森薫のレビュー一覧
-
匿名
ネタバレ 購入済み北の侵攻に備えて、街と草原の人々がついに手を取り合う!
そしてついにアゼルの嫁取り!!
銀世界を駆け抜ける馬馬馬と男女たちの、取るか取られるかの熱い戦い――。
……を馬で駆けながら観戦するアミル(とカルルク)。
激戦の末にアゼルは勝利と嫁を勝ち取った!
さらにはなんとバイマトとジョルクにも嫁が来た!!
祝いと同盟の知らせは各地に知らされ、久々に活気付く草原の人々。
やってきた嫁たちは三者三様。
長男気質のアゼルには長女気質(女傑)のビケが、
穏やかなバイマトには優しく控えめなアイグルが、
男子校育ちっぽいジョルクにはギャルっぽいリャザットが。
各嫁たちの性格の違い -
ネタバレ 購入済み
ほのぼの
乙嫁が好きなのでこちらも読んでみました。
初期の作品らしく絵は拙さがありますが、これはこれでシンプルな良さがあります。乙嫁の絵の細やかさはとても美しく大好きですが作者様が腱鞘炎でも起こさないかと心配になる精密さだから。そして、心温まるエピソードと時代背景がきちんと設定されている点は昔からなんだなと感心しました。
大きな事件のないほのぼのしたお話ですが、必須のエピソードをさらりと描き、読み手の想像を膨らませるところが凄く良いです。「13歳で料理も家事もこなす少女は両親がいないらしくメイド経験はあるようだ。おとなしく素直だが、どんな過去が?」「美人で家柄も良いのに28歳でカフェを経営。何があった -
ネタバレ 購入済み
嫁と妻とロシアの侵略
なんだか話題がてんこ盛りで何から書いたら良いのか…
表現によって違うのだなぁと思ったのが
嫁、妻、娘、母。
妻って表現された時は対等な存在。
でもアゼルはこの気の強い人とどう付き合うんだろう?と思ったところで、婚姻後に女性が頭を下げるシーン。こうしないと成り立たないだろうなと思わされた。
どちらが強いといえば、やはり女なのかなぁ?
だから男性は立ててやらないと立たないのかな、と。
一方で身体的に弱者が追い詰められて精神的にも弱者の立場に置かれた時、本当に無法地帯となるようだ。よくよく男児は最初から躾けないとならないのかなー。
あの彼女は本当にバイマトのような仏様