大高忍のレビュー一覧
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王の器
自分と民全てのために力を尽くす男、これを王と言わず何というのか。アラジンが出会い導き、共に歩んだ男は紛れもなく民衆のための王になっていますよ。悲しいのは、民衆がその王を望んでいないこと、誰も王についていかないこと。それをわかっていて尚戦うアリババは本当に格好いい男です。
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ぶつかり合いながら
ぶつかり合いながら生きていく。白龍の成長が感じられる一言でした。そして始まるシンドバッド七番勝負。
にしても、これまでレームや煌が国として成長するところを見てきただけに、それを一瞬で書き換えてしまうシンドバッドの怖さよ。。。
大心中の阻止。自分の為に聖宮へ行ったシンドバッド。そして自分の為に戦うことを決めたアリババ。土俵は近づきつつある。 -
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商会バトル
元々戦闘面以外での活躍に秀でていたアリババでしたが、商会で競わせたらシンドバッドに勝るとも劣らない傑物でしょう。実際煌帝国を救ったのは紛れもなくアリババの功績と言っていいでしょうから。
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アリババ
アリババ・サルージャの一つの区切り。バルバッドの共和制市民国家化をもって彼は真にバルバッドの皇子ではなくなった。ずっと国のために身を削ることを望んでいた彼がようやくその役目はもうないとし、一つの区切りとしました。長きにわたり奴隷産出国にされそうになったり、国を人質に取られたりと国に縛られていた彼ですがようやくその任から解放されました。これからは一人の王の器として何を為すのか。期待したいところです。
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不安定
大義を掲げてこそいるが恐らく自分のすべきことも自分のしていることの正しさも見失っている今の不安定な白龍。力はなく結局全てはシンドバッドの掌の上だった。紅炎のことを強者と認めているがゆえにアルサーメンを放置している紅炎に気持ちをぶつけるしかなかった。ジュダルは以前白龍を、他人を恨み続けて生きていく王、のように評したが実際は違う。恨み続けることが自分にとって正解なのかどうかすら今の白龍は判断ができなくなってしまっている。白龍の強さは自分がどこへ向かうべきか、何をすべきか、これからの選択次第である。
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対極
どこまでも平行線、どこまでも対極の王の器。白龍にとって最も理想の正しい道を歩んでいるのは紅炎でもシンドバッドでもなくアリババなのではないか、と。でもその姿は今の白龍にとっては眩しすぎて目障り。もう殺すしかない。どこまでも初めて会った時と変わらずにいられるアリババと話したことで苛立ちは一層加速したことでしょう。そこに姉や想い人の話を持ち出されたとあればもう堕天した彼が取る道は排除ただ一択。変わらない彼の姿が眩しくて、否定したくて、その度に自分の現在位置を思い知らされてしまう。どこか堕転してしまったカシムを思い出しますね。
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アルバ
アルマトランはかくして滅び、舞台は今の世界へ。トランの民、迷宮内の都市、金属器、王の選定、マギのルーツ、アラジンのルーツと多くの謎が解明された巻でした。しかしやはり印象に強く残ったのはアルバの乱心でしょう。ソロモンの考えを真っ向から否定し、イスナーンたち魔道士を扇動、シバを殺し、アルマトランを滅ぼしました。彼女の言う父という存在こそ行動原理になっているようですが、やはり見ていて恐怖を感じます。無念の死を遂げたシバの心中たるや。
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面影
アラジンの両親、ソロモンとシバ。二人の面影がちょこちょこアラジンにあるんだな、と。vsダビデとの戦い、あまりにもあっけなく終わったかと思いきや後方基地に襲撃が。嵌められたソロモンたち。非戦闘員ばかりの基地での戦いはどうなってしまうのか。
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アルマトラン編
長いこと伏せられてきたアルマトランの秘密がついにご開帳。なんだか見たことのあるような輩がちらほらと。さてさて、今の世界にどう関わってくるのか。