森薫のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
一夫多妻という言葉だけで、その文化がすごく批判されたりすることがありますが、一夫多妻制にはこの作品で描かれているように、寡婦救済の意味があったとも言われます。
もちろん、その制度を悪用して女性を搾取することは許されませんが、この作品の旦那様は、客人をもてなし、妻を愛し、困っている人を助ける大変徳の高い方のようですね。良かった、良かった。
異文化に対して、抗弁や批判ではなく、シンプルで心温まるストーリーと美しい絵で迫る森薫さん、本当に素晴らしいと思います。 -
Posted by ブクログ
この物語の中には愛情/生活/文化/人生の全てが詰まっていて、新しいページをめくるほどに胸の内がじんわりと温まるような気持ちになれるんです。
中央アジアの過酷な生活環境ではあるけれど、大自然のたおやかな流れに逆らわずに自分達もその一部分として寄り添って助けあって生きていく姿に感動を覚えます。
家族も夫婦も相手を愛おしむ姿を見ていると何か心洗われる気持ちにさせられますね。
それでも19世紀はたくさんの戦争が起こって国が滅んだり生まれたりした時代でもありますのでこれからこの物語にも不幸な風が吹き荒れてしまうんではないかという気配が描かれているのは穏やかでは要られませんね(笑)
もうすでに11巻は出版 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回は不器用なパリヤさんの可愛さ全開のいい回でした。
「当たり障りない世間話」「他人と会話する」「自分の思いを伝える」どんな文化圏にでもこういったコミュニケーションが不得手な人っているもんですよね。私もその一人…(笑)不器用でも下手糞でも上手く言えなくても自分の中では相手を一生懸命考えて自分の思いを伝えたいと願っている。でも上手く出来ないで悶々と…そんな切なさや不甲斐なさ情けなさ、それに上手く喋れた歓喜の感情も入り混じった心の機微を見事に描いてあって読んでいて微笑ましく、応援したくなり、ほっこりとうれしくなりました。
カルルクとアミル夫婦のエピソードも年齢差夫婦だけに夫のカルルクの努力する姿が -
Posted by ブクログ
ネタバレおすすめのところに紹介されていたので、何気なく読んでドハマりした作品。
「なにこれ!この作品スゴ過ぎる!」そんな衝撃な印象だった今までにない作品。もはや芸術。
服などの装飾類の細工が一つ一つ丁寧に描かれていて、刺繍一つにしても思わず溜息が零れてしまうくらい綺麗。
動物も細かいところまで描かれていて、動きなども躍動感が溢れ、作者の中央アジア熱と動物愛がひしひしと伝わってきます。
絵もさることながら、ストーリーも思わず引き込まれてしまうくらい魅力的。スッとその世界に入っていけました。
目的を達成したり、激動なことが起こったりするような内容ではないのだけど、セリフがなかったりすることで中央アジア独特 -
ネタバレ
森薫ファンのみなさまに
森薫っぽさとはなんぞや…
見誤りのない、真の名伯楽のみに許されたこの境地
しかとご覧にあそばされますよう…
ヒャッホーーーゥ!バニーさんさいこおぉぉぉお~!