中原圭介のレビュー一覧

  • AI×人口減少 これから日本で何が起こるのか

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    経営アドバイザー兼経済アナリストである著者が少子高齢化による人口減少における日本社会の今後とAIが台頭してくる未来において私たちの仕事の変化について書いた一冊。

    日本社会が今後抱える問題について本書で学ぶことができました。
    現在の社会保障制度を維持しようとすると現在より数倍もの消費増税が不可避であることや経済成長率が伸びない理由をデータなどから学ぶことができました。
    そして政府が少子化に対して無策だったことが現在に繋がっていることも知ることができました。
    また、AIによって医師や弁護士など高等な知識が必要な仕事や工場や小売業など多岐にわたる分野でAIの比重が増し、人口減少と失業率の上昇により

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    2019年10月19日
  • 日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業

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    金融緩和、債務問題、労働数と上場企業株価は比例しない、といった現在の世界経済を整理するのには良かった。
    結局、技術革命により労働集約型ビジネスに株式市場は興味がなく、少数の人数で利益をつくる企業に魅力を感じる。Nが利くビジネス。
    結果、特定の人が儲かるシステムなのだと改めて感じる。
    一方で、人口増加=経済発展という常識はまだ健在していると感じるが、これも結局は、特定のステークホルダーにお金が集まる。自分で稼ぐ以外の方法も、結局はそういった企業に投資して利益を分けてもらったほうが、資本主義の時代には理にかなっている。。。

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    2019年08月28日
  • 石油とマネーの新・世界覇権図

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    石油が経済と政治にどのような影響を与えているか、わかりやすく解説している本です。

    オバマ政権時代に書かれたもので、トランプ政権に代わってから中東政策がだいぶ変わりましたが、そんな今読んでも十分に役立ちます。

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    2019年07月13日
  • 2025年の世界予測

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    かなり楽観的な予測の話。エネルギー問題は原発がなくてもシェールガス、天然ガス、水素エネルギーで解決されるらしい。エネルギーの観点からみるとそうかもしれないが、他に見逃している問題が多い気がする。世界の国々が現状のままでいけばの話なので、今後、戦争はないにしても、独立運動やら内戦やらで大きく変わるところもあるだろう。

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    2019年06月27日
  • 2025年の世界予測

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    期待していたよりも、非常に楽観的な将来予想が展開されていた。

    本書では、エネルギー価格が下がることを前提にされているが、
    目の前で起きているニュースを見る限りでは、あまり信用できないように感じたが、、、
    実際に10年後、この予測がどのくらい当たっているか?も楽しみ。


    以下は、たいへん参考になった。

    「よいデフレ」  :「所得の下落」よりも「物価の下落」がはやい=生活が豊かになる
    「わるいデフレ」 :「所得の下落」よりも「物価の下落」がおそい=生活が苦しくなる

    「よいインフレ」 :「所得の上昇率」よりも「物価の上昇率」がひくい=生活が豊かになる
    「わるいインフレ」:「所得の上昇率」より

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    2019年05月06日
  • 日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業

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    どこかで勧められてたから読んでみたけど、目新しいこと書いて無いですね。
    コマツの事例は地方再生の好例ですが、こういうことできる企業がいくつあんのかとか、できて20としても救われる自治体は20ってことでしょ。切り札にならないよなぁと。

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    2019年02月11日
  • 日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業

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    中国の電気自動車メーカーは、今後再編が進み、比亜汽車(BYD)をはじめとする数社の大手企業が誕生し、先進国のメーカーと互角以上の競争をするようになるかもしれない。

    日本で2013~15年の実質賃金が大きく下落し、2014~16年の個人消費を減少させた理由は、円安が進行して輸入品の価格が上昇したため。

    本社機能を地方に分散したコマツでは、結婚率が東京本社で50%、石川で80%、結婚した女性の子どもの数は東京で0.9人、石川では1.9人となり、掛け合わせた子どもの数は3.4倍の開きが出ている。

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    2019年01月22日
  • 日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業

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    日本の近未来について、人口動態、労働分配率、物価あたりを題材に論じている。

    ・少子化の影響から現役世代の負担が増加し、実質賃金低下の原因となっている。
    ・近代化以降労働分配率は低下の一途。RPA、AIにより更に下がる見通し。結果失業増加を予想。
    ・円安による物価上昇は、実質賃金マイナスよういんとなった。


    出生率2が必要な事はよく分かった。行政の動きがなくてはまず不可能でしょう。

    私は生産性上昇は今後も止められないと予想しています。手の空いた人は人間にしか出来ない「意味、意義」を生み出す仕事をすべきと考えます。このため一人一人が自身の生きる意義をよく考えることが大事だと思いました。

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    2018年11月20日
  • AI×人口減少 これから日本で何が起こるのか

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    【能力を問われる世界】
    AIやロボットが普及すると厳しい世界が待っています。

    世の中、AIと同等もしくはそれより低い能力しかない人もいます。全人類がAI以上の能力を持ち合わせているわけではないのです。
    AIはすでにMARCHぐらいの大学に入学できる能力があります。しかし、MARCHレベルの大学に入れる人は意外と少ないです。

    つまり、少数の人間以外はAIでまかなえるということです(学力だけの判断ですが。。。)。ただ、コストの問題があるので、人件費とAI費の比較になります。今はAIがコスト的に高いかもしれませんが、AIコストが下がると人件費も下がらざるを得ない状態になり、労働者は給料が下がりま

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    2018年11月11日
  • 日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業

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    少子高齢化などにより日本の近未来が大変なことになることを、データや統計を駆使して説明する本。技術革新によって雇用に悪影響が出ることも指摘している。まあ、そういうことなのだろう。

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    2018年11月01日
  • 日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業

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    未来を考えると憂鬱に為るが、正視しなければ。いつはじけてもおかしくない借金バブル、30年前からわかっていた少子化、イノベーションと生産性の向上が失業者を増やし、トヨタは東芝化するかも。長期的に、増税、円高は間違いない。地方創生でコマツを見習え!という内容。概ね同意だが、トヨタのところだけは おいおいと言いたくなる記述あり。HVやっているとEVもできます。電池の開発競争はよーいどんの状態で、負けているわけではないよ。それよりも恐ろしいのはシェアリング。自動車買う人減ると、鉄冷えならぬ自動車冷えになってしまう。次に儲ける方法をトヨタは考え出せるのだろうか?いまだにカメラ付携帯持って入れない技術部で

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    2018年08月10日
  • 日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業

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    絶望的な未来を前に自分が何をできるか考えてみたものの、無力な自分にできることなどほとんんどない。こどもをあと何人か産むくらいかもしれない。それとて非常にハードルが高い。
    なぜ子どもを産みたいと思わないのだろうか?
    子どもを三人産んだとしても、社会的地位がすごく上がるわけではない。子どもを三人以上産み育てることは、現代においては想像を絶するすごさであり、他のどんな地位の女性よりも賞賛されることだと個人的には感じるが、実際のところ「へぇ、子育て頑張たんですね、老後も安心ですね」、と個人的な出来事として処理されるまでだ。
    賞賛されたり地位が向上したり、社会的に認められるために三人も子どもを産むわけで

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    2018年07月01日
  • 日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業

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    著者の主張には同意できる部分が多いものの、経済誌などでの記事で充分という内容が多い。また、一般ウケを狙いすぎたためか、インフレ・デフレ、円高・円安の功罪について単純化し過ぎている嫌いがある。

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    2018年06月03日
  • 中原圭介の経済はこう動く〔2016年版〕

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    結果検証用に読んだ。
    日経平均が下がる予測は当たった。
    おおよそ書いてあることに間違いはないように思えた。
    アメリカの金利上げは世界中の経済へ悪影響を与えることがよく分かった。

    内容的に一冊の本としては読者へリターンが少ないと感じた。

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    2016年08月31日
  • シェール革命後の世界勢力図

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    株価・為替相場の変動で利益を売るのは投資ファンド、超リッチ層だけだ。年寄りの小金を守るのではなく、若者が夢を持って働ける日本にする投資こそ本分だろう!

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    2016年06月13日
  • 2025年の世界予測

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    2016/05/03
    メモ
    ・エネルギー価格の下落
    ・経済成長の停滞
    ・次世代エネルギーとしての水素
    ・少子高齢化社会
    など

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    2016年05月03日
  • これから日本で起こること―雇用、賃金、消費はどうなるのか

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    輸出企業は円高のリスクを軽減するために、工場の海外移転によってドル建て取引の割合を減らし続けたため、50%を下回っている。輸出に占めるドル建ての割合は70%を超えたままのため、円安による貿易赤字は膨らみやすくなっている。

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    2018年10月31日
  • 石油とマネーの新・世界覇権図

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    昨年(2015)の夏頃に中原氏によって書かれた本で、石油エネルギーの解説を中心に、世界経済について解説されています。結論としては、米国の復活の好影響を日本も享受できることになると書かれていますが、果たしてその通りになるのでしょうか。

    シェールガス・オイルを取り巻く状況は目まぐるしく変わっています。この本ではその部分についても紹介されていて興味深かったです。今後の展開が楽しみですね。

    以下は気になったポイントです。

    ・石油メジャーは、2013年4月時点で、シェールオイルよりもシェールガスの開発に重きを置いていた。先行してシェールガスの開発を行っていた独立系採掘企業の多くが、メジャーとの競争

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    2016年02月07日
  • シェール革命後の世界勢力図

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    アメリカ発のシェール革命が、日本をはじめとする世界各地の経済にどのような影響を与えるか考察した本。筆者はシェール革命によって、アメリカ経済が一早く立ち直り復活し、世界経済を牽引するであろうと主張しており、現在のところ、筆者の主張通りにメリカの一強状態で推移している。シェール革命によって、アメリカが超資源大国となり、安価なエネルギーコストを求めて世界の企業がアメリカに生産拠点を移している。(日本では、クラレが合成繊維のプラント、信越化学がエチレンプラントを建設するなど複数ケースあり)アメリカの安価なエネルギーコストが世界各国のエネルギーコスト(石油・LNG価格)を押し下げている。各国への影響は以

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    2016年01月24日
  • 未来予測の超プロが教える本質を見極める勉強法

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    思考力が重要であるとして、幅広い分野を学ぶこと、歴史学、古典、新聞、読書などをあげている。

    ヨーロッパでは、宗教改革によって神の前では人間は平等であるという聖書の解釈が広まり、身分差別や権力者による不当な扱いを許さないために、基本的人権や民主主義の考え方が生まれた。

    聖徳太子が定めた憲法十七条では、仏教や天皇に関する条文より前に、和を大切にすることが書かれている。

    20〜30年後にも日本国内に残っているビジネスは、自動車、インフラ、農業、医療、環境、教育。

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    2018年10月31日