天野明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ロンにとっての禁断推理に始まり、トトにとっての禁断推理に終わる。少し駆け足だった気がしないでもないが、ロンとトトの物語を綺麗にまとめ上げる見事な完結巻だった。
思いがけない助っ人の暗躍もあって、ようやくアリス・モリアーティを出し抜くことに成功。最後の最後まで容赦のない無慈悲な展開にハラハラさせられたけど、トトが無事に帰ってきてくれて本当に好かった。
探偵として完成した今……必ずしも相棒が必要という訳でもないのだが、やっぱりトトがいてこそのロンだし、ロンがいてこそのトトなのだと強く思ったね。ロンだけの探偵業は、キャラ的にも物語的にもどこか味気ない。いつの日か、あの”シャーロック・ホームズ&ジョン・H・ワトソン”に並ぶベストコンビになっていることを願って、本作を見納めるとしようかな。
天野先生、素敵な作品をどうもありがとうございました。