乃木坂太郎のレビュー一覧

  • 医龍 11
    前半と後半ではまたガラリと雰囲気が変わるので、とてもスリリングに読めました。前半のオペの流れ、すごくよかったです。後半の新たな波乱の予感も、緊迫感あって楽しめました。濃い作品です。
  • ビッグコミックスペリオール 2023年19号(2023年9月8日発売)
  • 医龍 7
    緊迫したオペのシーンはすごく面白いし、ドキドキします。この巻では前半の朝田君、荒瀬君がかっこよかった。
    医療系ドラマは、なんかおおげさで嘘っぽい先入観があって抵抗がありましたが、これ読んでいろいろ勉強になっています。
    人物描写もこまやかで、とにかく読み始めると止まりません。
  • 医龍 10
    とにかくすごい巻でした。前半もよかったのですが、特に後半の木原助手の表情の一つ一つがただ一言、圧巻。強烈で衝撃的。ラスト近くでは鳥肌がたちました。
    最終巻まで読むしかないと決めた巻です。

    登場人物全員の個性をとらえた描き方が上手。脇役ながら、中田先生、良いです。
  • 医龍 6
    テンポよく場面が切り替わり、ミキと加藤助教授の場面はしみじみと、麻酔医荒瀬の登場は、これから何が起こるんだろうと、作品への興味がどんどん深まっていきました。

    麻酔医は難しいと聞いた事がありますが、この巻を読んで納得。勉強にもなるマンガで、ホント面白いです。

    伊集院君にしても荒瀬にしても、誰にして...続きを読む
  • 医龍 5
    なかなか盛り上がりのある巻で、伊集院君の活躍や医師法違反の事など、正直素人の私が判断するには厳しい場面あり。
    自分だったらどうするか。どの立場でどう対応したらよいのか、悩みました。
    結局看護師長さんがミキに「個人の意見ではあるけれど、少しスッとした」と言った時には、ほっとしてしまいました。
  • 医龍 2
    大学病院は患者のための場所ではないという言葉がありましたが、医療だけでなく、大きすぎる組織は、それぞれが末端まで所属しておらず、どこかしら他人事、どこかしら保守の傾向があります。

    専門分野の集団でも、個人は十人十色。そして派閥。まさに生き残りゲームのような気がします。

    ペースメーカーの話、参考に...続きを読む
  • 医龍 1
    まだ一巻目なので、登場人物達の行動や感性を追うのでいっぱいいっぱいですが、すごく面白い作品。引き込まれてぐいぐい進みました。がつんと来る作品です。

    医療現場の話題もとても興味深く読めます。
  • 医龍 10

    教授会と並行してのバチスタ手術

    教授会の駆け引きも相変わらずで、密告するあたりが木原医師っぽいです。作劇上、フツーの医師にしているからなのでしょうが。
    選挙制度改革案、一定のところで妥結はしそうで、これの成否が同時並行で進んでいる3例目のバチスタ手術とリンクしている辺りはかなり巧みでした。読んでいる側としては緊迫する手術の場面の方...続きを読む
  • 医龍 4

    外科医最難関の心臓外科

    心臓外科が一番難しいと聞く理由が垣間見える巻でした。
    心臓外科医としての加藤助教授(この頃はまだ准教授という肩書きではなかったのでしょう)もかなりの腕前っぽかったですが、朝田医師、やはり須磨先生っぽいというか、BJを彷彿とさせる技量の持ち主のようです。
    冠動脈バイパス手術なら、天野篤医師が心臓を動か...続きを読む
  • 医龍 2

    組織の問題など

    循環器内科医の藤吉医師も持病持ちで、心臓の壁に穴の開いている娘さんには手術を受けさせたくない事情もありつつも本人が倒れたりで、ちょっと災難で……AEDの代わりに自動車のバッテリーを使うというのは初めてみました。
    研修医君、どこまで成長しますかね。今のところ保身ばかりの小心者ですので。
    新規ペースメー...続きを読む
  • 医龍 7

    バチスタ手術2例目とか

    銃で撃たれて心停止になったバーの香さん、幸い朝田医師やER部長等々の尽力もあり、一命を取り留めたようでした。(加害者等の話までは出てきませんでしたが)
    野口外科部長、加藤さんを相手に、改革の話も持ち出し、彼女もかなり動揺はしますが、2例目のバチスタ手術は成功裡に終わりましたので、彼女の気づき、も作品...続きを読む
  • 医龍 4

    伊集院の成長と責任の重さ

    伊集院が朝田のおかげで、研修医ながらバチスタチームの一員にふさわしいと思われる程成長していて良かった。

    まだ研修医なのに責任ある立場に立たされ、精神的にキツいだろうけど、彼は勉強熱心。オペする患者の状態を術前によく頭に叩き込んでる。

    あと加藤の黒歴史。患者の犠牲を受け入れないとダメだったって、彼...続きを読む
  • 医龍 3

    伊集院の葛藤

    この漫画のもう一人の主人公の伊集院。

    彼は凄く冷静に医局や大学病院というものを見ている。

    だから現状や自分の未来に絶望するとともに、そうなりたくないって思ってる。

    朝田に関わらないようにしてるけど、内面は朝田と似ているのでは?
  • 第3のギデオン 2

    ギデオンとジョルジュ

    ギデオンとジョルジュ、二人の立場が逆だったとは。
    幼き日々の楽しさが一変、残酷な真実を突きつける。

    ジョルジュ、仲間をつくることに長けていて、人たらしだな。

    ギデオンの元奥さん、色んな意味でカッコいい。
  • 第3のギデオン 3

    マリー、カッコいい!

    マリー、ジョルジュの正体に気づいて、カッコいい!

    ジョルジュは「頭の悪そうな女」って思ったけど、全く逆だった。やられたね。

    マリー、国王を愛してる様だけど、色々行き違いでつらそう。
  • 医龍 5

    冷静なミキと加藤の策

    みんな(特に伊集院)が動揺してるなか、淡々と朝田の指示に従うミキがカッコ良かった。

    そして加藤の考えた、みんなが処分されるのを回避する言い訳もいい。教授を上手く丸め込めたね。
  • 医龍 2

    伊集院、早く!

    伊集院、早くエンジンかけろ! って思わず思っちゃった。
    どうせ何もしなかったら、藤吉先生は助からないのに。

    ペースメーカーの不具合隠蔽の様な事、現実にあるんだろうな。
  • 医龍 6

    麻酔科医、荒瀬

    新たな登場人物、ERの高額麻酔科医の荒瀬、魅力的だな~。

    やる気が全く無さそうなのに腕は一流。でも過去の暗い経験のせいで、まだその懺悔の念から抜け出せないでいる。
  • 幽麗塔 1

    様々な要素と妖艶な絵

    乃木坂先生の漫画の中で一番好きな作品です。

    ミステリーあり冒険あり。そして生きづらさや壮大な愛も。

    後半に次々と「そうだったのか!」「そう繋がってたのか!」という場面が出てきます。

    テツオが妖艶で素敵だし、丸部も変態だけど憎めないヤツです。