は少なくて、アレ?となった。
学校関係者から見ると少しオーバーな表現が目立ったが、「お涙頂戴」な教材が現代にも残っているのは確か。
道徳教育、情操教育は歴史的にどういう目的があって始まったのか…たくさんの文献から遡っていて、圧巻だった。
桃太郎を絡め、「男の子はやんちゃで良い」という思想は戦争に出て行ってほしい、という軍国主義教育だったのか!そして「少年」からあぶれた女の子たちは、愛され「少女」として教育された…やっぱり戦争ってクソだな!
今の子育て世代女性の生きづらさ(働かないと生きていけないが、育児の第一責任者としての振る舞いも求められる)はここから来ているのかと。
「可愛いま -
Posted by ブクログ
「ケアの倫理」で最近のコンテンツを読み解く実に面白い本だ。時代は「ケア」に向かっている。90年代のあの、実に最低でくだらない「テレビの時代」を生きた身としては、やっとここまできたか、と頼もしく感じた。
「冷笑文化で才能を発揮できるのは、ケアをしない人々だ」(p60)
その通りだ。お笑いタレントのビッグネームが失墜したのは、スキャンダル以前に、時代の必然だったのかもしれない。
終盤の「エルピス」論が秀逸。
守るべき者がいる人間は、弱くなる。そして「凡庸な悪」にのみ込まれてしまう(p211)。だからこそ「ケア」のネットワークを築くべし、なのだ。納得。 -
Posted by ブクログ
アメリカにおける医療差別は最近知った。
今回は黒人女性の妊産婦死亡率の高さや、
疼痛に関して適切な処置が行われないこと、
コロナ禍での出産がいかに危険で大変なのか
など綴られていて心が苦しくなった。
ある、アメリカドラマで
黒人は白人よりも救急で心配蘇生の時間が短いと
言っていた。実際の研究結果を読んだわけではないのですが、医療差別を知れたきっかけです。
アメリカ独特の問題もあるとは思うが、
同じ女性として女性の痛みは無視されやすいのは感じる。生理痛が代表的だと思う。
人によって個人差があるのに、生理は病気じゃないから会社を休んだり、学校を休んだりするのは
なんとなく出来ないものだと私たち